
たまごサンドやカツサンド、ハムカツサンドなど沢山の種類があるサンドイッチ。
その中でも一際華やかで、季節のフルーツとたっぷりのクリームをパンで挟んだフルーツサンド。目を引くその見た目からInstagramなどのSNSだけでなく、テレビ番組でもよく取り扱われるようになったことで近年はフルーツサンドの人気はどんどん上昇しています。
この記事ではそんな人気上昇中のフルーツサンドをキッチンカーで販売するためには、どのようなことを準備したら良いのか、何に注意すれば良いのかなどフルーツサンドのキッチンカー販売について詳しく解説しています。
キッチンカーでのフルーツサンドの販売をご検討されている方に是非読んでもらえればと思います。
この記事では、フルーツサンドのキッチンカー(移動販売)の開業に役立つ情報を徹底解説します。
初期費用150〜200万円(店舗の500〜2,000万円と比較)のコスト優位性、SNS映えによる集客力とフルーツの日持ち課題、許可取得から仕入れまでの販売7ステップ、売れやすい季節・出店場所・推奨車種・必要な厨房設備、日売上最大450個の成功事例まで幅広く紹介。
読み終えると、フルーツサンドキッチンカーの開業準備を具体的に進められます。
目次
キッチンカーでフルーツサンドを売るメリット、デメリット

キッチンカーでフルーツサンドを売るメリット、デメリット
まずキッチンカーでフルーツサンドを売るメリットとしては、キッチンカーは店舗に比べて開業にかかる初期費用が大きく抑えられるという点にあります。
店舗でキッチンカーを販売するとなると、初期費用として一般的に500〜800万円程度が必要で、高くなると1500〜2000万円ほど必要になるケースもあります。それに比べてキッチンカーでフルーツサンドを販売する場合は、店舗の代わりに車を使用するので、初期費用はほとんどの場合150〜200万円程度で済みます。
これくらいであれば、飲食店の開業を目指している方からしても決して手の届かない額ではないので、飲食店開業のハードルをより低く設定することができるでしょう。
またキッチンカーとしての費用面のメリット以外にもフルーツサンドを売ることにもメリットはあります。フルーツサンドは切った時の断面が非常に可愛らしく、映えることからInstagramなどのSNSで拡散されやすいため、他の料理と比べて圧倒的に集客力が高く、その分だけ大きな売り上げを見込むことができます。
しかし、フルーツサンドを売ることにもデメリットはあります。
それはフルーツサンドに使うフルーツが日持ちしないと言うことです。
扱うフルーツによって賞味期限や、日持ちする日数は違いますが、肉やたこ焼きなど他のキッチンカーでよく取り扱われる食材と比べると圧倒的に日持ちしにくいと言えます。
賞味期限が切れたり、腐ってしまう前に全て売り切ることができれば問題ないですが、万が一売れ残りが多くなり、多くを処分することになってしまった場合はかなりの損害、損失になってしまいます。これを防ぐためにも初めは少なめに仕入れるようにしたり、様子を見ながら仕入れるようにするなど、事前に対策を考えておきましょう。
キッチンカーでフルーツサンドを販売するまでの流れ

キッチンカーでフルーツサンドを販売するまでの流れ
ここではキッチンカーでフルーツサンドを販売するまでの流れを説明します。
①予算の準備
車代やキッチン設備の費用などキッチンカーの初期費用にかかるお金を少し余裕を持って準備しておきます。
② 出店場所の確保
車や設備を準備する前に必ず出店場所を調べて、確保しておきましょう。特にイベントで出店する際はイベントの規定などを事前に調べておく必要があります。
③車の準備
キッチンカーをここで準備します。
キッチンカーは購入だけでなく、レンタルなどもあるので、様子を見つつ開業したいという場合は車両のレンタルも検討してみても良いでしょう。
④車の改造
車両を手に入れた後は、車を販売用に改造する必要があります。レンタルでもう既にキッチンカーの状態ならこの工程はいらないかもしれませんが、基本的にこの改造の内容は保健所の担当者と確認した上で改造を行う必要があります。改造に自信がない場合はキッチンカーの製造会社への外注も検討しましょう。
⑤ 保健所から営業許可を取得
キッチンカーの準備ができたら、出店する地域の保健所に営業許可の申請をします。ここでは、出店する地域によって申請する保健所が変わるので注意が必要です。
⑥食材の仕入れ
保健所からの営業許可が降りたら食材の仕入れを行います。
食材の仕入れには仕入れ先の選定がなによりも重要になります。仕入れ先については後に説明します。
⑦広告宣伝・出店
出店したとしても客が来なければキッチンカーの運営はできません。なるべくインスタグラムのようなSNSを用いた広告宣伝を行っておきましょう。
フルーツサンドをキッチンカーで売るための営業許可の種類

