持ち帰り弁当の「Hotto Motto (ほっともっと)」事業を展開する、株式会社プレナス様(本社:東京都中央区)のキッチンカーを製作させていただきました。
製作させていただいた種類は「キッチンボックス1500」です。
株式会社プレナス様では、キッチンカーでお弁当を提供した経験を活かし、令和6年能登半島地震で被災された方々に対して、作り立てのあたたかいお弁当を提供されるなど、キッチンカーを使用した被災地での支援活動に取り組まれています。
製作したキッチンカー・移動販売車
「令和6年能登半島地震」被災地での活動の様子
プレナスは2月5日、「令和6年能登半島地震」で被災した人々へのお見舞いと被災地の復興支援に役立てるため、日本赤十字社を通じて、石川県、富山県、新潟県、福井県へ1,000万円の義援金を寄付したと発表した。
義援金の寄付に先行し、全国から営業担当や本社スタッフを派遣し、キッチンカーの稼働などにより、作り立ての「あたたかいお弁当」等約2万食を金沢市、七尾市、輪島市の避難所へ提供したとしている(1月31日時点)。
プレナスは2024年1月末現在、石川県内に、持ち帰り弁当の「Hotto Motto (ほっともっと)」と定食レストランの「やよい軒」を、石川県内に13店舗展開している。
フードトラックカンパニーからのインタビュー
キッチンカーを始められたきっかけを教えてください
「ほっともっと」は、食を通じてスポーツをするすべての方を応援しています。なかでも地域スポーツの活性化に取り組んでおり、2022年4月からプロバスケットボールチーム「秋田ノーザンハピネッツ」を応援しています。
「秋田ノーザンハピネッツ」のホームゲームでブースを出店、「ほっともっと」のお弁当を販売した際に、試合会場のすぐ近くでキッチンカーを使って調理したことがきっかけです。温かいお弁当が提供できたことで「ほっともっと」ブースは大盛況でした!
キッチンカーのこだわりのポイントは何でしょうか?
お客様に作り立ての温かいお弁当が提供できるよう、できる限り「ほっともっと」の店舗に近い形で設計しています。 フライヤーやガス台などの調理機器に加え、車内レイアウトにもこだわりました。
通常、フライヤーやガス台などの調理機器は、油によって窓が汚れるのを嫌って背部へ設置しがちなのですが、お客様が安心できるよう、調理機器を窓側に設置し、正面を向いて調理できるレイアウトにしています。これにより、お客様がいらっしゃるのがわかり、コミュニケーションを取りやすくなります。
また、調理担当者が「ほっともっと」の店舗と同じ目線や所作で調理できるように、機器の高さを店舗と同じ高さに調節しています。小さな部分ですが、できるだけ店舗に近い形で設計しています。
キッチンカーで叶えたい夢や目標はありますか?
これからも多くの方々に作り立ての温かいお弁当を提供していきたいです。 キッチンカーでお弁当を提供した経験を活かし、令和6年能登半島地震では被災された方々に揚げたてのから揚げや温かいカレーなどの作り立ての温かいお弁当を提供することが可能になりました。
当社はこれからも食の事業を通じて、地域社会に寄り添い、地域の食とコミュニティを支えていきたいと思います。
フードトラックカンパニーからのメッセージ
株式会社プレナス様の食の事業を通じた地域社会に寄り添い、地域の食とコミュニティを支える活動を応援しております。また、今回製作させていただいたキッチンカーが、こうした活動一端を担えることを願っております。