キッチンカーの維持費は月10万〜20万円|8項目の内訳・車両タイプ別の金額の違いや節約のコツを解説

キッチンカーの維持費は月10万〜20万円|8項目の内訳・車両タイプ別の金額の違いや節約のコツを解説

「キッチンカーの開業を検討しているものの、車両を買った後に毎月いくら維持費がかかるのか見当がつかない」

「駐車場代・ガソリン代・保険・車検まで含めた維持費の全体像をまとめて知りたい」

「キッチンカー開業後に維持費の金額が大きくて、売り上げがあっても利益が残らないのではと不安」

こうした悩みを抱えていませんか?

その気持ちはよく分かります。なぜなら、私自身がキッチンカーの開業準備を進めていたときにも、売り上げだけではなくて維持費についても把握しておかないと、しっかりと利益を残せないと考えていた経験があるからです。

キッチンカーの経験ゼロの状態から、独学でキッチンカーを開業した経験のある私が、キッチンカーの維持費について実際に経験したことを踏まえてまとめました。

この記事では、

  • キッチンカーの維持費の相場感と全体像
  • キッチンカー維持費の内訳とそれぞれの金額
  • 車両タイプ別の維持費の比較
  • キッチンカーの維持費が利益に与える影響
  • 維持費と初期費用の違い
  • キッチンカーの維持費を安く抑える方法
  • 維持費の中でも特に管理が重要な原価率の解説
  • 経費計上できる維持費の内容

についてお伝えします。

この記事を最後まで読むと、キッチンカーの維持費について具体的な内容や金額感、利益確保のために知っておくべき情報まで幅広く学べるので、ぜひ最後までお読みください。

 

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この記事で分かること(要約)

キッチンカーの維持費について、月10万〜20万円という相場と、駐車場代・ガソリン代・保険・税金・車検・出店手数料・消耗品費といった内訳ごとの金額目安を解説します。

軽トラックや普通車トラックなど車両タイプ別の維持費比較、月商50万円・100万円の場合の利益試算、初期費用との違い、安く抑える3つの方法、経費計上の仕組みまで順番に紹介。

読み終えると、開業後に毎月かかるお金の目安を具体的な数字で把握できます。

キッチンカーの維持費は月いくら?相場と全体像

キッチンカーの維持費は月いくら?相場と全体像

キッチンカーの維持費は、月10万〜20万円が相場です。維持費は大きく「車両系の固定費」と「営業にともなう変動費」の二つに分類され、出店頻度が高い場合や複数エリアで営業する場合は、月50万円程度まで増えるケースもあります。

全体像をつかむコツは、キッチンカーの維持費を2グループに分けて捉えることです。1つ目は「車両系の固定費」で、自動車税・保険・車検・駐車場代など、営業しない月でも発生する費用を指します。2つ目は「営業にともなう変動費」で、食材料費・ガソリン代・出店料・消耗品費など、稼働するほど増えていく費用です。

もう一つ押さえておきたいのが、維持費と初期費用の区別です。キッチンカー車両やキッチン設備の購入費は開業時に一度だけ払う初期費用ですが、維持費は営業を続ける限り毎月かかり続けます。

キッチンカー維持費の内訳を8項目で解説

キッチンカー維持費の内訳を8項目で解説

キッチンカーの維持費は、大きく以下の8項目で構成されます。

  1. 原材料費
  2. 駐車場代
  3. ガソリン代・燃料費
  4. 自動車保険(自賠責・任意)
  5. 自動車税・重量税
  6. 車検・整備費
  7. 出店手数料
  8. 消耗品費・光熱費・衛生管理費

それぞれの金額の目安と注意点を順番に解説します。

原材料費

キッチンカーメニューの原材料費は、売り上げに応じて金額が上下します。原価率を30%とすると、月の売上金額が30万円の場合は、原材料費は9万円になりますし、月の売上金額が100万円の場合は、原材料費は30万円になります。

原材料費(原価率)は、キッチンカー運営の成否を分ける大きな要因なので、少しでも小さくする継続的な工夫が求められます。

駐車場代

駐車場代は、自宅にキッチンカーを停められない場合に必要な固定費です。月1万〜3万円が目安となります。金額を左右する最大の要因は地域差です。東京などの都市部では月3万円を超える駐車場も多く、郊外との差は無視できません。

