小型のキッチンカー
小形の移動販売車(軽自動車)は主に軽ワゴンもしくは軽トラックを移動販売用に改造されたものです。そこで今回は、軽ワゴンと軽トラックの移動販売車をそれぞれ一台ずつ紹介及び解説をしたいと思います。
軽ワゴンでよく使われる「スバル・サンバー」
軽ワゴンで主に使われているキッチンカーは「スバル・サンバー」です。この車は軽商用車両としてスバルが開発した車で、コンセプトは「隅々まで無駄なく詰める荷室」「ゆとりに満ちたキャビン」「力強い走り」です。見た目から分かるように、高い天井にボンネットの幅を狭くしより容量を増やしたボディは荷物を運ぶ運送業のほかに、土木・建築業等といった荷物を多く必要とする仕事に人気の一台となっています。
軽自動車でよく使われる「スズキ・キャリー」
次に軽自動車ですが、主に使われる車は「スズキ・キャリー」です。この車は1971年にスズキから販売されており、10代にわたって現在も仕事現場で活躍されています。コンセプトは「しっかり積める」「優れた乗降性」です。また運転席も広くストレスが起きにくい室内を実現しています。最近では、運転のしやすさを実現する為AT限定免許の方でも運転できる「5速オートギアシフト」というクラッチ操作が要らないシステムを導入し、渋滞や駐車等の場面でもドライバーに負担がかからない車に仕上がっています。
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適したお店及び利点
小型キッチンカーに適した職業は中型同様のファストフード経営がおすすめです。小型キッチンカーの作業場は、ほとんど身動きが出来ないぐらい狭いので販売窓の前で調理をし、提供するというのが営業スタイルになります。また体を動かすにも一苦労なので、なるべく道具の使用を抑える事が重要となります。
以上の内容を見て分かるように、ファストフード店に適した条件が揃っています。「たこ焼き」や「ハンバーガー」のようなお手軽な料理は「販売窓前に調理器具を備え付けておく」事で非常にお客に対しての迅速な対応を可能となります。
また小型の移動販売の利点ですが、「スーパーの入り口等で経営が可能となる」です。小型車両は大型車両と比べると非常にアピールが弱くなります。その為人の行き来が多いスーパー等の近くに営業をすることがメインとなります。ここで小型車両の特徴が大きく出ます。軽自動車なので、車が通行する場所以外(歩道や店先)に設置しても交通の影響が起きにくいので、このような一番お客に近づくことが可能となります。
いかがだったでしょうか。コスト的にも経営に非常に優しい小型キッチンカー。移動販売を始めてみようと思う方々には是非お勧めです。