クレープ屋をキッチンカー(移動販売車)で開業して利益(収益)を得る方法

キッチンカー(移動販売)でクレープ屋を開業する方法

クレープが誕生したきっかけをご覧いただいている読者の皆さんは、ご存知でしょうか?

もともとは、ただの薄焼きパンケーキで販売されていましたが、フルーツや生クリーム、アイスクリームなどを包んで一工夫。

このアイデアで、70年代の原宿で大ヒットしたのが、クレープです。

いまも「街歩きのおとも」としてトップの座がゆるがないクレープは、移動販売のメインアイテムとなっています。

クレープで、キッチンカー(移動販売)を開業する時に気になるのは、しっかりと利益(収益)は作り出せるのか?ということです。

クレープの他に、たこ焼き・おこみ焼き・ワッフル・ベビーカステラなど利益を作り出せる商品があります。

その中でも特にクレープは人気がある商品です。

キッチンカーでクレープが選ばれる理由

キッチンカーでクレープをするメリット

メリット
・時間を問わず買ってもらえやすい
・メニューが文化として定着している
・メインの材料が小麦粉なので、収益性(利益)が高い

イベントで、手軽に食べれるものと言えば?と考えた時に選択肢として入る定番のメニューとなっています。

クレープは、ラーメンやカレーなどど違い、総菜・デザートと種類が多いため、時間を問わず買ってもらいやすい商品です。

そして、利益を考えた時にメイン材料が「小麦粉」ですので、原価も安く抑えれます。

クレープにするデメリット

デメリット
・高齢者の方には購入してもらいにくい
・クレープを購入する層は、子供~若い世代の女性と限られる
・夏場は売れ行きが減る

クレープを購入する層は、子供~若い世代の女性と限定されてしまいます。

出店する場所の客層が、高齢者に偏っている場合には、売れ行きが望めない可能性があります。

また、夏場の暑い時期になると、野外出店の場合、特にクレープを購入する人が減ってしまいます。

出店時期や場所を厳選する必要があります。

クレープを開業する場合に必要な資格

食品衛生責任者の資格

食品衛生責任者とは
飲食店や食品に関わるお店ごとに食品衛生協会が実施している養成講習会の受講(計6時間)した食品衛生責任者を必ず1人配置することを義務つけられています。

飲食を扱う出店の場合、必ず必要な資格となります。

どこの都道府県でも取得可能です。

ただし、1~2か月前には定員が満席になるところもあります。

取得の場合は、早めに予定を立てておきましょう。

保健所の営業許可

出店する地域ごとに営業許可を取得する必要があります。

営業許可は大きく分けて2種類あります。

食品営業自動車
生ものを扱うことはできない。
営業車内での調理加工は、小分け、盛り付け、加熱処理など簡単なものに限る。
※ケバブやクレープ屋さんなどにあたります。いわゆるキッチンカーです。
食品移動自動車
営業車内で取り扱う食品は、あらかじめ包装されたものに限る。
営業車内での調理加工は行わない。
※パンやお弁当、梱包された飲み物など

クレープと一緒に「飲み物を一緒に提供しよう!」となった場合、両方とも食品営業自動車の営業許可ですが、細かくそれぞれで許可が必要な場合があります。

また出店する地域により、ガイドラインが異なっていたり担当によっても意見が違うことがあるそうです。
出店の準備に時間をかけるために代行サービスへ外注する方法も選択肢の1つとして、考えられてもいいかもしれません。
では、クレープでキッチンカーを始める際に必要となるものを確認してみましょう。

キッチンカーを決める

キッチンカーを手に入れるには?

