あなたは、豚の生姜焼きはお好きですか?疲れた時など食べたくなりますよね。食事だけではなく、おつまみにもいいですよね。
昔から、ショウガには体を温める効果があると言われ、豚肉に含まれているビタミンB1は疲労回復効果が期待できる、免疫力UPメニューと言われています。
先日(2020.4.2)も吉祥寺にあるヨシダゴハンさんがヒルナンデスで,『柔らかい生姜焼きを作るコツ』を紹介されていました。ヨシダゴハンさん( https://ameblo.jp/yoshidagohan/ )
都内で豚の生姜焼きで有名なキッチンカーは、ヨシダゴハンさんとSun offing(サンオフィング)さんのようでしたが、残念ながらSun offing(サンオフィング)さんは2020年4月現在新しい情報がみつけられませんでした。
ただ、検索しても出てきませんでしたが、お肉系メニューを販売しているキッチンカーさんで他のメニューと一緒に扱っている所も多々あるようです。
栄養満点で美味しいのに、ご飯にかけて良し!パンにはさんでも良し!甘辛のタレは癖になる味ですよ。ライバルがあまりいないので、狙い目ととるか?それとも・・・と判断するかはあなた次第です。
今回は定食屋さんの定番人気メニューであり、お手軽スタミナ満点な免疫力UP⁉と言われている『生姜焼き』『ポークジンジャー』を移動販売車(キッチンカー)で始める為にはどうしたらいいのか?をご紹介します。
目次
移動販売車(キッチンカー)に『生姜焼き』や『ポークジンジャー』おすすめな理由とは?
豚の生姜焼きは、体にいいとされている食材を詰め込んだ人気の肉メニューであるのはもちろんですが、まずは、注文を受けてからお渡しまでの時間が早くできるクイックメニュー。
路面店と比べて移動販売車(キッチンカー)では注文してから、お客様はその場で立ったまま待ちます。
特にランチタイム、サラリーマンさん、OLさんは、お昼時間は60 分間です。
あなたが商品を提供するまでにどのくらいの時間がかかるか、
オフィス街のランチタイムは1秒でも早くお渡しできるかが勝負になります。
それに合わせて営業時間も11:00(11:30)~15:00(15:30)頃までになるかと思います。
一番忙しいのは11:30~12:45の75分間。
想像してみてください。
生姜焼き丼の場合。
1、注文を受ける。
2、ごはんをよそう。
3、生姜焼きを乗せて手渡す。(1~2分あれば十分です。)
例えば、一番忙しい時間の75分間だと、あなた一人で約37~75食分提供できる計算になります。
1食 700円として、25900~52500円。(75分間)
パスタの場合。(極端な対比事例としてご紹介)
1、注文を受ける。
2、麺(麺は下茹でしてある前提)にソースを絡める。
3、盛り付ける、手渡すまでに4~5分。
手渡し時間を減らすために、もう一人雇って並んでいるお客様に先に注文を聞いているところもありますが、人件費がかさみます。
例えば、一番忙しい時間の75分間だと、約15~19食分
少し単価を上げて 1食800円としても、12000~15200円。(75分間)
さらに、時間のないランチタイムでは、味の分からない変わったメニューより、だれでも一度は食べた事のあるメニューの方が、頼みやすいそうです。
仕込みも、色々材料を使うメニューより、ごはん、豚肉、野菜、包材等と、生姜焼きの方が手早く作業が済みますし、ピンポイントで仕入れができるので、仕入れにかかる時間も短くできます。
装備についても、炊飯ジャー、鍋、コンロ、ストック用に冷蔵庫等々、装備も最低限度ですみます。
移動販売車(キッチンカー)のメリットとは?
移動販売車(キッチンカー)のメリットは一つではありません。
移動販売車(キッチンカー)の最大のメリットは、開業資金が安いことと店舗家賃がない(もしくは低く抑えられる)という事がですが、それだけではありませんので、ご紹介します。
実際、路面店は開業するのに1000万円近くかかるのが常識で店舗の大きさやメニューによって違いますが、1000万円でおさまらないのがほとんどです。開店前に自己資金だけでは足りず、融資や借金をして始められるケースが大半です。さらに始めから従業員を雇わないといけない場合も多いです。
始める前準備としては、厨房、内装、店内備品、メニュー、仕入れ、従業員の手配や福利厚生の手続きなどなどやる事もいっぱい。
逆に移動販売車(キッチンカー)は、安い所だと200万円後半~から作れるところもあり、始める前準備としては、厨房、メニュー、仕入れの手配。キャパにもよりますが、始めは従業員を雇わずスタート可能なので、従業員の手配や福利厚生など経費も抑えられます。
その分宣伝やメニューなどに時間がかけられますし、一番大きいメリットとしては、お店が移動できるという事!
