「名古屋でキッチンカーを開業したいけど、どこかで見学できないかな?」
「キッチンスペースの内部まで入りたいけど・・・頼める知り合いがいない」
「実際にキッチンカーを購入する前に実物を見学しておかないと不安だ・・・」
こんな悩みを抱えていませんか?
その気持ち、本当に分かります。私もキッチンカーについて情報は集められるけど、キッチンカーの実車を思う存分見学する機会がなくて、どうにかならないかと手を尽くしました。
どうにかして私が見つけたキッチンカーを無料で見学する方法が、名古屋でも使えることが分かったので、その方法をこちらの記事で紹介します。キッチンカーの開業を考えた最初の段階で、私自身がこの方法を知っていれば本当に助かっただろうな、と確信している方法です。
この記事では、
- 名古屋で誰でも気軽にキッチンカーを見学可能な場所はどこか?
- フードトラックカンパニー社名古屋支店でキッチンカーを見学する方法
- 見学可能なキッチンカーはどんな車種か?
を私が実際に見学したときの感想も交えて紹介します。
この記事を読むことで、最短で明日キッチンカーの見学が可能になりますので、ぜひ最後までお読みください。
キッチンカーの見学はフードトラックカンパニー名古屋支店で可能
名古屋でキッチンカーを見学するなら、フードトラックカンパニー名古屋支店(名古屋市緑区)に行きましょう。キッチンカーの製作工場も併設されている名古屋支店では、同社が販売する4車種全てを見学可能です。実際にキッチンカーを見学するための二つの方法を紹介します。
「キッチンカー開業セミナー」「キッチンカー個別見学会」に参加
フードトラックカンパニー名古屋支店では、東京・大阪・名古屋・福岡で合計1,000回を超える開催回数を誇る無料の「キッチンカー開業セミナー」を月に4回実施しています。セミナー後には4車種のキッチンカーを見学可能です。キッチンカーを展示しているだけでなく、あなた自身がキッチンカースペースに試乗して、コールドテーブルや流し台などの厨房設備や看板・タペストリーなどの外観も確認可能です。キッチンカーに関する質問があれば、その場でスタッフに聞いて疑問点を解消できます。
「キッチンカー個別見学会」に参加しても、フードトラックカンパニー名古屋支店で展示している4車種を見学できます。さらに個別見学会なら、キッチンカー専門コンサルタントと、キッチンカー運営に関するありとあらゆること(「メニューの選択」「出店場所の選択」「資金計画を含む経営計画」など)について1対1で話し合う機会が得られます。
個別相談になるので、「キッチンカー開業セミナー」よりも個人的な状況に合わせたより具体的で役立つ内容を話せるでしょう。
フードトラックカンパニー名古屋支店に直接連絡
先ほど紹介したセミナーや個別見学会に参加しなくても、フードトラックカンパニー名古屋支店にある4種類のキッチンカーを見学可能です。同社に直接聞いて、この方法でも見学できることを確認しました。スケジュールがセミナーの日程と合わない、キッチンカーの実車をまずは見てみたい場合には、この方法でも名古屋でキッチンカーを見学することが可能です。
Webサイトでもキッチンカーの情報は簡単に見られますが、実車を見ることでしか得られない情報がたくさんあります。名古屋でキッチンカーを開業したい、と少しでも思うなら1日でも早く実車を見学することをおすすめします。いきなり名古屋支店を訪問するとスタッフの皆さんに迷惑をかける可能性があるので、訪問前に電話・メールなどでアポ取りをしてから、見学することをお忘れなく。
株式会社フードトラックカンパニー 名古屋支店・名古屋工場
- 住所:〒459-8001 愛知県名古屋市緑区大高町字己新田89-1
- 電話番号:052-750-3837
- 公式サイト:https://foodtruck.co.jp/nagoya/
名古屋支店で見学できるキッチンカー4車種の特徴紹介
フードトラックカンパニー社名古屋支店では、3種類のベース車両(軽トラック・1.0tトラック・1.5tトラック)を使った4種類のキッチンカーを見学可能です。4車種それぞれに車両サイズ・キッチンスペース面積・厨房設備の配置などで異なる特徴がありますので、違いはぜひともご自身で乗り込んで体感してください。見学前に知っておきたい4車種の基礎知識を紹介します。
「キッチンボックス453」は軽トラックサイズなのに仕込み可能
フードトラックカンパニー社が開発した「キッチンボックス453」の特徴は、軽トラックサイズながらキッチンスペースで販売するメニューの仕込みが可能な点です。2021年6月に食品衛生法が改正され、一定の基準を満たしていればキッチンカーのキッチンスペース内での仕込みが可能になりました。フードトラックカンパニー社では独自の調理設備を開発することで、軽トラックサイズの利便性と仕込み可能なキッチンスペースの両立を実現しました。
SUZUKIキャリイ(軽トラック)の新車がベース車両なので、中古車を購入することで生じるかもしれない不具合に不安を抱いている人でも安心です。新車なので、購入後のメンテナンスが中古車よりもはるかに簡単で費用もかからないと考えられます。
キッチンスペースのサイズは高さ:180cm、幅:146cm、奥行き:180cmです。コールドテーブルを設置した場合、3層シンクとコールドテーブルの間の幅は45cmです。このサイズで調理・接客のための使い勝手が良いかどうかは、見学会などに足を運んで実車を確かめることが欠かせません。
