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餃子のキッチンカーは、車を手配する前に保健所へ条件を確認するところから準備が始まります。仕込み場所を車外に確保して許可を受ける考え方、車の設備手配は2~3か月以上前・車検は1か月以上前という逆算の目安、講習で取る食品衛生責任者、津ぎょうざや浜松餃子に学ぶ大きさ・皮・肉・野菜の決め方、焼きは鉄板・揚げはフライヤー・水餃子は大鍋という設備の違いと夏の暑さ対策、静岡の先輩店「包味」まで、この記事で一通り分かります。
目次
人気がある餃子だからキッチンカーで販売しよう
ごま油の香ばしい香りと、カリッとした焼き色のついた皮、一口噛めば肉汁とニンニクのうまみが口に広がる餃子。
中国から伝来して来た餃子は、今ではラーメン屋さんや中華料理屋、居酒屋など色々な飲食店で見かける老若男女を問わず多くの人が好きなメニューですます。
スーパーなどでは既にできているものから、手作りするための餃子の皮なども売られており、餃子は日本ではとてもポピュラーです。
キッチンカーでも餃子は売られていますが、その魅力的な餃子のにおいにつられ、足が止まってしまいます。おなかが空いている人にとって、その餃子のにおいはとてもインパクト大ですものね。
今回は、そんな魅力的な餃子をキッチンカーで販売する方法をご紹介します!
餃子のキッチンカーに必要な準備や許可を解説!
キッチンカーで餃子の移動販売をするには車の準備や検査などが必要です。
何が必要か、またどこで受けられるのかを説明していきますので、一緒に確認していきましょう!
1.保健所への条件の確認(車の手配前に!)
食品を取り扱う上で最も大切なことは、整った衛生環境です。キッチンカーで移動販売を行うためには、車を保健所の基準に満たす必要があります。扉の大きさや、給水タンクは何リットル以上のものなど多くの規定や条件があります。
車の設備を整えても、基準を満たしていなければ再度設備を整えなければなりませんし、車検を再度通すことになります。そうなると時間も予算もかなりかかってしまいます。最初に地域の保健所の条件を必ず確認しましょう。
また、保健所によりこちらの基準は異なります。多摩地区で許可を得たのに、別の地区ではだめだった…ということもありますので、販売したい場所を管轄する保健所に必ず聞くようにしてください。
2.仕込み場所について
仕込み場所はどちらでしょうか?タンク容量の小さい車では車内での仕込みは認められず、車外の仕込み場所が必要となります。200Lの給排水タンクなど条件を満たせば車内で仕込みができる場合もあります(保健所に要確認)。
仕込み場所についても、車と同じく保健所からの許可が必要です。
しかし、家のキッチンではまず許可はおりず、専用の仕込み場所を手配しなければなりません。考えられる手立てとしては、
・家のリフォームをする
・庭などの敷地に仕込み場所を建設する
・飲食店の知人などに調理場を借りる
・仕込み場所シェアサービスなどを利用する
などがあります。車と同様に保健所が許可を出す条件がありますから、保健所からの条件を最初に確認してくださいね。
3.餃子販売車の設備、手配(2~3カ月以上前)
キッチンカーの条件を保健所から確認したら、その条件に合う設備を整えましょう。車を手配したり、条件に見合うだけの設備を整えるためには、業者に依頼するのが確実です。
しかし、業者などに頼むとなると、2~3カ月程度の期間がかかります。もしかしたらもっとかかる可能性もありますから、早めに行動するのがおすすめですよ。
また、車を手に入れるところから始めるとしたら、更に時間がかかります。以前に移動販売をしていた中古車などを使うと、設備を流用できることがあります。車を購入するところからはじめる方は、中古車などもチェックしてみてはいかがでしょうか?
4.キッチンカーの車検(1カ月以上前)
車の設備が整ったら、次は車検です。設備を変えるような車の改造は、車検を取り直さなければなりませんから注意が必要です。
また、車検は申し込みをしてから車検をしてもらうまで、時間がかかることがあります。1カ月以上かかるという声もありますので、車の設備をお願いしたら、車検の予約は早めに動いてくださいね。
5.「食品衛生責任者」の取得(1カ月程度前)
キッチンカーの手配や車検などで待っている間に、次は「食品衛生責任者」の資格取得の予約をしましょう。こちらは、食品を取り扱うには必ず取得しないといけない資格です。
1日(6時間程度)の受講で資格を取ることができますが、地域によっては月に3回しか開講しない場所もあり、先に予約だけするのがおすすめです。また、地域によって受講料が変わりますが、1万円くらいが受講料の平均です。
6.保健所でのキッチンカーの検査、許可(飲食店営業許可の取得)
車検から車が返ってきたら、次は保健所で車の許可をとりましょう。最初に保健所で移動販売車の条件を聞いているなら、まず落ちることはありません。安心して受けましょう。
7.仕込み場所の検査、許可
仕込み場所は、新しく手配されましたか?新しく手配した場合は、車の検査と一緒に、仕込み場所の検査もしましょう。
しかし、保健所に条件を聞いて設備を整えていれば大丈夫です。
ここまでクリアできれば、晴れてあなたは餃子屋さんをスタートできます!