キッチンカーの車両サイズによっても駐車場代の料金は変わります。軽トラックベースの車両なら一般的な区画で済みますが、1.5t普通車トラック以上のサイズの車両では大型対応の区画が必要となり、その分の上乗せを見込んでおきましょう。

ガソリン代・燃料費

ベビーカステラ

ガソリン代・燃料費は、出店のたびにかかる変動費です。営業距離と出店回数に応じて、月1万〜3万円を見込んでおきましょう。キッチンカーのガソリン代だけで済まない点にも注意が必要です。調理機器の電源を発電機でまかなう場合は発電機用の燃料が別にかかり、遠方のイベントへ向かう際は高速道路料金も加わります。

営業拠点から出店場所までの移動コストは出店計画とセットで管理することが求められます。片道50kmを超える移動を伴う出店では、燃料費と高速代の合計が1万円近くに達する場合もあります。売上見込みと移動コストを見比べて、出店する価値があるかを判断しましょう。

自動車保険(自賠責・任意)

自動車保険は、加入が義務の自賠責保険と、万一に備える任意保険の2階建てです。任意保険まで含めると、月5千〜1万円程度が目安となります。

事業用車両は、自家用車より保険料が割高になりやすい点に注意してください。走行距離が長く使用頻度も高いため、保険会社のリスク評価が厳しくなるためです。

さらに、8ナンバー登録の車両では任意保険の引き受けを断られるケースがあります。加入できても保険料が高めに設定されることがあるため、車両の登録区分を決める前に、任意保険の見積もりまで確認しておくと後悔しません。

自動車税・重量税

自動車税・重量税は、車両の区分と重量で金額が決まる税金です。どの車両を選ぶかで、毎年の負担が変わります。

最も軽いのは軽自動車の区分です。軽自動車の自動車税は年5千円程度で、普通車登録の車両と比べて明確に安く済みます。反対に、車両が大きく重くなるほど税額は上がっていきます。

支払いは年単位ですが、資金計画では月割りにして毎月の固定費として扱うと管理しやすくなります。納税通知が届いてから慌てないよう、毎月の売り上げから税金支払用の資金を積み立てておきましょう。

車検・整備費

キッチンボックス350

車検費用は、車両タイプによって5万〜20万円超と大きな幅があります。軽自動車ベースのキッチンカーなら10万円前後、1.0t普通車トラック以上のサイズのキッチンカーでは20万円を超える場合もあります。

車検で覚えておきたいのが8ナンバー(特殊用途車)の扱いです。8ナンバー登録なら、キッチン設備を積んだままの状態で車検を受けられます。車検サイクルも2年に1度のため、設備の脱着にかかる手間と費用を減らせます。

日々の整備費も忘れずに計上しましょう。エンジンオイル交換を始めとする定期的な整備費用として、月数千〜数万円が目安の金額です。調理設備と車両が一体のキッチンカーは、一般車より点検箇所が多いと心得ておくと安全です。

出店手数料

出店手数料は、営業場所を確保するための費用です。1日5千〜2万円が相場となります。

支払い方式は主に2種類あります。1日単位で出店手数料の金額が決まっている固定制と、売上金額の一定割合を支払う歩合制です。歩合制は売り上げが少ない日の負担が軽い半面、繁盛した日ほど支払いが増えます。出店場所の集客力と自分のメニュー単価を照らし合わせて選びましょう。

ただし、出店手数料の額面だけで場所を決めるのは危険です。人通りの多いオフィス街やイベント会場は出店手数料が高くても売り上げが伸びやすく、反対に出店手数料が安い場所は集客に苦労することもあります。「出店手数料に見合う売り上げが立つか」という視点で比較するのが鉄則です。

出店手数料に関するさらに詳しい解説や具体的な出店場所については、以下の記事で詳細に解説しています。キッチンカー営業に興味がある人はぜひ参考にしてください。

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2023.03.19

消耗品費・光熱費・衛生管理費

消耗品・光熱費・衛生管理費は、一つひとつは小さい金額でも出店機会ごとに積み重なる費用です。内訳の目安は次のとおりです。紙コップ・容器・割り箸などの消耗品が月5千〜1万円、調理用ガスや発電機の電気などの光熱費が月5千〜1万5千円かかります。