フルーツサンドをキッチンカーで売るための営業許可の種類
フルーツサンドをキッチンカーで販売するためには出店する地域の保健所から営業許可を得る必要があります。
その営業許可の申請には地域により多少違いはありますが、以下の書類が必要です。
- 営業許可申請書
- 営業設備の大要、配置図
- 仕込み場所の営業許可証の写し
- 営業の大要
- 食品衛生責任者の資格を有する証明するもの(食品衛生責任者手帳など)
- 許可申請手数料
- 菓子製造業許可
など
これは東京都の保健所の営業許可に必要な書類です。全て申請するだけか、養成講習会を受けるだけで簡単に取得することができます。
申請の許可基準等は地域によっても異なるので、必ず事前にご住まいの地域の保健所に問い合わせるようにしましょう。
また、菓子製造許可に関して疑問を感じられた方もいらっしゃるかと思いますが、食パンの取り扱いも法律上「菓子」の取り扱いであるとされるため、取得しておく必要があります。これも保健所に申請することで取得できます。
フルーツサンドが売れやすい季節、出店場所

フルーツサンドが売れやすい季節、出店場所
フルーツサンドはかき氷やアイスクリームなどと違って売れる季節が限られているわけではないため、年間を通して安定した収入を得やすいメニューであると言えます。
ただ年間を通して同じメニューのフルーツサンドを提供するのではなく、その季節の旬のフルーツをメニューに取り入れるなどの工夫を取り入れることで、顧客に飽きられにくくなり、安定した収入の源となるリピーターを確保しやすくなります。
フルーツサンドの販売におすすめのキッチンカーの車種

フルーツサンドの販売におすすめのキッチンカーの車種
キッチンカーには軽トラックや軽バン、1トントラックなど、いろいろな車種の車が使用されていますが、フルーツサンドの販売は軽バンで十分でしょう。
軽バンは他のトラックと比べても比較的安く、なによりも見た目が可愛らしく、ラッピングなどによって個性を出しやすいのが1番のメリットです。
フルーツサンドを販売する場合は、フルーツサンドの味だけでなく、フルーツサンドの見た目とキッチンカーの見た目がどれだけおしゃれでインスタ映えするのかがキッチンカーの集客、運営の鍵を握ります。そのため、キッチンカーでフルーツサンドを販売する場合は外装を可愛く改造しやすい軽バンがオススメです。
フルーツサンドを作るために必要なキッチンカーの厨房設備

フルーツサンドを作るために必要なキッチンカーの厨房設備
ここではキッチンカーでフルーツサンドを作るためにはどのような厨房設備が必要なのかを解説します。
冷蔵庫(冷凍庫)
冷蔵庫はフルーツサンドに使うフルーツやクリームを保存する上で絶対に欠かせない必須アイテムです。取り扱う量にもよりますが、なるべく余裕を持って食材を保存できるように大きめのものを用意しておきましょう。
フルーツを冷凍して保存すると言う場合は冷凍庫も用意しておきましょう。
その他調理器具
その他シンクや調理台、まな板など、その他調理器具を必要次第揃えておきましょう。
フルーツサンドの材料を安く仕入れる方法