キッチンカーを手に入れるためには「キッチンカーの製作」「中古キッチンカーの購入」「キッチンカーレンタル」の方法があります。

どの方法でキッチンカーを開業するにしても、営業を行う地域の保健所の許可が取れる仕様になっていることが重要です。
その意味では、保健所の営業許可の情報に強いキッチンカーの製作会社やキッチンカーのレンタル会社に問い合わせる必要があります。

また、軽バンのクレープ のキッチンカーをよく見かけますが注意が必要です。
地域によっては生クリームや生フルーツが使えません。(クレープのキッチンカーの保健所の許可についてはこちらに詳しくまとめています。)

できれば、軽トラックにキッチンボックスを載せたタイプか、普通トラックのキッチンカーを選ぶようにしましょう。

どんなキッチンカーにするか

キッチンカーの種類
軽バン・軽トラック・軽ワンボックス
ワンボックスバン・ライトエース・タウンエース
クイックデリバリーエース・クイックデリバリーロング など

軽ワンボックスは運転の小回りがきくのと可愛いフォルムから人気がありますが、キッチンカーのクレープ 用の保健所の営業許可を取得する視点から考えると注意が必要です。
また、軽ワンボックスは天井が低いので営業中は座って仕事をすることになります。
立って作業ができないキッチンカーは長期的に考えるとお勧めできないのでオペレーションについてもよく考えましょう。

参照リンク:中古のキッチンカー(移動販売車)を購入する前に読んでもらいたい事。

軽トラックにキッチンボックスを載せているキッチンカーののメリット・デメリットは?

街で見かけるキッチンカーのクレープ屋さん多くはイメージは、「軽トラックにキッチンボックスを載せているキッチンカー」です。
最近はワーゲン風にフェイスを改造しているキッチンカーもよく見かけます。

軽トラックのキッチンカーの魅力
・立って作業ができるのでオペレーションがしやすい
・窓が大きいので提供がしやすい
・中が広いのでシンクやタンクも大きくできることから、保健所の許可が色々と取りやすい
・クレープ のキッチンカーを始めた後に、クレープ 以外のキッチンカーもやれる
軽トラックのキッチンカーの注意点
・それでもクレープ のキッチンカーができない地域がある
・白ナンバーに変更するときは陸運局で構造変更の手続きが必要になる
・信頼できる製作会社じゃないと問題が起こる

魅力的な面と注意点を考慮して、キッチンカーを選ぶことをおすすめします。

重要!保健所がチェックする内容を把握しておく

キッチンカーを購入した後、保健所で営業許可の取得となります。
自分のイメージしたキッチンカーを作成してもらっても、実際保健所の許可がもらえない場合、また改造が必要となります。

二度手間とならないようにチェックされる個所を把握しておきましょう。

・調理場と運転席はしっかりと区切られているか
・その地域では生クリームは扱えるか
・その地域では生フルーツは扱えるか
・シンクの数は十分か
・シンクの大きさは十分か
・石鹸を常備していて清潔を保てる状態か
・換気はしっかり考慮されているか
・棚の設置は移動販売をできるレベルか
・給水タンクは設置され容量は充分か
・排水も設置され容量は充分か

キッチンカーに必要な保険は?

キッチンカーは車となりますので、車と同じ保険となります。

自動車保険(対人・対物賠償、搭乗者・車両保険)
キッチンカーを購入する場合は、入っておく必要がある保険です。
レンタルの場合は、レンタル会社が基本入っておりますので、どの保険でどのような保証かをしっかり確認しておきましょう。

PL保険
食中毒や提供中の事故などをカバーする保険です。販売場所を提供する会社や地主さんから信頼されるためにも、飲食業であれば必ず入るPL保険には必ず加入するようにしましょう。

装備をそろえる

ガス式にするか電気式にするか

クレープを焼くには、火の元が必要です。
選択肢として、ガス式電気式とあります。
ガス式は都市ガス用とLPガス用が、クレープで使用するのは、LPガスです。

購入の際はお気をつけください。
最近、LPガスは新規契約を断られることが多いそうです。
必ず契約先を確保してから準備を進めましょう。

ガス式のメリット
・本体価格が安い(ただしコンロが必要)
・焼き上がりがふわっとする
・火力が強いので連続して焼ける
ガス式のデメリット
・温度管理が必要
・風邪で消えてしまう
・初心者は火加減が難しい。
・暑い季節は、熱中症の可能性がある。
・片付けが大変
電気式のメリット
・温度が一定に設定出来る
・温度調整がしやすい
・夏場も暑くなり過ぎず楽に出来る
電気式のデメリット
・ガスに比べて本体価格が高い
・連続して焼いた場合、温度が下がるため、焼き続けるのは難しい

