【実例紹介】地域再生・町おこしにキッチンカーが活躍しています!

【実例紹介】地域再生・町おこしにキッチンカーが活躍しています!

「地方再生にキッチンカーを活用するならどのような手段が考えられるだろう?」

「店舗に比べると初期費用が安いキッチンカーを町おこしに活用できないだろうか?」

「最近よく見るキッチンカーで町おこししている地域ってあるんだろうか?」

こんな疑問を持っていませんか?

その気持ちはよく分かります。なぜなら、私自身がキッチンカー事業者として住んでいる地域を盛り上げることに役に立てることはないだろうか?と考えた経験があるからです。

キッチンカー事業者として、地域の市役所職員やJA職員とお話しする機会のあった私が、地方再生や町おこしにキッチンカーが活用されている情報についてまとめました。

この記事では、

  • 公的・準公的機関のキッチンカーとの関わり方の変化
  • キッチンカーを保有する公的・準公的機関の活用方法
  • キッチンカーを活用した地域再生・町おこし施策の具体例

をお伝えします。

記事を最後まで読んでもらうと、地方再生・町おこしにキッチンカーを活用するための考え方と具体例を学べますので、ぜひ最後までお読みください。

キッチンカーの出店場所提供から車両保有へ

カーミン色のキッチンボックス453

従来のキッチンカーを活用した地域再生・町おこしは、各自治体がキッチンカー事業者に対して、経費の一部を助成し、公園・公共施設など自治体が管理する場所を出店場所として提供する取り組みが中心でした。取り組みの中には、各地域が抱える課題解決・地域活性化などを目的としたものもあります。

【参照】キッチンカーに関する自治体の取組み|Green Dining Chef公式サイト

それに対して、最近では地方自治体・商工会・JA(農業協同組合)・学校法人・一般社団法人など、地域全体を盛り上げていくミッションをもつ組織・団体自体が、キッチンカーを購入・保有する事例が増えています

国内最大手のキッチンカー製作・販売会社である、株式会社フードトラックカンパニーからキッチンカーを購入した、組織・団体の一例を以下に列挙します。

保有する目的はキッチンカー運営または貸し出し

保有する目的はキッチンカー運営または貸し出し

地方自治体・商工会・JA(農業協同組合)などの公的・準公的機関自身がキッチンカーを保有する目的は大きく「機関自身でのキッチンカー運営」と「会員・関係者へのキッチンカーの貸し出し」の二つに分かれます。

「機関自身でのキッチンカー運営」としては、JAが管轄地域で収穫できた農産物の認知・消費拡大のためにキッチンカーを活用したり、社会福祉法人が施設利用者の生産した商品をキッチンカーで販売したりするケースが代表的な例です。

「会員・関係者へのキッチンカーの貸し出し」の例としては、商工会が会員を対象にキッチンカーの貸し出していることがあげられます。貸し出す際の費用は比較的安価である場合が一般的です。公的・準公的機関としては、貸し出した企業・個人に地域のイベントに積極的に出店してもらい盛り上げてもらうことで、地域再生・町おこしにつながることが期待できます。

一方、キッチンカーを借りられると、事業者は最低限の費用で新商品のテストマーケティングが可能です。新店舗開設・新商品開発には多額の費用がかかるので、リスク軽減のための事前調査として事業者は利用できます。また、新規で起業する人にとっては、キッチンカー運営を通して、事業計画作成・商品開発・集客・接客・資金管理とビジネスそのものを学ぶ機会としても活用可能です。

具体例1.走るチャレンジショップ!ドリームキッチン(逗子市商工会)

キッチンカーを活用した地域再生の先進的な取り組みを紹介します。神奈川県の逗子市商工会では2023年1月から商工会会員を対象にキッチンカー(愛称:ドリームキッチン)を貸し出しています。キッチンカーの貸し出しを通じて事業者の「新商品のテスト販売」「新しい商圏への販路開拓」を支援することで、地域を活性化させることが目的です。

レンタル料は無料で燃料費などの実費と1日当たり2千500円の利用負担金のみで貸し出しています。利益を追求しないといけない一般企業では設定不可能な水準のレンタル価格で提供しているのは、公的機関ならではの特徴です。キッチンカーの購入には、数百万円単位の初期費用がかかるので、わずかな負担金のみで、新商品の試験販売・マーケティング調査ができる本プロジェクトは、事業者にとってぜひとも利用したい取り組みと言えるでしょう。

【参照】逗子市商工会貸出用移動販売車「走るチャレンジショップ!ドリームキッチン」|公式サイト

具体例2.米などの地場産農産物を地域住民にPR(いるま野農業協同組合)

埼玉県のいるま野農業協同組合(JAいるま野)では、同組合が所有するキッチンカーを使って、JAあぐれっしゅふじみ野農産物直売所を拠点に地元産のお米で作ったおにぎりなどをキッチンカーで販売しています。幅広い年齢層に好まれるおにぎりの販売を通じて、JA産米の認知を広げることとお米の消費量拡大を目的としています。

おにぎりに使うお米はもちろん、ネギみそおにぎりに使われる「ネギ」や里芋ご飯に使用されている「サトイモ」などの具材も同地域で収穫されたものを積極的に使用しているのが特徴です。また、いるま野農業協同組合では、同組合が管轄する直売所でのキッチンカー出店も積極的に募集しており、地域産の農産物消費拡大のためにキッチンカーを積極的に活用しています。

【参照】おにぎりキッチンカー活躍 埼玉・JAいるま野 地元産米をPR|日本農業新聞公式サイト

まとめ

地方自治体をはじめとする公的・準公的機関とキッチンカーの関わり方は、従来の出店場所の提供に加えて、公的・準公的機関自体がキッチンカーを保有するケースが増えてきています。神奈川県逗子市や埼玉県川越市などでは、地域事業者へのキッチンカーの貸し出しや、キッチンカーでの販売を通じた地域の農産物の普及拡大への取り組みが行われています。

公的・準公的機関が積極的にキッチンカーを活用する施策を進めていることや、緊急災害時の食料供給手段としてキッチンカーが期待されている昨今の状況から、キッチンカーは社会的なインフラになりつつあると考えられるでしょう。キッチンカーを活用した地域再生・町おこしに興味がある人は、株式会社フードトラックカンパニーまでお問い合わせください。

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