これがおすすめ!餃子のキッチンカーのメニュー!
餃子は、皮の厚みや具材によって、味もかなり変わってきます。
同じ野菜や食材を使っていても、配合により異なる味になるでしょう。
そのため、まずは使う食材を決めて、どのような餃子を作るかを考えてみましょう。
・餃子の大きさ
ビッグ餃子や一口餃子など、大きさは皮のサイズによって自由にできます。
津ぎょうざ(三重県)と呼ばれる大きな揚げ餃子をご存知ですか?その定義は、直径15cmの大きな皮で餡を包み、油で揚げた揚げ餃子ということですが、起源は学校給食だそうです。
・餃子の皮
一般的な小麦粉の皮から、ホウレンソウなどの野菜を練りこんだカラフルな皮など色々あります。
小麦粉ではなく、他の粉を混ぜることにより食感も変わりますし、米粉やタピオカ粉、片栗粉など、粉の種類もたくさんあります。
ブレンドをして、独自の配合をしてもいいかもしれませんね。
・お肉
餃子の主役であるお肉は、基本的に豚肉が使われています。
豚肉でも、どの部位かどこ産か、あるいは脂を多めにしてジューシーにするか、赤身だけにするかなどで味に変化がでてきます。
他にも、ブランドの豚肉をつかうことにより特徴が出て、他の餃子と差別化ができますよ。
・野菜
餃子に入っている野菜は、ニラ、白菜、キャベツ、ねぎ、長ネギあたりが一般的ですが、キャベツの代わりに白菜、長ネギの代わりに玉ねぎを使用するところも多いようです。
ご当地餃子としてはトマトが入っていたり、浜松餃子のように付け合わせにもやしを添えたり、特産野菜だけで餃子を作ったりと、オリジナル感を出すのに一役買っています。他にも野菜はたくさんありますので、配合を考えたり、餃子では使わないような野菜をつかうのも面白いかもしれませんね。
- 津ぎょうざ
- カラフル餃子
- 浜松餃子
餃子は加熱の方法によっても楽しみ方が変わります。
餃子は共通の物を使っていても、加熱する方法を変えれば味や触感が変わりますね。
・焼き餃子
変わった焼き餃子というと、羽根つき餃子や円盤餃子、鉄鍋餃子などが有名ですね。
焼き餃子は、醤油やお酢、ラー油などを混ぜて食べますが、神戸などでは味噌だれで餃子を食べるそうなので、オリジナルだれを考えるのもよいですね。
・揚げ餃子
揚げ餃子ですと、そのままでもおいしいですが、揚げ餃子に合うタレや、薬味などがあってもよいでしょう。ポン酢やチリソースもいいですね。
他にはあんかけにしたり、ザクザクとした大きめのネギやショウガが入ったタレをかけたり。揚げ餃子+何かで、組み合わせを考えるとバリエーションも増えます。
・水餃子
水餃子はスープに入れたり、そのままで食べたりすることができます。タレをかけて食べたり、薬味をのせて食べたり。山椒と唐辛子の辛みをきかせた「よだれ鶏」のタレで食べたら箸が止まりません。また、静岡県では特産のモロヘイヤの入った「裾野(すその)水餃子」が有名だそうです。
お店によっては、加熱前の餃子を販売していることがあります。焼きたてを食べたい方もいるので、生の餃子も販売するといいかもしれませんね。ただし、生餃子・冷凍餃子の持ち帰り販売には、そうざい製造業や冷凍食品製造業など別の許可・届出が必要になるため保健所への事前確認が必要です。
餃子はお店によって味も大きさも異なります。どんな餃子にしたいか、ぜひ考えてみてくださいね。
餃子のキッチンカーにはこれだ!おすすめの車種と設備
餃子を販売するためには、キッチンカー内はある程度の広さが必要です。焼き餃子なら鉄板、揚げ餃子ならフライヤー、水餃子なら大きなお鍋を置くスペースが必要です。
また、夏には車内がかなり暑くなりますので、エアコンやスポットエアコンなどの空調が必要でしょう。
他にも、食材を入れる冷蔵庫や、ガスボンベなども必要です。しかし、野菜を切ったり餃子を包んだりの工程は、仕込み場所で行いますので、大きい調理台などは必要ありません。こちらのようなキッチンボックス350がおすすめです。
先輩キッチンカーの紹介!餃子編

静岡餃子の移動販売の、包味(つつみ)さんをご紹介です!こちらの包味さんは実店舗からキッチンカーを始めた方で、餃子は通販でもお取り寄せをすることができます。
移動販売車の車体側面にある餃子は、とてもおいしそうですね!黒と赤のツートンカラーは、遠くからでも目立ちそうです。餃子の具材には、富士宮産のLYB豚(るいび豚)を使用。その地域のブランド豚や特産野菜をつかっていると、興味が惹かれますよね。
最後に

餃子をキッチンカーで販売する方法、いかがでしたか?
