フライドポテトをキッチンカーで販売しよう
あなたの好みのフライドポテトは、細長いポテトですか?それとも、くし形?
揚げたてサクサクもいいけど、ちょっと揚げてから時間がたって、しなっと柔らかくなっているのもいいなぁ。
フライドポテトは大人もこどももみんな大好きですよね。
ハンバーガーをはじめ様々な料理の付け合わせや、居酒屋のメニューはもちろん、色々な飲食店で取り扱われているのがフライドポテトです。
揚げたポテトのことを日本ではフライドポテト、フレンチポテトと呼ばれていますが、発祥国のベルギーでは「フリッツ」、他にも、イギリスでは「チップス」、アメリカでは「フレンチフライズ」、フランスでは「ポム・フリット」などと呼ばれ、親しまれています。
ベルギーではフライドポテトにサムライソース(マヨネーズにハリッサと油とレモン汁を加えたピリ辛ソース)やマヨネーズをつけて食べるのが一般的だそうで、サムライソースなんて言葉を聞くとベルギーに親近感がわいてしまいますね。
食べ歩きにもピッタリなフライドポテトはキッチンカーのメニューに最適です。
今回はフライドポテトを詳しくご紹介していきます。
フライドポテトがおすすめな理由
なぜフライドポテトがキッチンカーのメニューとしておすすめなのでしょうか?それは、いくつもの利点があるからなんです。
▷原価が年間通して安定している
フライドポテトの主な材料は揚げ油とじゃが芋です。
スーパー等でお買い物をしているとわかりますが、油はもちろんのことながらじゃがいもは通年で大きな価格変動が見られません。季節によって価格が左右される商品は季節ごとに損益分岐点の金額を変更しなければいけませんが、じゃがいもはそういった計算が必要ないので、経営者には優しい材料と言えますね。
▷顧客層が幅広い
芋は日本に限らず世界で食べられており、オランダなどのヨーロッパ諸国や南米など多くの国々で主食として取る人たちもいます。
小さい子供から大人まで、また女性男性に限らず人気の商品ですから、どんな街でも売上を上げることができるメニューだといえるでしょう。
▷味付けや切り方でメニューは無限大
じゃがいもの切り方にも色々あります。
細長いものから太いもの、櫛形や波型、格子状、らせんなどなど。
味付けも多種多様。塩だけでなく、様々なシーズニングで楽しんだり、ソースにディップするのもたまらないですね。
▷メインメニューでもサイドメニューとしても扱える
ハンバーガーをはじめ色々な料理の付け合わせとしてフライドポテトは使われており、その勢いは、トルコ料理のドネルケバブの屋台でもつけ合わせとしてフライドポテトが用いられるほど。
また、フライドポテト専門店があるほど、日本人もフライドポテトの虜なのは間違いありません。
フライドポテトは昼時はサイドメニュー、おやつタイムには主力メニューになるので、時間帯によって扱いを変えることができる優秀選手といえるでしょう。
フライドポテトのおすすめメニュー
ポテトにはいくつかの調理方法があります。
まず、生のじゃがいもを切って調理する方法と、粉末状に加工されたものを調理する方法があります。
粉末状のじゃがいもを調理する場合は、他の素材を混ぜ込むことができるので、オリジナルのポテトを作ることができますね。
最近屋台などで見かけるのは「もちもちポテト」や「ロングポテト」と呼ばれるもの。これは「ラスポテト」というオランダ発祥の調理法です。
ラスポテトには
・材料の常温保存が可能である
・調理時間が短くて済む
・温度変化による揚げ油の劣化を抑えることができる
・商品の大きさを揃えることができる
などの利点があります。
「ラスポテト」はキッチンカーにとっても、かなり扱いやすい商品ではないでしょうか?
また、最近の流行りでいえば、「ローディットフライ」をご存知ですか?