加えて、衛生管理の費用も必須です。2021年の食品衛生法改正により、HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理が義務化されました。消毒液や使い捨て手袋、温度管理の記録用品などで月数千円〜1万円を見込んでおきましょう。これらを合計すると毎月2万〜3万円規模になるため、資金計画から漏らさないことが大切です。

車両タイプ別キッチンカーの維持費の比較

車両タイプ別キッチンカーの維持費の比較

キッチンカーの維持費は、どの車両タイプを選ぶかで変わります。代表的な3タイプの税金・保険など2年間の維持費の目安額は以下のとおりです。

  1. 軽トラ・軽バン(1ナンバー・4ナンバー)の維持費:2年で4万〜6万円
  2. 軽トラック(8ナンバー)の維持費:2年で6万〜8万円
  3. 普通車トラック(1.0t〜1.5t)の維持費:2年で9万〜11万円

各キッチンカーのタイプについて、メリット・デメリットを解説します。

軽トラ・軽バン(1ナンバー・4ナンバー)の維持費

軽トラ・軽バンは、3タイプの中で維持費が最も安い車両です。税金・保険などの合計は2年で4万〜6万円が目安となります。

強みは維持費の安さに加えた機動力です。車体がコンパクトで小回りが利き、燃費も優れているため、道幅の狭い住宅街や駐車区画の限られた都市部での営業に適しています。

弱点は積載スペースの制約です。調理設備や食材を積める量が限られるため、メニュー数を増やしたい場合や大型の調理機器を使いたい場合には不向きです。単品メニューを機動力で売るスタイルの人に合った車両といえます。

軽トラックサイズのキッチンカーの特徴については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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2021.04.28

軽トラック(8ナンバー)の維持費

軽トラックを普通車登録した8ナンバー車両は、維持費が中間に位置するタイプです。税金・保険などの合計は2年で6万〜8万円が目安となります。

8ナンバーの持ち味は車検まわりの負担軽減です。キッチン設備を載せたまま車検を受けられるうえ、車検は2年に1度で済みます。設備の脱着費用がかからない分、トータルの手間を抑えられます。

気をつけたいのは任意保険です。8ナンバーは保険料が高くなりやすく、保険会社によっては加入自体を断られる場合があります。車検で得する分と保険で増える分を天秤にかけ、総額で判断することが欠かせません。

普通車トラック(1.0t〜1.5t)の維持費

普通車トラックは、維持費が最も高い車両タイプです。税金・保険などの合計は2年で9万〜11万円が目安となります。

維持費が高い分、営業力は3タイプ随一です。広い荷台に本格的な調理設備を積み込めるため、提供数の多いランチ営業や調理工程の複雑なメニューにも対応できます。

見落としがちなのが、税金・保険以外のコスト増です。車体が大きいほど燃料費はかさみ、駐車場も大型区画が必要になって料金が上がります。高い維持費を吸収できるだけの売上計画があるか、事前のシミュレーションが欠かせません。

キッチンカーの代表的な3サイズの特徴については、以下の記事で詳細にお伝えしています。さらに詳しく知りたい人は、ぜひ一読してください。

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2023.05.22

キッチンカーの維持費が利益に与える影響を検証

キッチンカーの維持費が利益に与える影響を検証

キッチンカーの維持費が利益をどれだけ圧迫するかは、売上規模によって変わります。ここでは月商(月の売上金額)50万円と100万円を例に利益金額の目安を試算してみましょう。

<月商50万円の場合>

  • 月商:50万円
  • 原材料費:12.5万円(売上金額の25%(原材料費の目安は売上の20〜30%)とする)
  • 維持費:15万円
  • 支出合計:27.5万円
  • 利益金額:22.5万円

<月商100万円の場合>

  • 月商:100万円
  • 原材料費:25万円(売上金額の25%とする)
  • 維持費:15万円
  • 支出合計:40万円
  • 利益金額:60万円

月商50万円と100万円の場合の比較から明らかな通り、維持費は基本的に売上金額に関係なく一定のため、売り上げが増えるほど手残りの金額(利益率)が高まる構造になります。言い換えると、売上金額が小さいうちは維持費が利益圧迫に与える影響が大きくなります。