初期費用や出店場所、事業計画を考慮して決められるのをおススメいたします。

クレープ焼き器

クレープの生地を焼く、専用のクレープ焼き器が必要です。
クレープ焼き器には、直径360mm直径410mmの物が使いやすいそうです。

焼き台が1面と2面のものがありますが、スペースに限りがある移動店舗では1面のもので十分です。
焼き器の価格は、1面式で60,000~100,000円。

レンタルもあります。

<参考サイトのご紹介>
クレープ焼き器通販店:藤田道具
クレープ焼き器レンタル店:上州物産

トンボ・スパチュラ

クレープを焼くには、トンボやスパチュラが必要です。
トンボ本体に適度な重さがあるものを選ぶと、回しやすくなります。

その他

レドール・スパテル・クレープホルダー・ミキサー・クレープの袋などの小物も必需品です。
丸型まな板もトッピングに便利なアイテムとなります。
開店前にホイップした生クリームやジャムを保存する冷蔵庫も必須です。

メニューを決める

クレープのメニューのについて考えてみましょう。
皆さんは、クレープを購入する時は何を基準に決められますか?

生クリームのもの?
食事系のもの?
限定のもの・・と色々種類はあります。

大半の方は、「どんなクリームにしようかな」と考えて購入されています。

クリーム系の種類(一例)
チョコ/チョコバナナ/イチゴ/イチゴチョコ/ブルーベリー/カスタード/カスタードチョコ/キャラメル/キャラメルバナナ/あずきなど

定番メニューを中心に豊富なラインナップをそろえておくことで、お客様の選択肢も増え購入に繋がりやすくなります

ポイントとして、生クリームは冷凍製品ではなく、毎朝ホイップして手作りしておくことがおすすめです。
手作りですと冷凍製品より、風味が上がり・おいしさが格段にアップします。

リピーターづくりにも効果的です。

メニューの価格の決め方
飲食店の場合、原価は販売価格の30%前後が一般的です。
例えば、500円の販売価格の場合、材料費は150円となります。
参照リンク:キッチンカー(移動販売車)出店・開業のすべて

出店場所によって金額を変えるのも選択できるのが、キッチンカーのメリットです。

出店場所の確保方法をチェックしておく


キッチンカーで開業した場合、出店場所を探すことも大切な1つとなります。

出店方法はどのようなものがあるか確認しておきましょう。

常時出店かイベント出店か

大きく分けて常時出店とイベント出店とあります。

常時出店
常に同じ場所で出店すること。
例えば、ランチタイムのみ出店/スーパーマーケット/公園/ショッピングモール/商店街/神社/大学・病院・工場など
イベント出店
単発や短期で出店すること
例えば、大型音楽フェス/地域のお祭り/フリーマーケット/企業や個人のイベント/マルシェ/スポーツ観戦場など

どちらの場合も、管理者に連絡や依頼をすることが必要です。
※常時出店だと毎日出店型と週1出店型があります。

常時出店の場合、毎日の場合と週1の場合と色々なパターンがあります。
契約する時に必ず確認をするようにしましょう。

自分で新規開拓も出店場所を確保するためのコツ

キッチンカーで失敗する要因の1つに「積極的に出店場所を探さなかった」ことがあるそうです。
出店応募の企画書の作成や開拓企画書を作成して、探していくこともコツとなります。

最後に

いかがでしたでしょうか。
少しでも、キッチンカーでクレープ屋さんを開業してみようと思われた読者の方のご参考になると幸いです。
キッチンカーのイベントやどんなキッチンカーがあるか見てみたいなとご興味をもたれましたら、以下のリンクもご参考いただければと思います。

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