アメリカではその専門店が存在するほどの人気ぶりで、近年日本にも上陸したトレンドポテトです。ローディッド(loaded)は、直訳すると”積み込んだ、満載した”という意味で、具材やソースをのせる具沢山で贅沢なフライドポテトのことをさします。
チーズやミートソースはもちろん、ワカモレとサワークリームチーズの組み合わせやガツンと牛ステーキを乗せたものまであり、乗せる具材はこれまた無限大です。
見た目のインパクトもばっちりで、SNS映えするのは確実です。
ジャンクにジャンクを重ねるのとは別に、ヘルシー路線はいかがでしょうか?
フライドポテトではなく、ベークドポテトを取り扱うのもいいと思います。
低カロリーポテトということで、サラダのトッピングとしてベークドポテトを乗せるのはどうでしょうか?ポテトは主食にもなりますから、食べ応えは抜群です。また、芋類には食物繊維も含まれていますし、他にもビタミンやミネラル、抗酸化作用のあるポリフェノールなども豊富で美容と健康の見方な食材ですから、女性にも好まれるメニューになりそうですよね。
芋類はアレンジしやすい食材ですから、みなさんのアイデア次第でワクワクしちゃうメニューができちゃいそうですね。
フライドポテトに必要な設備
フライドポテトに必要な設備はそんなに多くありません。必需品はフライヤーです。回転を上げるためや、二度揚げするために2個使用しているキッチンカーもあるようです。
他にはフライドポテトカッターや、テーブルクラフト(スクープ)、ソース用のコンロなど、みなさんが描くフライドポテトのメニューによって必要な設備は変わりますから、まずしっかりとご自分の目指すフライドポテトの方向性を見定めてくださいね。
設備とドリンクなど他に取り扱うメニュー次第ですが、キッチンカーは小型でも十分かと思います。
小型は小回りが効くので、出店場所を選ばないのが一番のポイントかと思います。
2度揚げをしたり、多く揚げて商品の回転数をあげたり、ドリンクや他のメニューにも力をいれるのであれば中型のキッチンカーもおすすめです。
フライドポテトのキッチンカーの先輩
フライドポテトを取り扱っているキッチンカーの先輩にはどんな方がいらっしゃるのでしょうか?
北海道を中心に営業しているASOMBROSO(アソンブロッソ)さん。
店名の由来は「amazing、素晴らしい」という意味のスペイン語だそうで、食べ終わった後に「素晴らしいね ~ ASOMBROSO ~」とお客様に言っていただけるようにという思いでつけられたそうです。
ASOMBROSO(アソンブロッソ)さんには、こだわりがたくさん。
フライドポテトをハンドカットフライズと呼び、生産量日本一の北海道で採れた国産のじゃがいもだけを使用しています。メインメニューにもサイドメニューにもビーガン(ヴィ-ガン)を取り入れています。
地元の美唄市や空知地区の農家さんと協力をして、北海道のみならず全国に、さらには海外に北海道産のじゃがいもの良さを普及していきたいという熱い想いをもったオーナーが作るフライドポテト(ハンドカットフライズ)は絶品。こだわりの油でハーブと一緒に揚げることで、香りよく、中はホクホク、外はカリッと仕上がっていますので、お子様からお年寄りまで美味しく召し上がっていただけます。
メニューは、プレーン以外にも「炙りマヨネーズ」や「ヴィーガン(ビーガン)マヨ」「タイムグレイビー&豆腐チーズ」など、 おいしそうでワクワクするメニューが盛りだくさんです。ドリンクとして提供されているチアシードスムージーもヘルシーでおいしそう。
今年の6月には名古屋への出店を計画しているそうで、愛知で大きな旋風を巻き起こすのは必死ですね。
ASOMBROSO(アソンブロッソ)
TEL:090-5955-8050
HP:https://www.asombroso.jp/
SNS:https://www.facebook.com/pg/ASOMBROSO.catering.service/posts/
いかがでしたでしょうか。フライドポテトはおいしくて、子どもにも大人にも人気のメニューです。
キッチンカーで、皆さんのアイデアを取り入れたオリジナルメニューを、より多くの人たちに笑顔のもとを届けに行きませんか?