食品衛生法の改正以前は仕込み場所の確保がキッチンカー開業ネックに
2021年6月1日に施行された食品衛生法では、新基準の設備要件を満たすことで、これまで保健所から許可されなかった「キッチンカー車内での仕込み行為」が認められることになりました。
仕込み行為とは、食材を切る、混ぜる、下味を付ける、などの調理工程の下ごしらえ全般のことで、法改正以前は、複雑な調理工程のメニューを提供するためには、キッチンカーとは別に、営業許可を受けた調理施設の確保が必要でした。
仕込み場所いらず「仕込み行為ができるキッチンカー」が大人気
フードトラックカンパニーでは、法改正に合わせて、車内で仕込み行為ができるキッチンカー「キッチンボックス1000(ベース車両:TOYOTAタウンエース)」と「キッチンボックス453(ベース車両:SUZUKIキャリイ)」の販売を開始したところ、2022年3月31日までに「キッチンボックス1000」114台、「キッチンボックス453」100台の合計214台の販売を達成いたしました。
設備要件を満たすだけでなく、オペレーションしやすい広々スペース
設備要件では、200リットルの給排水タンク、合計400リットル分の大きなタンクの設置が必要になります。
キッチンカーの限られた空間内に、自社開発した適切な形状のタンクを適切な場所に配置することで、オペレーション空間を広く残しつつ、この設備要件を達成いたしました。
給排水タンクは取り外すことができ、清掃も簡単におこなうことができるようになっています。
仕込み用の調理施設を使わないことでランニングコストを大幅に削減
フードトラックカンパニーでは、全国の保健所への営業許可申請をサポートしていますが、全車とも、仕込み行為ができる条件の厳しい設備基準をクリアし、問題なく営業許可書が発行されています。
保健所による営業許可を踏まえて、仕込み用の調理施設の確保が必要がなくなり、初期費用や維持費が大幅に削減されたことが「キッチンボックス1000」「キッチンボックス453」が選ばれている大きな理由の1つとなっています。
フードデリバリー用のゴーストレストランとしても活躍
仕込み行為を含む、すべての調理工程がキッチンカー単独でおこなえるようになったことで、市場でサービスが拡大中のフードデリバリー各社のデリバリー拠点としても登録をすることができ、ゴーストレストランとして活躍するキッチンカーも増えています。
有名店も「キッチンボックス1000」「キッチンボックス453」を採用
(以下、敬称略)
から揚げの天才のキッチンボックス1000
東京會舘のキッチンボックス1000
マリオンクレープのキッチンボックス1000
UNGわたべのキッチンボックス1000
バナナの神様のキッチンボックス1000
キッチンボックス453/1000の詳細情報
・キッチンボックス453の製品詳細ページ
・キッチンボックス1000の製品詳細ページ
本プレスリリースに関連するこれまでプレスリリース
・キッチンカーメーカーのフードトラックカンパニー、名古屋支店および名古屋工場を開設
・トヨタカローラ中京とキッチンカー大手フードトラックカンパニーが開業希望者向けの情報発信で提携
・フードトラックカンパニー、フランチャイズ向けオリジナルキッチンカー開発プログラムの提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000042674.html