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キッチンカーでドーナツ屋さんを始めるまでの流れを、保健所への条件確認から車の設備手配、車検、食品衛生責任者の取得、車と仕込み場所の検査まで6つの手順で解説します。
生地を混ぜる機械やフライヤー、油の置き場、空調まで積める軽トラック以上の車種、揚げ油・粉・膨らませ方・トッピング・種類の5つの要素で他店と差をつけるメニューの考え方、揚げたてのミニドーナツやアイスドーナツを売る先輩店も紹介。
開業前にそろえる設備と準備の順番がわかります。
目次
人気のドーナツをキッチンカー(移動販売車)で。
スーパーのパンコーナーやお菓子コーナーでは昔からずっと販売され、コンビニでも見かけるようになったドーナツ。
ホットケーキミックスでも簡単に作ることができて、甘くてふんわりサクッとした食感がおいしいですよね。
店舗を構えるドーナツ屋さんは、ミスタードーナツやクリスピークリームドーナツなどが有名ですが、どちらのドーナツも店舗数は今でもかなりの数があり、一時期は数時間待つこともありました。
ドーナツはもともとは海外から入ってきた食べ物。
アメリカやドイツ、オランダなど各地へ広がり、日本へと伝わってきたお菓子です。
アメリカでは朝食などでも食べられることもあるんですよ。
ドーナツは庶民的で誰もが味を知っているからこそ、売るにはハードルが高くない食べ物なんです。
今回はみんなが大好きなドーナツを、キッチンカー(移動販売車)で売る方法や、必要な準備についてご紹介します。
ドーナツの移動販売に必要な準備や許可について
ドーナツの移動販売をはじめるには、いくつかの許可や資格が必要です。
いくつか項目があるので、一緒に確認していきましょう。
- 保健所への条件の確認(車の手配前)
- 車の設備、手配(2~3カ月以上)
- 8ナンバーでの車検(1カ月以上)
- 「食品衛生責任者」の取得(1カ月前後)
- 保健所での車の検査、許可(飲食店営業許可の取得)
- 仕込み場所の検査、許可
それでは、ひとつずつ説明していきますね。
1.保健所への条件の確認(車の手配前)
食品を扱う車は、保健所の条件に合わせて設備を整える必要があります。
条件は、給水タンクは何リットル以上のものを用意する、換気できるような環境にするなど、条件は地域によって異なります。
こちらは車を整備したとしても、保健所の基準に満たしていない場合は、再度車の整備をし直さなければいけません。
そのため、保健所への条件の確認は、最初に行うのが良いでしょう。
また、各地で販売したい場合は、販売したい地域の保健所から許可を得る必要があります。
いくつかの地域で販売を考えている場合は、それぞれの地域の保健所へ電話や相談などを行い、基準を確認するようにして下さい。
★仕込み場所について
新しく仕込み場所を手配する場合は、その仕込み場所も保健所から許可を得る必要があります。
こちらの設備にも、許可がおりるにはいくつかの条件があります。
仕込み場所も準備される方は、車の条件を聞く際に、保健所から設備の条件も忘れずに聞いてくださいね。
2.車の設備、手配(2~3カ月以上)
保健所から車の条件を聞いたら、次はその条件を満たす設備を整える必要があります。
車を購入したり、設備などを整えたりするには少し時間がかかります。
お手持ちの車に設備を整えるか、それとも新車や中古車などで調達をするか。
既にドーナツ屋さんを移動販売していた車があればよいのですが、なかなか目的にぴったり合致した車が市場に出回ることはありません。
他の食べ物を販売していた車を流用するなどでも、ドーナツ屋に必要な設備を整えるには、やはり時間がかかります。
車を預けたら戻ってくるまで2~3カ月以上かかるという話も聞きますので、急いでいる方は早めに動かれるといいですね。
詳しい車種や設備については、おすすめの車種の項目で説明しますね。
3.車検(1カ月以上)
車の設備が整ったら、次は車検の準備です。
設備などを整えたり変更をすると、改造したという扱いになります。
改造した車は、再度車検を受けなければなりません。
車検は時間がかかる場合もあります。こちらも余裕を見ておきましょう。
設備から帰ってきたらすぐに車検に出せるようにしておくといいですね。
また、車検が残っている車を改造したら、その車検は無効になりますのでご注意です。
4.「食品衛生責任者資格」の取得(1カ月前後)
車の設備を整えたり、車検に出している間に、こちらの「食品衛生責任者」の受講を済ませておきましょう。