維持費が分かると損益分岐のライン(=黒字と赤字の境目となる金額)も計算できます。維持費15万円・原材料費率25%の場合、月商20万円を下回ると赤字圏に入ります(月商:20万円−原材料費:5万円(売上金額の25%)=15万円)。開業前に自分のキッチンカーの維持費の総額を理解し、最低限クリアすべき売上金額を数字で把握しておきましょう。

キッチンカーの維持費と初期費用の違い

キッチンカーの維持費と初期費用の違い

キッチンカーの資金計画では、「初期費用」と「維持費」をはっきり分けて考える必要があります。両者は支払うタイミングも性質も異なるためです。

  • 初期費用:開業準備段階で一度だけ必要なお金
  • 維持費:開業後に継続的に必要なお金

それぞれについて順番に解説します。

「初期費用」は、開業時に一度だけかかるお金です。キッチンカー車両本体やキッチン設備の購入費、営業許可の取得費などが該当します。購入するキッチンカーのサイズ・状態や調理器具の内容によって、金額は異なりますが数百万レベルの資金が必要になります。

一方の「維持費」は、これまで解説してきた通り、キッチンカーの開業後に毎月かかり続けるお金で、相場は月10万〜20万円です。

「初期費用」と「維持費」の区別が曖昧なまま開業すると、初期費用で手元資金を使い切ってしまい、売り上げが安定する前に維持費を払えなくなるなど、キッチンカーの失敗パターンに陥る可能性が否定できません。

このような失敗を防ぐための対策はシンプルで、維持費の数か月分を運転資金として最初から確保しておくことです。車両の購入予算とは別枠で用意しておけば、開業直後の売り上げが読めない時期も落ち着いて営業を続けられます。

キッチンカーの維持費を安く抑える方法

キッチンカーの維持費を安く抑える方法

キッチンカー運営に欠かせない毎月の維持費は、工夫しだいで確実に減らせます。特に大きい効果が期待される3つの方法は以下のとおりです。

  1. 維持費を意識した車両選び
  2. 仕入れコストの削減
  3. 維持費を意識した運営設計

順番に解説します。

1つ目は「維持費を意識した車両選び」です。キッチンカーは車種によって購入価格が変動します。さらに、新車ではなく中古車を選ぶ、普通車トラックではなく軽トラックを選ぶといった選択により、車両価格だけでなく税金・車検・燃料費まで下げられます。メニューに必要な設備が積めるなら、車両は小さいほど維持費の面で有利です。

2つ目は「仕入れコストの削減」です。原材料費や消耗品費の購入費用を抑える工夫がこれに該当します。同業のキッチンカー仲間との共同仕入れや、業者への相見積もりを使えば、原材料費・消耗品費を下げられる可能性があります。また、継続的な取引により取引量が増えると単価交渉の余地も広がるでしょう。

3つ目は「維持費を意識した運営設計」です。キッチンカーの維持費は「かかるもの」と受け身で捉えず、自分で運営体制を設計する意識を持つと利益体質に近づきます。具体的には、ワンオペ運営で人件費がかからない体制づくり、売上実績のある出店場所に絞って出店手数料の費用対効果を高める、といった工夫が該当します。

キッチンカー維持費の中でも重要な原価率

キッチンカー維持費の中でも重要な原価率

キッチンカーの維持費の中でも特に利益を左右するのが原価率です。原価率とは、売上金額に占める原材料費の割合を指します。

原価率の計算式は「原価率=売上原価(=原材料費)÷売上金額×100」です。原材料費150円のメニューを500円で売れば、原価率は30%になります。

キッチンカーを含む飲食業経営では、原価率は30%以内に収めるのが一つの目安です。原価率が高すぎると、どれだけ売れても利益がわずかしか残らず、維持費の支払いで手元資金が消えて行く可能性があります。

キッチンカーで販売するメニューの値付けの方法の一つに、原価から逆算する方法があります。原価100円のメニューを原価率25%で販売しようと思ったら、販売価格は400円になります。このように感覚で販売価格を決めるのではなく、原価率30%以下になるように販売価格を設定し、しっかり利益を確保しましょう。

キッチンカーの維持費は経費計上が可能

キッチンカーの維持費は経費計上が可能

キッチンカーの維持費は、店舗運営に必要な資金なので確定申告の際に経費計上できます。駐車場代や燃料費などのキッチンカーの維持費は全額を支払った年の経費に計上可能です。