においがたまらない餃子は、人を誘う魅力がたくさん!キッチンカーでも売りやすいので、ぜひ餃子ではじめてみてはいかがでしょうか?
キッチンカーで餃子の移動販売をはじめるうえで、わからないことや疑問、車種などの悩みなどご質問がありましたらこちらまでご相談ください。
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Q餃子のキッチンカーを開業するまでの手順と、準備にかかる期間の目安を教えてください。
A.記事が示す流れは、①保健所への条件確認、②仕込み場所の確保、③車の設備の手配、④車検、⑤食品衛生責任者の取得、⑥保健所での車の検査・許可、⑦仕込み場所の検査・許可の7段階です。車の設備を業者に頼むと2~3ヶ月程度かかり、車検も予約から1か月以上かかるという声があるため、設備の手配は営業開始の2~3か月以上前、車検は1か月以上前に動き出すのが目安とされています。食品衛生責任者は講習を受ければ取れますが、地域によっては月に3回しか開講がないので、車の手配や車検を待つあいだに予約だけ先に入れておくのが記事の勧めです。受講料は地域差があるものの、1万円くらいが平均です。
Q餃子を包む仕込みはキッチンカーの中でできますか?仕込み場所はどう用意すればいいですか?
A.記事では、野菜を切る・餃子を包むといった工程は車内ではなく仕込み場所で行う前提になっており、車の中での仕込みは保健所の許可が得られないケースがほとんどだとして、車外に仕込み場所を確保するよう勧めています。仕込み場所にも車と同じく保健所の許可が要り、自宅のキッチンではまず許可が下りません。記事が挙げる手立ては、家をリフォームする、庭などの敷地に仕込み場所を建てる、知人の飲食店の調理場を借りる、仕込み場所のシェアサービスを使う、の4つです。新しく用意した仕込み場所は、車の検査と一緒に保健所の検査を受けます。許可の条件は保健所ごとに異なるため、販売したい場所を管轄する保健所に最初に聞くことが前提です。
Qほかの店と差がつく餃子のメニューは、何から決めればいいですか?
A.皮の厚みや具材の配合で味が大きく変わるので、まず使う食材を決めてから、どんな餃子にするかを考えるのが記事の順番です。決める要素は「大きさ」「皮」「肉」「野菜」の4つ。大きさは皮のサイズ次第で一口餃子からビッグ餃子まで自由で、三重県の津ぎょうざは直径15cmの皮で餡を包んだ揚げ餃子です。皮はホウレンソウなどを練り込んだカラフルなものや、米粉・タピオカ粉・片栗粉を混ぜて食感を変える方法があり、肉は豚肉の部位・産地・脂の量やブランド豚で個性を出せます。野菜はニラ・白菜・キャベツ・ねぎが一般的ですが、トマト入りのご当地餃子や、浜松餃子のようにもやしを添える例、特産野菜だけで作る例も記事は紹介しています。
Q焼き餃子・揚げ餃子・水餃子で、キッチンカーに必要な設備は変わりますか?
A.変わります。焼き餃子なら鉄板、揚げ餃子ならフライヤー、水餃子なら大きな鍋を置くスペースが要るため、餃子のキッチンカーにはある程度の広さが必要だと記事は説明しています。加えて、夏は車内がかなり暑くなるのでエアコンやスポットエアコンなどの空調、食材用の冷蔵庫、ガスボンベも必要です。一方で、野菜を切ったり餃子を包んだりする作業は仕込み場所で済ませるため、大きな調理台は要りません。記事がおすすめする車両はキッチンボックス350です。提供の幅を広げる例としては、羽根つき餃子や味噌だれ、揚げ餃子のあんかけ、よだれ鶏のタレで食べる水餃子のほか、焼きたてを食べたい人向けに加熱前の生餃子を売る方法も挙げられています。
Q餃子はキッチンカーで本当に売れますか?参考になる先輩の店はありますか?
A.売りやすいメニューだと記事は位置づけています。根拠は、調査会社のアンケートで老若男女の9割以上が餃子を好きだと答えていることと、ごま油とニンニクの香ばしいにおいが通行人の足を止める集客力です。先輩として紹介されているのは、静岡餃子を移動販売する「包味(つつみ)」で、実店舗からキッチンカーを始めた店で、餃子は通販でも取り寄せできます。黒と赤のツートンカラーの車体側面に餃子をあしらい、具材には富士宮産のLYB豚(るいび豚)を使うなど、地域のブランド豚や特産野菜で興味を引く例として挙げられています。












































