藤野駿くんのキッチンカーFuji Bal出店に出会えるチャンスは？

藤野駿くんのキッチンカーFuji Bal出店に出会えるチャンスは？

▲藤野駿くんのキッチンカーFujiBalの出店シーン 第2話より (C)TBS

第1話で「お待ちしてます。不定期営業ですが。」や、「仕事のオンとオフはきっちり分けたい。最低、純利益10万円稼げれば、それ以上は店も出さない。」という藤野駿くんのセリフが出てきます。

藤野駿くんはあまりキッチンカーの出店をしないオーナーさんのようです。
果たして、わたしたちが藤野駿くんのFujiBalで買いたい！食べたい！と思ったとき、どれくらいの確率で出会えるのでしょうか？ その確率を計算をしてみました。

一般的にキッチンカーを運営するときの経費は、材料代、容器代、出店料、保険料、燃料代・駐車場代などがかかり、残りが利益ということになっています。
そして、真柴くるみさんが「カレー屋さん」と呼ぶ藤野駿くんのメニューは、ドラマ公式Twitterで「メニューは、カレー１択700円🍛」という紹介がされています。

ざっくり計算すると、
メニューを販売している価格の35〜40％が材料代＆容器代ということが多く、
藤野駿くんが出店している渋谷キャストは売り上げの15％が出店費用と言われていて、およそ売り上げ45〜50％が手元に残り、そこに燃料代や駐車場代、保険代が引かれる計算です。
マンションの持ち主である香子さんから駐車場を借りているとして、香子さんと駐車場代をいくらで決めているかはわからないですが、表参道周辺の駐車場代が月々4〜5万円（駐車場高い！）とすると、藤野駿くんが10万円の純利益を出すには28万円〜33万円の売り上げが必要です。
単価700円のカレーで販売する場合は、トータルで400食〜を販売することになります。

▲真柴くるみさんもけっきょくFujiBalのカレーを食べられず。第2話より(C)TBS

出店している日の天候にも大きく影響しますが、
・Fuji Balくらいかっこよいキッチンカーで、
・渋谷キャストに出店できるほどの人気メニューで、
・藤野駿くんのようなイケメンシェフ
が渋谷キャストで販売したら1日70〜90食を販売すると想定すると、月におよそ5日の出店をしている計算になります。
ということで、藤野駿くんのキッチンカーFuji Balの出店は、およそ週1回。
週休6日。

もし香子さんの駐車場代が家賃に含まれていてかかっていないとしたら、藤野駿くんの出店はいよいよ月に3〜4日くらいなので、見かけることができたらもうかなりラッキー。リピーターさんもFujiBalが不定期営業だと分かっているので、「出店してたらぜったいに食べる！」くらいの気持ちで毎日狙い続けることになります。売り切れで真柴くるみさんが食べられなかったのも納得です。

藤野駿くんが「1日でたくさん売るのは疲れるよー。毎日40食くらいがいいよー」という人だとしても月7日〜10日の出店で、それでもわずか週2回、たまに週3回の出店というペースです。働きたいときだけ働くという話もどうやら本当のことのようですね。

第4話 抹茶最中屋さんの情報から考察（2021年5月11日追記）
第4話で藤野駿くんが同業の抹茶最中屋さんのキッチンカーについて「週に一度、一緒になるだけだから」と説明するセリフがありました。
これは「キッチンカーの出店がお互い一緒になる、そして連絡先を交換している関係性ではない」という意味と捉えて良さそうです。
キッチンカーの出店スケジュールは、一つの出店場所に曜日固定でローテーションで組まれることが多く、FujiBalと抹茶最中屋さんとは、その場所で毎回ご一緒している可能性が高そうです（お互いが不規則な出店をしているキッチンカー同士の場合、週1回の頻度で一緒に出店することはほぼ不可能です）。
ですので、藤野駿くんは一週間待てばまた抹茶最中屋さんとご一緒できたはずですが、真柴くるみさんの期待に応えるために次の出店を待てなかった、ということになります。かわいいですね。

抹茶最中のキッチンカーが渋谷キャストでは出店していませんでしたので、藤野駿くんのFujiBalは、①抹茶最中屋さんとご一緒する出店場所に週1回の出店と、②渋谷キャストがスポットか定期出店ではないかと予想されます。

ところで、同じ出店場所に出店しているキッチンカーについては、藤野駿くんもお付き合いしている出店場所の管理業者さんが連絡先も把握されているので、出店場所の管理業者さんに聞けば一発でした。藤野駿くんが、同業者さんの伝手で探したのは慌てていたのか、彼の持つアナログネットワークがすごいか、特殊ですが後者のような気がします。