目次
カラフルなスムージーの人気とキッチンカー(移動販売車)
健康的というイメージが強いスムージーは、野菜やくだものをミキサーにかけてつくります。たくさんの野菜やくだものが入っているから、ごはんを食べるより栄養やビタミンが簡単に取れるのは嬉しいですよね。
あのレディーガガもごはんの代わりにスムージーを飲み、13kgも体重を落とした のだとか。このように、ダイエットをしたい人にもスムージーはぴったりなんですよ。しかし 毎日スムージーを作るのは大変。
ミキサーでスムージーを作られたことがある人はご存知かと思いますが、毎回野菜を洗ったり、切ったり、ミキサーを洗うのって面倒なんですよね。忙しい朝や、たくさん寝ていたい時には、くだものを切ったり、ミキサーを洗ったりというのはなかなか続きません。
毎日飲みたいけど、自分で作るのはちょっと…という方や忙しい方、健康を気にしている方に向いているスムージー。
最近では駅などではジューススタンドを見かけることが増えました。そちらでは人参やクロレラなどが入った健康志向のものも販売されています。コンビニでは、赤や緑などの色が特徴的なスムージーも販売されています。
忙しい人が多いから、簡単に栄養がとれるスムージーは便利です。今回は、自分で作ると手間がかかるし続かない、だからこそ移動販売で売っていると嬉しいスムージーの移動販売をはじめる方法をご紹介です!
スムージーを移動販売ではじめるためのhow to
スムージーの移動販売をはじめるためには、いくつかの手順が必要です。食品を扱うので、使う設備には保健所から許可を取ったり、食品を扱えるような資格もいります。
一つずつ確認していきましょう。
保健所への条件の確認→車の整備(目安時間2~3か月)
移動販売車は、自家用車などをそのまま使うことはできません。
食べ物を扱うためにふさわしい設備の基準や、衛生面でも気をつけなければならないことがあり、それらをクリアすると移動販売をはじめることができます。その設備や衛生面の基準は保健所によって違います。
車に設置する給水タンクは100リットル以上必要なところもあれば、40リットル以上が基準のところもあります。地域によって基準が違います。ます初めに保健所へ相談をして、スムージーの移動販売車の基準を聞きましょう。
基準を聞いたら、次は車の整備です。保健所からの基準を満たすように、スムージーの製作の機材を設置していきます。こちらを自分で行う場合は、車検に通らない可能性があります。
車検に通らないと、公道を走らせることができなくなりますので、なるべくプロの方にお任せをするか、基準をきちんと確認して改造されてくださいね。車の設備が終わったら、次は車検に出します。
8ナンバーでの車検(目安時間:1か月以上)
スムージーの移動販売車の整備が終わったら、次は車検に出していきます。改造前の車に車検が残っていても、設備を変えた場合は無効になります。そのため、改造後はすぐに車検に出せるように予約などをしておくといいですよ。
車検の目安料金は20万円前後です。もっと安いところもありますが、その分長く待つこともあります。早めに探すといいですね。
スムージーの移動販売車の検査と許可
車検が終わったら、次は保健所に移動販売車を検査してもらいます。こちらの検査に通れば、移動販売車での営業許可をもらえます が、基準に満たない場合は許可がおりません。
その場合は再度車を整備する必要がありますので、一度でクリアできるように準備しましょう。
食品衛生責任者の資格について
保健所でスムージーの移動販売車の許可をとっても、そのまま販売をすることはできません。販売する人には、食品衛生責任者という資格が必要 です。
こちらは調理師免許や、船舶調理人、栄養士の資格を持っている人は取得する必要がありません。もし調理師などの資格がない方は、食品衛生責任者の資格を取りましょう。
この資格は、食品を取り扱うための衛生や、公衆衛生などについて勉強します。6時間の講義を聞き、テストに合格すれば取得できます。
テストというと難しいように聞こえますが、きちんと講義を聞いていれば受かる内容となっております。あまり緊張せずに受けてくださいね。受講には予約が必要ですが、人気があり一か月先まで埋まっていることもあります。早めに予約をされるといいですよ。
仕込み場所について
もし仕込み場所も新しく手配する場合は、こちらも保健所の許可が必要です。以前に保健所の許可を得ているところを使う場合は、許可を取り直す必要はありませんが、新しく作る場合には注意です。
こちらも保健所の基準がありますので、手配前に基準を確認するようにしましょう。移動販売車と仕込み場所の両方を手配する場合は、一緒に保健所に条件を確認されるといいですよ。
移動販売のスムージーにオススメの組み合わせとは?
スムージーは、野菜やくだもの、氷やヨーグルトなどを 好きに組み合わせて作ることができます ので、自由に作ることができます。パイナップルやマンゴーなどの熱帯地域のくだものを組み合わせたり、キウイと小松菜など色で組み合わせてもいいですね。
スムージーはくだものや野菜の色がそのままなので、イチゴを使えばピンクになりますし、小松菜やほうれん草を入れればきれいな緑色にもなります。そのままでも十分色がきれいなスムージーは、カラフルさもアピールできますね。
また、栄養が取りやすい組み合わせ だと、飲む人にとっても嬉しいですね。骨に不安がある人には、ヨーグルトのカルシウムと、アーモンドミルクのビタミンDの組み合わせがいいですよ。こちらは、カルシウムを吸収するには、ビタミンDが必要だからです。
おいしいスムージーをつくるだけではなく、栄養面からもオススメできると、リピーターにもつながるかもしれませんね。他には、お客さんにくだものや野菜を選んでもらうのもいいですね。
その場でミキサーにかけて提供すれば、そのお客さんだけのスムージーがつくれます。その場合は有機栽培などの栽培方法にこだわったものや、地域の野菜をつかえば、こだわりのある人にも興味を持ってもらえます。
スムージーの販売におすすめのキッチンカー(移動販売車)
スムージーに必要な設備は、野菜やくだものを入れる冷蔵庫や、氷や冷凍くだもののための冷凍庫が必要です。他には、スムージーを作るためのミキサーがいくつか必要です。
その場でお客さんごとにスムージーを作るなら、替えのミキサーの数も必要でしょう。ミキサーや冷蔵庫に場所は取りますが、あまり大きな設備は必要ありません。
そのため、トヨタのクイックデリバリーよりも小さい車種のもので十分です。こちらの、ワーゲンレプリカ のようなものだと、外観もかわいいですね。
先輩キッチンカーの紹介!スムージー編
今回の先輩キッチンカー紹介では、街のスムージーやさんapple jackさんをご紹介です!埼玉の深谷周辺で販売しているapple jackさんは、ワゴンタイプの車にて販売されています。塗装などはされていないようですので、ポップや旗などでアピールされていますね。
スムージーでは、ブルーベリースムージーや、バナナスムージー、ストロベリースムージーなど、くだもの中心のものを販売されています。かき氷やお弁当を販売されていますので、スムージー以外にも販売をされたい方は、一度販売の様子を伺うとといいかもしれませんね。