東京都小笠原村の「前田さんちのキッチンカー」様のキッチンカーを製作させていただきました。
製作させていただいた種類は「キッチンボックス350」です。
製作したキッチンカー・移動販売車
前田さんちのキッチンカー様のメニュー
◆メニュー(日替わりのため一例)
- 唐揚げ
- 刺身
- 卵サンド
- ベーグル(前田さんちの島れもんジャム入りクリームチーズ、生ハムとクリームチーズ)
- オムライス
- 島レモンゼリー
- ジュース(梅、レモン、パッションフルーツ)
出店されている様子の写真
フードトラックカンパニーからのインタビュー
キッチンカーを始められたきっかけを教えてください
小笠原母島で「前田商店」という小売店を営んでおり、ありがたいことに50周年を迎えることができました。
その節目ということと、日々目まぐるしく変化する小売業界を生き残るために何ができるかと模索した結果、キッチンカーにたどり着きました。
メニューはどのような理由や経緯で選ばれましたか?
前田商店では刺身、フライなど手作りにこだわったお総菜やお弁当を販売しているので、そのノウハウを活かしつつ、島民の方にも観光客の方にも喜んでいただけるようなメニューを提供しています。
なかでも、自家栽培している島の特産レモンを使用したレモンシロップのかき氷やドリンク、ジャムは人気です。
キッチンカーのこだわりのポイントは何でしょうか?
車体は島の景観を損なわない白色にして、ラッピングは知り合いにお願いしました。
島の固有種と戦前から開業している母島唯一の「前田商店」の屋号をモチーフにしたデザインで、満足しています。
どのような場所に出店されていますか?また、出店場所はどのような方法で確保されていますか?
色々検討したのですが、現在は前田商店の敷地内で営業しています。
お祭りなどにも出店していますが、そのときは唐あげやクレープといった屋台メニューを提供しています。
キッチンカーで叶えたい夢や目標はありますか?
現在人手不足で午前中の営業ができないので、午前中も営業したい!というのが切実な希望といいますか、願望といいますか(笑)。
今後もお客様に喜んでいただけるように、精進していきたいです。
これからキッチンカーを始める人への応援メッセージをお願いします
日本の有人離島で一番遠いのが、母島です。
辺鄙なところではありますが、そういった場所でもできるのがキッチンカーなんだと思います。
その魅力を感じ、楽しんで営業するのが一番だと思います。
また、キッチンカーは気候の影響を受けやすい仕事なので、営業しない条件を明確にすることをおすすめします。
フードトラックカンパニーからのメッセージ
お忙しいなか、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
東京から南に1050キロ、日本から一番離れている島、それが母島です。
「どんなな場所でもできるのがキッチンカーなんですよね」と、オーナー様は笑顔で語ってくださいました。
1人でも多くの人に母島のおいしいを伝えたいと、キッチンカーの持ち味を生かした活動を今日もされています。
ここでしか手に入らないお土産も沢山あるので、ぜひ一度母島に行った際には寄ってみてください。
これからも頑張ってください!!!