こちらは、ドーナツを作って販売をするには、絶対に必要になります。
講義形式で、6時間の講義を聞き、その後テストに合格すれば「食品衛生責任者」の資格を取得することができます。
こちらの費用の目安は1万円くらいです。(東京都)
受講は希望者が多いため、1カ月後まで予約が埋まっていることもあります。地域によっては、月に3回しか開講されないところもあります。
早めに確認をしておいて、予約を入れるのがおすすめです。
5.保健所での車の検査、許可(飲食店営業許可の取得)
車検の終わった車は保健所にて飲食店営業の許可を得るために、検査をしてもらう必要があります。こちらは事前に保健所に条件の確認をされていると思いますので、心配せずに出しましょう。
こちらの検査には、予約が必要です。販売したい地域を管轄している保健所の許可が必要なため、いくつかの地域で販売を検討されている場合は、それぞれ予約 をするようにしましょう。
保健所からの許可を得たら、あとは仕込み場所の許可を得るだけです。
6.仕込み場所の検査、許可
仕込み場所も保健所の条件を聞いて設備を整えていたら、許可がおりないことはま
ずないと思われます。安心して検査を受けてくださいね。
ここまでクリアできたら、晴れて移動販売でドーナツ屋さんを開始することができます。
手配などで少し時間がかかることが多いですが、理想のドーナツ屋を開くために、ひとつずつクリアしていきましょうね!
| ステップ | 内容 | 記事内の目安・ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 保健所へ条件を確認する | 給水タンク容量や換気環境など、食品を扱う車両に必要な条件を車の手配前に確認します。複数地域で販売する場合は、それぞれの地域の保健所へ確認します。 |
| 2 | 車両・設備を手配する | 保健所の条件を満たすよう車両を整備します。記事では、車を預けてから戻るまで2~3か月以上かかる場合もあるとしています。 |
| 3 | 8ナンバーで車検を受ける | 設備を整えたり変更したりすると改造扱いになるため、再度車検を受けます。車検が残っている車でも、改造すると元の車検は無効になるとしています。 |
| 4 | 食品衛生責任者を取得する | 記事では6時間の講義を受け、その後のテストに合格して取得すると説明しています。東京都での費用目安は1万円程度です。 |
| 5 | 保健所で車両の検査・許可を受ける | 車検終了後、販売地域を管轄する保健所で車両検査を受けます。複数地域で販売する場合は、それぞれの地域で許可を取得します。 |
| 6 | 仕込み場所の検査・許可を受ける | 仕込み場所についても保健所の条件に合わせて設備を整え、検査・許可を受けます。 |
ドーナツの移動販売におすすめのメニュー!
ドーナツを思い浮かべてくださいといったら、人により想像するドーナツは様々だと思います。
チョコレートがかかったものや、ココナッツがまぶしてあるもの。シナモンがかかったものや、スタンダードなもの。
あなたはどんなドーナツを思い浮かべましたか?
ひとつだけではなく、いくつかのドーナツを想像した方もいるのではないでしょうか。
ドーナツは、生地や形、トッピング、中にいれるものなどで、かなりの種類を作ることができます。スタンダードなものなら、オールドファッションやチョコレートファッション。ふわふわのリングドーナツも定番ですね。
シュー生地で作ったフレンチクルーラーや、パイ生地のドーナツも見かける機会があります。
生地にチョコやココアを練りこんでいるものや、間にクリームが挟まっているものもありますね。
他には、ダイエットや健康に気を遣っている方には、ココナッツオイルを使ったドーナツや、おからが入ったドーナツ。
グルテンなどが気になる人には、グルテンフリーの米粉ドーナツもいいですね。
ドーナツはカロリーが高いので、なるべく食べても罪悪感が少ないようなドーナツを考案してもいいかもしれませんね。
他には、形やトッピングがかわいらしいドーナツや、期間限定のドーナツも。イースターの季節にはひよこやたまごのドーナツなどがあると、とてもカラフルでかわいらしいですよ。
ドーナツは茶色や黒のイメージが強いと思いますので、トッピングなどでカラフルさを出してみると、他のお店と印象が変わるかもしれませんね。
また、その時期だけしか食べられないものがあると、気になる方は多いと思いますし、お土産などで購入する方も増えるのではないでしょうか?
