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キッチンカー(移動販売車)のケバブ人気
今回はケバブのキッチンカーの開業に必要な準備についてご紹介させて頂きたいと思います。ところで、みなさんはトルコでは一般的なファストフードであるケバブの認知度はどのくらいあると思いますか?
日本ではまだまだケバブが何かを知らない人も多くいることは事実です。ホットドッグやハンバーガーに比べてしまうと、イメージがしづらい方も多くいらっしゃいます。
しかし、それだけに集客のチャンスもあり、可能性を秘めているのもケバブの移動販売の魅力です。そんなケバブで独立開業し、地元で一番のケバブ屋さんを目指しましょう。
ケバブの移動販売を始める為の準備
実際にケバブを移動販売で営業するには、どんな機材が必要で、どんな許可がひつようなのかをご説明させて頂きます。
ケバブに必要な機材
ケバブと言えば、やはりあの大きなお肉をぐるぐる回しながら焼いていくのが一番のアイキャッチと言えます。
あの大きなお肉を焼く為のケバブグリルは必需品と言えるでしょう。
そして、それをスライスしていく為のケバブナイフもご用意ください。刃渡り50㎝から60㎝はあると使いやすいです。もちろん水回りの設備として、シンクや給水排水設備も整えましょう。
トルコ料理ということで、トルコアイスもサイドメニューとしてお考えの方には、冷蔵庫も必須アイテムです。
ケバブに必要な許可
ケバブでの移動販売を始める為には、保健所で営業許可の申請をする必要があります。この申請の際に、許可基準は各保健所により異なるので、営業予定エリアの保健所へ必ず問い合わせて下さい。
具体的には、お店で調理をして販売をするので、食品営業自動車としての許可を取得します。そして、食品を扱う以上は、食品衛生責任者の資格も取る必要があります。
これは6時間以上の養成講習会を受講することにより、比較的簡単に取得することが可能です。様々な申請が必要になりますが、独立開業の為には必要な手続きです。
ケバブのおすすめのメニュー・レシピ
ケバブでの移動販売をする上で、あると嬉しいまたは喜ばれるメニューをみなさんにおすすめしたいと思います。
ケバブ丼
通常ケバブと言うと、パン生地のピタに挟んで食べるサンドイッチスタイルを多く目にします。しかし、日本にも牛丼の文化はありますので、ケバブと丼ぶりが合わないはずがありません。試してみる価値はあるのではないでしょうか。
ドリンク商材の充実
ケバブなどのパン生地商品はやはり喉が渇きます。ソフトドリンクはもちろんですが、大人の方向けにアルコールを充実させることをおすすめします。男性の方であれば、ガッツリお肉とアルコールは相性が最高です。
定番のトルコアイス
ケバブがトルコ料理ですので、変にトルコ感を出すよりは確実に売れるサイドメニューのほうが日本人受けしやすいです。
トルコアイス自体が伸びるアイスとして日本では認知されています。ここはサイドにトルコアイスを置くことをおすすめします。
ケバブの回るところやトルコアイスの伸びるところもそうですが、トルコ料理はアイキャッチに優れた商材ですが、味も抜群です。営業エリアや接客を間違えなければ、まず全く売れないということにはなりません。
ケバブでおすすめのキッチンカー(移動販売車)
ここではケバブの移動販売をする為に、おすすめのキッチンカーをご紹介させて頂きたいと思います。やはりケバブをぐるぐる回しながら焼いているところを見てもらうのが、魅力の一つでもありますので、ここはトヨタのアーバンサポーターをおすすめします。
大きい車体ですので、遠目から見た時にケバブを回しているのも見えますし、こんがり焼けたケバブの匂いも届きます。目の前に行列が出来た場合に、やはり大型の車のほうが焦らずゆったりと接客することが出来るのです。
あるいはトヨタのクイックデリバリーもまたおすすめです。ケバブは大型の車体であれば、好みで選んで頂いても構いません。
先輩キッチンカーの紹介!

今回ご紹介させて頂く先輩キッチンカーは、関東近郊だけに留まらず、全国各地に出店もされてい「ペルシアン ドネル ケバブ」様です。
イラン出身のオーナー様の手により作られるケバブは、まさに本場の味です。「ケバブの美味しさを多くの人に届けたい」という気持ちで毎日ケバブ作りに打ち込んでいます。
数十種類のスパイスから作られる特製の手作りソースを独自に研究されました。非常に研究熱心で、ケバブに対しての愛情が感じられますね。この手間暇かけることを惜しまない姿勢は、これからのケバブキッチンカーの方には、是非真似して頂きたいところです。
地元では有名で時折大行列も出来るほどの人気店です。オーナーの人柄も人気の秘訣でしょう。是非みなさんも、ケバブという日本ではまだ伸びしろのある商材を、全国に広く普及させるくらいの人気店を目指して下さい。