固定店舗の5分の1の開業資金でキッチンカー・移動販売を開業できる

業態やお店の広さにもよりますが、固定店舗は家賃の初期費用、お店の改装費用、厨房設備費用などを合わせると、1000万円〜2000万円の開業資金が必要だと言われています。ここで、キッチンカー・移動販売車の開業資金は300万円〜400万円にすることができます。

固定店舗とキッチンカー・移動販売はそもそも設備のレベルが異なるので、全く同じサービスを提供することはできません。例えば、フレンチのコース料理の提供などはキッチンカーには向いていませんが、フレンチのコース料理のメインを低価格で提供するなどはキッチンカーでもできるメニューになります。

逆の視点で言えば、固定店舗での売上をキッチンカー・移動販売でも作ることができます。むしろ、固定店舗では提供仕切れないお客様に対して、キッチンカー・移動販売だからこそ提供できるという側面もあります。例えば、数坪しかなくとても固定店舗の出店は難しい狭さの敷地に、キッチンカーであれば出店することができます。そこがものすごく人通りの多い場所であったり、期間限定で飲食ニーズが加熱する場所であったりすると、キッチンカーは初期費用低く大きなビジネスとして出店することができます。この様ににビジネスチャンスとしてもキッチンカー・移動販売は大きな注目を集めています。

運営維持費が定額なので廃業リスクが低い

固定店舗との比較が続きますが、開業資金以外でも月々の運営維持費用も固定店舗よりキッチンカー・移動販売の方が圧倒的に低いです。開業資金以上に月々の運営維持費用の低さにより、どんな人でも飲食店を開業できるようになったと考えています。

固定店舗は、家賃、人件費を中心に月々の支払いが発生します。この点、キッチンカー・移動販売は、駐車場費用、保険などの費用がかかりますが、固定店舗のそれと比べると低額になります。例えば、この運営維持費用が3万円ほどだとするとキッチンカーの運営を数ヶ月休んだとしても、この費用を支払い続けることもできることから、廃業する必要がないというの現状のキッチンカー業者のみなさまの現状です。

つまり、出店場所と出品メニューの相性に失敗したとしても、新しい出店場所の開拓や出品メニューの開発に時間を使うことができ、その間、他の仕事により収入の補填を行うこともできるということです。

これがキッチンカー・移動販売の廃業リスクが低いと言われる理由です。

撤退の時に撤退コストではなく、売却益が手に入る

キッチンカー・移動販売もビジネスなので開業する方もいれば廃業する方もいます。この廃業の時に固定店舗の場合は撤退時に店舗の現状復帰費用にお金がかかり、最後までスタッフの人件費などがかかってきます。これに対して、キッチンカー・移動販売はキッチンカーを中古車として売却することで利益を得ることができます。

手に入れることが簡単ですが、手離れするのも早く楽なのがキッチンカー・移動販売車です。

運営スタイルを自分自身で工夫することができる

固定店舗を構えると店舗が自社保有でない限り、ほぼ毎日の営業をする普通になると思います。毎日、運営しないといけない飲食店だと開業できない人も多いと思います。この点、キッチンカー・移動販売は出店したいときに出店する。出店したい場所に出店する。などその運営スタイルは自分自身で工夫して決めることができます。

例えば、主婦が開業するときに、普段は普段使いの車として利用しつつ、キッチンカーを出店したいときにキッチンカーとして利用することもできます。その他にもランチタイムだけ人通りが多い都市部に出店して、それ以外の時間や帰ってきてしまいお店を閉めてしまうこともできます。逆に毎日朝から晩まで出店し続けることもできます。

売上や利益を作り続けることもできますが売上や利益だけを求めず、いつかやりたかった自分のお店を自分のペースが実現するということもできます。

 

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