路面店はお客様が来るのを待つしかありませんが、移動販売車(キッチンカー)はその名も移動販売車なので、お客様がいる場所へ移動できるのです!
今では路面店を営業しながら移動販売車(キッチンカー)もしているところも増えてきています。
残念ながら、お店を閉店した場合も、
路面店は原状回復費といって、店舗を借りる前の状態に戻す為工事費や修繕費が必要です。
移動販売車(キッチンカー)は売ることができ、売却費を手に入れられます。
あなたの移動販売車(キッチンカー)の戦略とは?
まずはどこで販売するのか?
あなたが『生姜焼き』『ポークジンジャー』といった肉系メニューを提供するのであれば、あなただったら、どこにお客様がいると思いますか?
お肉が好きな人はどこに・・・?
ガッツリスタミナメニューを食べたい人は・・・?
オシャレな場所?
大学の近所。大型工事現場の近所。OLよりもサラリーマンの多そうな町のオフィス街がいいかも知れませんね。
次に営業時間は?
豚の生姜焼きは元々食事系メニューなので、モーニングやおやつタイムでないことはお分かりかと思います。ランチや夕飯の時間がよさそうですよね。
更に、各地のブランド豚を使用してみたり、生姜焼きやポークジンジャーに+トッピングで客単価UPを狙ったり、もし毎週同じ所に出店する場合はリピートできてくれる戦略を考えましょう。
実際、先輩移動販売車(キッチンカー)では、
単価UP対策として、
+卵や+サラダ+キムチ+スープ・・・・などなどの+αトッピングを提供している所もありました。
ブランド豚などを使用して、全体の単価UPを狙っているところもありました。
ちなみに、リピート戦略に移動販売車(キッチンカー)の前にチラシを置いたり、スタンプカードを用意したり色々工夫しているみたいでした。
また、イベント会場などに出店する際には、限定メニューとしてインスタ映えする創作豚の生姜焼きやポークジンジャーにしてみたら目立つかも知れませんね。
あなたの移動販売車(キッチンカー)を始める前に色々先輩移動販売車(キッチンカー)を視察するのもおススメです。
※(2020年4月中旬~)新型コロナウイルス感染対策として非常事態宣言により、営業自粛や外出自粛などが発令されています。詳しくはこちらへ
移動販売車(キッチンカー)開業に必要な資格と許可は何か?
飲食業未経験の方が陥る誤解としてもしかすると、調理師や調理師の免許がないと飲食業は始められないと思っていませんか?
調理師や調理師の免許を持ってなくてもできます。
飲食を営業するには「食品衛生責任者」の資格と「移動販売車(キッチンー)」の申請が必要です。保健所が実施する講習会を受講しましょう。6時間程の講習を受け、テストに受かれば取得できます。
※都道府県によって違いますので、費用や日程などご確認ください。
一般社団法人東京都食品衛生協会 http://www.toshoku.or.jp/shikaku/index.html
移動販売車(キッチンカー)につきましても保健所の担当者が立会い、車両設備の検査でOKがでないとダメなので、申請の前に準備しておくことが必須です。
お客様の口に入る物を提供するので、清潔で安心安全な設備を用意する事はあなた自身も守ります。
保健所の詳しい許可基準はそれぞれ都道府県や地域のよっても異なりますので、まずはあなたがどこで販売したいのか?と決めてその地域に保健所へご確認ください。
最後に
いかがでしたか?
移動販売車(キッチンカー)に興味を持たれた方、可能性、みえてきましたか?
開業コストに加えて人件費、やその後経費も抑えられ、お客様の元に移動できる移動販売車(キッチンカー)。
人気の定番メニュー『生姜焼き』『ポークジンジャー』で勝負してみませんか?
また、既に路面店をお持ちの方も待っているだけでなく、お店の宣伝や路面店収入以外の売上として、移動販売車(キッチンカー)でせめてみるのもいいでしょう。
実際にランチとディナーのみ路面店で営業をしていたところが、ランチは移動販売車(キッチンカー)のみに変更して人件費、材料費などの経費が下がり、売上が上がったケースもあるそうなので、一度検討するのもおススメです。
移動販売車(キッチンカー)も商売なのでそのまましっかり販売するのは、もちろん、+ワンの単価アップやリピーター戦略も考えながら、あなたらしい『生姜焼き』『ポークジンジャー』の移動販売車(キッチンカー)でお客様を元気にできたらうれしいですよね。