キッチンカーの「セールスツール」に関するワンポイントアドバイス！

第4弾はセールスツールについてです。

セールスツールとは、お客様に商品やサービスを販売する際に使う資料や道具のことを言います。キッチンカーで商材を販売するためのツールとはどんなものがあるでしょうか？

・車体ラッピング

・のぼり

・ＰＯＰ広告

・メニューボード

・看板

・雰囲気作りのインテリア等

様々な手法があります。

今回はお客様に来てもらう、買ってもらうための各種ツールについて説明致します。

あなたがどんなキッチンカーにしたいか？という構想はお持ちだと思います。果たして、そのキッチンカーにお客様は寄ってきて頂けるでしょうか？ただ、遠巻きに見てるだけ・・・近くまで来て頂けても買わずに帰ってしまう・・・そんなことを未然に防ぐのがセールスツールなのです。

(1)視覚に訴える

遠くから見ても何屋さんかすぐわかる。これは重要なポイントです。
ある調査によると、人は飲食店の看板を見て、店に入るかどうかを1秒程度で決断
するという結果があります。
車体ラッピングは有効な手段ですが、レンタルキッチンカーの場合はちょっと
大がかりになってしまいます。
手っ取り早いのは、のぼり・タペストリー・横断幕です。
遠くからでも視認性があり、タペストリーに美味しそうな商材画像があれば
一目で何屋さんかがわかります。

メユーボード・看板

メニューボード・看板の類は商材画像を入れた方がお客様に伝わりやすくなります。
その際、ボリューム感やサイズ感がわかるようにするとベターです。
商材のサンプル見本を置いておくのも手です。
メニューボードは販売窓口とは別に、もう1か所店主から見えないところに掲示すると効果があります。
お客様の中には店主に「早く注文しろよ～っ」的な目線でジロジロ見られると、選べないような方もたくさんいらっしゃいます。
そんなお客様のためにも、少し離れた場所にメニューを出すような配慮があるといいです。

POP広告

POP広告は、「今月のオススメ」とか「人気No.1」とかお客様の購入動機を後押し
するツールです。キャッチフレーズや店主のこだわりなどを書いて訴える効果があります。

(2)聴覚・嗅覚に訴える

キッチンカーの中で、ジュージュー肉を焼く音がしたり、揚げる音がしたりと出来立てのおいしさを演出するセールスツールに成り得ます。
また、美味しそうな匂いも食欲をそそるセールスツールです。
自分で食べるために調理してたら、匂いに釣られてお客様が来るなんてことはよくあります。

(3)味覚に訴える

こればっかりは、提供する商材の話ですのでアドバイスは出来ません。
ただ試食用のサンプルを置くという手はありです。
試食って効果あるの？って思われる方も多いと思います。
出店場所にもよりますが、子供の集団に試食（当然売上は0）してもらって後日、そのご家族が大量注文というパターンは結構あります。

(4)フィーリングに訴える

要はお店の雰囲気作りです。レトロ調にしたいとかイタリアンっぽくしたいとか色々と構想されてると思います。
ただ、ここでのアドバイスは清潔感は忘れずに・・・ということです。
筆者の個人的感想ですが、洗車もしたことないようなキッチンカーで登場して
使ってる調理道具も油でギトギト、車内はススだらけみたいなお店ではあんまり購入したくないです。