日々の記帳では、勘定科目の整理が効率化のカギです。出店料・燃料費・消耗品費・保険料などを項目別に記録しておけば、確定申告時の集計がスムーズに進み、経費の計上漏れも防げます。年間1万円ほどの費用で利用できるクラウド会計ソフトを使えば仕訳の自動化も可能です。

なお、キッチンカー車両本体の購入費は購入した年に一括では経費にできません。減価償却という仕組みで、複数年に分けて経費計上することになります。

減価償却をかみ砕いて説明すると、購入費を法定耐用年数で分割して毎年少しずつ経費にする方法です。普通車の法定耐用年数は6年のため、300万円の車両ならおおよそ年50万円ずつ経費計上していく計算です。

キッチンカー運営上の経費については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

» キッチンカーの「経費」に関するワンポイントアドバイス!

キッチンカーの「経費」に関するワンポイントアドバイス!

2016.01.27

まとめ|キッチンカーの維持費を把握して黒字経営を実現する

キッチンカーの維持費の相場は月10万〜20万円で、「駐車場代・ガソリン代・保険・税金・車検/整備・出店料・消耗品/光熱費」の7項目で構成されます。キッチンカー車体の税金・保険は車両サイズによって異なり、一般的には車両サイズが小さくなるほど維持費の金額も下がります。

キッチンカー維持費の金額の大小は利益金額にも大きく影響し、月の維持費15万円・原材料費率25%なら月商20万円前後が損益分岐となり、売り上げが増えるほど利益率は高まるのが一般的です。キッチンカーの維持費節約には、車両選び・仕入れコスト・運営設計の3方向で考えることが必要です。

キッチンカーの維持費と初期費用は明確に分かれるので、予算組みの段階から維持費専用の資金を確保することが、安定した資金計画には求められます。キッチンカーの維持費は、毎年の経費計上が可能です。会計ソフトなどの活用により、経費作業の効率化に努めましょう。

キッチンカーの維持費を管理したうえで、しっかりと儲けるためのコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。維持費について学んだうえで、さらに一歩進みたい人は、ぜひ参考にしてください。

» 「キッチンカーは儲かるのか?成功者に見る6つの傾向」

「キッチンカーは儲かるのか?成功者に見る6つの傾向」

2020.12.23

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よくあるご質問(Q&A)

Qキッチンカーの維持費は毎月どのくらい必要?

A.相場は月10万〜20万円です。税金・保険・駐車場代のように営業しなくても発生する固定費と、食材や燃料のように稼働に比例して増える変動費の2種類で構成されます。出店回数が多い場合や複数エリアで営業する場合は、月50万円程度に達することもあります。

Qキッチンカーの維持費の内訳には何がある?

A.主な内訳は、原材料費・駐車場代・ガソリン代/燃料費・自動車保険・自動車税/重量税・車検/整備費・出店手数料・消耗品費/光熱費/衛生管理費の8項目です。目安として駐車場代と燃料費はそれぞれ月1万〜3万円、保険は月5千〜1万円、出店手数料は1日5千〜2万円かかります。項目ごとに金額の性質が違うため、分けて管理するのがポイントです。

Q維持費が安いのは軽自動車と8ナンバーのどっち?

A.税金・保険料だけを比べるなら軽自動車が最安です。ただし8ナンバー(特殊用途車)は、キッチン設備を積んだまま2年ごとの車検を受けられるため、設備の脱着にかかる出費まで含めた総額で逆転するケースもあります。小規模に始めるなら軽自動車、設備重視なら8ナンバー以上と、営業スタイルに合わせて選びましょう。

Qキッチンカーの維持費を節約する方法は?

A.効果が大きいのは「車両選び」「仕入れの工夫」「運営体制の設計」の3つです。中古車や軽トラックを選べば税金・車検・燃料費まで下がり、仲間との共同仕入れや相見積もりで原材料費・消耗品費も圧縮できます。さらにワンオペ体制や実績のある出店場所への絞り込みで、費用対効果を高められます。

Q維持費を回収するにはいくら売り上げればいい?

A.原価率30%・維持費15万円の条件なら、損益分岐点(黒字と赤字の境目)は月商22万円ほどです。売上の70%が維持費の支払いに充てられる計算から逆算できます。1日の来客数×客単価×月の出店日数で売上見込みを立て、このラインを超えるかを開業前に確認しておきましょう。

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