フルーツサンドの材料を安く仕入れる方法
ここでは、オンラインでフルーツサンドに使用できるフルーツを購入することができるおすすめの仕入れ先を2社紹介します。
アジアインタートレード株式会社
アジアインタートレード株式会社は東京23区、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、神戸市を中心に野菜や水産物、果物の販売を行なっている卸売業者です。
当社は適正価格での提供をポリシーとしており、安く、簡単に、新鮮なフルーツを仕入れることができます。
https://www.apconsulting.jp/
株式会社オーガニックフーズ普及協会
値段だけでなく、食材にこだわりがあり、オーガニックのものを使いたいという方には株式会社オーガニックフーズ普及協会がおすすめです。
株式会社オーガニックフーズ普及協会は小・中業者向けにこだわりぬいたオーガニックの野菜や果物、調味料から飲み物まで多くの食材を販売している卸売業者です。
オーガニック食材にこだわりたいという方は是非ご利用してみてください。
https://www.offkyokai.co.jp/
フルーツサンドの販売で成功しているキッチンカーの紹介とその施策

フルーツサンドの販売で成功しているキッチンカーの紹介とその施策
ここでは、実際にフルーツサンドの販売で成功しているキッチンカーとその施策を紹介したいと思います。
From Farm
この投稿をInstagramで見る
From Farmは千葉県船橋市にある果樹農家、「芳蔵園」がはじめたキッチンカーです。
フードロスを減らすことをポリシーとしており、主に旬の果物、野菜をつかったフルーツサンドやポタージュを販売しています。
販売されているフルーツサンドはかなり大きく、食べ応え抜群です!
ここのフルーツは1日に450個も売れることがあり、これまでにテレビや新聞等でも取り上げられています。
集客に関しては、ホームページや、Instagram、Twitter、LINEを使用した集客を行なっています。
\22,000人以上の参加実績/
キッチンカーの開業・運営について無料で学べます
よくあるご質問(Q&A)
Qフルーツサンドのキッチンカー開業にはいくらかかる?
A.約150〜200万円程度で開業できるのが一般的です。店舗で飲食店を開く場合は500〜800万円、高いケースでは1,500〜2,000万円ほどかかるのに対して、キッチンカーは車を店舗代わりにするため初期費用を大きく抑えられます。飲食店開業のハードルを下げられる点が、フルーツサンドをキッチンカーで始める大きなメリットです。
Qフルーツサンドの販売に必要な営業許可は?
A.出店地域の保健所から営業許可を取得し、加えて「菓子製造業許可」も必須です。食パンは法律上「菓子」として扱われるため、パンを使うフルーツサンドでは菓子製造業許可の取得が欠かせません。申請には営業許可申請書、食品衛生責任者の資格証明、仕込み場所の営業許可証の写しなどが必要で、基準は地域によって異なるため、管轄の保健所への事前確認が重要です。
Qフルーツサンドのキッチンカーで注意すべきデメリットは?
A.フルーツが日持ちしないため、売れ残った場合に損失が大きくなりやすい点が最大のデメリットです。肉やたこ焼きなど他のキッチンカー食材と比べても賞味期限が短く、売れ残りを大量に処分すると大きな損害につながります。対策として、初めは少なめに仕入れる、売れ行きを見ながら仕入れ量を調整するなど、事前の仕入れ計画を立てておくことが重要です。
Qフルーツサンドの販売にはどんな車種のキッチンカーがおすすめ?
A.軽バンが十分でおすすめです。他の車種に比べて車両が比較的安く、見た目が可愛らしくラッピングで個性を出しやすいため、フルーツサンドのイメージと相性が良い点が理由です。フルーツサンド販売では味だけでなくキッチンカーの見た目がどれだけおしゃれで「インスタ映え」するかが集客の鍵を握るため、外装を可愛く改造しやすい軽バンが適しています。
Qフルーツサンドは季節に関係なく売れる?成功事例はある?
A.かき氷やアイスと違い売れる季節が限定されないため、フルーツサンドは年間を通して安定収入を得やすいメニューです。同じメニューを通年続けるのではなく、旬のフルーツを取り入れることでリピーター確保につながります。成功事例として、千葉県船橋市の果樹農家「芳蔵園」が始めた「From Farm」は、フードロス削減を掲げて旬の果物・野菜を使ったフルーツサンドを販売し、1日450個売れる日もあり、テレビや新聞でも取り上げられています。









