どのくらいのスペースがあり、一度に何人が調理できるかをより理解できます。また、運営スタッフの動線を意識して、キッチンスペース内の調理器具をどのように配置するのが最善かを実物と数字を照らし合わせながら検討できます。
YouTube では「キッチン ボックス 453」の紹介動画を閲覧可能です。自分が見学に行く前に確認することで、見学時に確認すべき点を明確にできます。
▼キッチンボックス453外装の紹介動画
▼キッチンボックス453内装の紹介動画
「キッチンボックス350」は移動が簡単で使い勝手抜群
「キッチンボックス350」は軽トラックサイズの利点である、小回りが利くことと狭い駐車スペースでの営業が可能なことを最大限に生かせるキッチンカーです。キッチンスペースの左側面側に加えて後部にも開閉可能な販売窓を設置しています。後部の販売窓を活用して「飲食スペースの設置」や、狭い駐車スペースでの「後部販売窓のみでの営業」といった使い方もできます。
ベースとなる車両は「キッチンボックス453」と同様にSUZUKIキャリイ(軽トラック)の新車です。新車なのでメンテナンスの手間がかからず、軽トラックサイズなので運転も簡単です。
キッチンスペースの高さは180cmで、コールドテーブルと3層タンクをL字に設置した場合には、幅:90cm、奥行:132cmの調理スペースが確保できます。収納スペースとしてのキャブオーバーも含め、実際に乗り込んでサイズを確認することで、調理器具の配置や調理時の動線などをより具体的にイメージできます。
「キッチンボックス1000」はランチもイベントもOK
「キッチンボックス1000」は、TOYOTAタウンエース(1.0tトラック)をベースとしたキッチンカーです。3人まで調理できる広々とした調理スペースを備えているので、素早くたくさんの料理を提供可能です。その上、1.5tトラックベースのキッチンカーよりもサイズが小さいため、出店場所が少々狭いスペースにも出店できます。
TOYOTAタウンエースの新車が、キッチンカー「キッチンボックス1000」のベース車両です。新車なのでメンテナンスの心配がなく、車両サイズも大型車の運転が不安な人でも安心して運転できる大きさです。このように「キッチンボックス1000」は、広い調理スペースと運転のしやすさという汎用性を備えており、イベント出店とランチ出店の両方に適しています。
「キッチンボックス1000」は、2021年6月改正食品衛生法に適合しているので、キッチンスペースでの仕込みが可能です。キッチンスペースは高さ:200cm×幅:154cm×奥行:254cm、コールドテーブル設置時は3層シンクとテーブルまでの幅が60cmと広々とした空間を実現しています。このサイズは「キッチンボックス 453」と比べると一回り大きいキッチンスペースです。フードトラックカンパニー社名古屋支店では、「キッチンボックス1000」と「キッチンボックス 453」の両方の実車を見学できます。両者を乗り比べて異なる点を確認し、自分にとって相応しいのはどちらの車種かを見極めてください。
YouTubeで「キッチンボックス1000」の紹介動画を閲覧できます。フードトラックカンパニー社名古屋支店で実車を見学する前の予習としてご覧になることをおすすめします。
▼キッチンボックス1000外装の紹介動画
▼キッチンボックス1000内装の紹介動画
「キッチントラック1500」は大型イベントにピッタリ
1.5tトラックがベース車両である「キッチントラック1500」は、フードトラックカンパニー社名古屋支店で展示されている4車種の中でも最大サイズであり、ひときわ目立っています。「キッチントラック1500」は、イベント出店時の売上アップに欠かせない、「大きなキッチンスペース」と「大量の食材を積み込むスペース」を備えています。キッチンスペースには各種調理器具を完備できるので、出店場所のお客様のニーズに合わせたさまざまなメニューの用意が可能です。もちろん、2021年6月改正食品衛生法にも対応し、キッチンスペースでの仕込み調理が可能です。
「キッチントラック1500」はMAZDAのタイタンダッシュ(1.5tトラック)をベース車両に採用し、普通免許で運転できます。ベース車両は新車ではありませんが、購入後のメンテナンスに問題が生じないように、厳選した中古車のみを使っています。
「キッチントラック1500」は、高さ:200cm×幅:180cm×奥行:300cmのキッチンスペースを確保しており、コールドテーブル設置時の3層シンクとコールドテーブルの間隔は85cmです。スタッフ3~4人が並んでも窮屈にならずに調理できます。
私も「キッチントラック1500」の実車を見学したときには、その広さに驚きました。これなら複数のメニューを大勢のお客様に提供できると思いました。大規模なイベントに積極的に出店して、複数のスタッフを使って、大きな金額を稼ごう、という人は是非とも現地で実車をチェックしてください。
まとめ
名古屋でキッチンカーを見学するなら、迷わずフードトラックカンパニー社名古屋支店を利用しましょう。こちらでは軽トラックサイズから1.5tトラックサイズまで、4種類のキッチンカーを一度に見学可能です。無料の開業セミナーも実施しており、日程が合えばこちらにも参加すると学ぶことが多いのでおすすめです。