ドーナツは、お店によって味や食感が変わります。時間が経ってもふわふわなものや、しっとりしているもの、甘さが控えめな物など、色々とありますね。
油や粉を変えるだけで、味や食感はかなり違ってきます。
どんな食材を使って、どんなドーナツを作りたいでしょうか?
ドーナツの要素をピックアップしてみましたので、よろしければ参考にしてみてくださいね。
- 揚げ油(サラダ油、ショートニング、オリーブオイル、ココナッツオイル、ラードなど)
- 粉(小麦粉、米粉、ホットケーキミックスなど)
- 膨らませ方(ベーキングパウダー、イーストなど)
- トッピング(チョコレート、グレーズ、ココナッツ、フルーツ、生クリームなど)
- ドーナツの種類(焼きドーナツ、揚げないドーナツ、生ドーナツなど)
| 検討項目 | 記事内の例 | 商品展開のポイント |
|---|---|---|
| 揚げ油 | サラダ油、ショートニング、オリーブオイル、ココナッツオイル、ラード | 使用する油を変えることで、味や食感に違いを出せます。 |
| 粉 | 小麦粉、米粉、ホットケーキミックス | 米粉を使ったグルテンフリーのドーナツなど、素材を変えた商品展開ができます。 |
| 膨らませ方 | ベーキングパウダー、イースト | 生地の作り方によって食感を変えられます。 |
| トッピング | チョコレート、グレーズ、ココナッツ、フルーツ、生クリーム | 見た目をカラフルにしたり、期間限定商品を作ったりすることで他店との差別化につなげられます。 |
| 定番ドーナツ | オールドファッション、チョコレートファッション、リングドーナツ、フレンチクルーラー | 生地・形・トッピングを変えて複数種類を展開できます。 |
| 健康志向 | ココナッツオイルを使ったドーナツ、おから入りドーナツ、米粉ドーナツ | ダイエットや健康、グルテンなどを意識する人向けの商品として紹介されています。 |
| 季節限定 | ひよこやたまごをモチーフにしたイースター向けドーナツ | その時期にしか食べられない商品を用意することで、購入動機やお土産需要につなげる考え方が紹介されています。 |
| ドーナツの種類 | 焼きドーナツ、揚げないドーナツ、生ドーナツ | 一般的な揚げドーナツ以外にも、調理方法そのものを変えた商品展開ができます。 |
ドーナツの移動販売におすすめの車種と設備
ドーナツの移動販売では、ドーナツ生地を混ぜる機械、ドーナツを揚げるためのフライヤー、揚げたドーナツを冷ますための場所、トッピングをするための台が必要です。
他には、卵や牛乳などの食材を入れるための冷蔵庫も必要です。ドーナツを見せるのならショーケースが必要ですし、使用する油や、取り換える油を置く場所も必要になります。
また油を使うため、ある程度の広さが必要でしょう。夏場にはかなり暑くなるので、エアコンなどの空調も必要です。
そのため、ある程度の広さがある軽トラック以上の大きさの車種がよさそうです。
| 設備・項目 | 用途・記事内の内容 |
|---|---|
| 生地を混ぜる機械 | ドーナツ生地を作るために使用します。 |
| フライヤー | ドーナツを油で揚げるために必要です。 |
| ドーナツを冷ます場所 | 揚げたドーナツを冷ますためのスペースを確保します。 |
| トッピング用の台 | チョコレートやグレーズなどのトッピング作業に使用します。 |
| 冷蔵庫 | 卵や牛乳などの食材を保存するために必要です。 |
| ショーケース | 完成したドーナツをお客様に見せて販売する場合に必要です。 |
| 油の保管スペース | 使用する油や交換用の油を置くスペースが必要です。 |
| 空調設備 | 油を使うため夏場は車内がかなり暑くなり、エアコンなどの空調が必要としています。 |
| おすすめ車両サイズ | 軽トラック以上の大きさ |
| 車両例 | スズキ キャリィ |
先輩キッチンカーの紹介!(ドーナツ編)
関東でドーナツの移動販売をされている、リルオービッツワゴンさんを紹介します。
リルオービッツワゴンさんのミニドーナツは、その場で作っているから揚げたてを食べられます。
メニューには、ドーナツの上にアイスをトッピングした、アイスドーナツもあります。
ドーナツはあったかいイメージがありますが、これなら夏などの暑い季節でも食べられますね。
移動販売の車体後方には、ドーナツの写真がプリントされています。これなら、後ろから見てもドーナツを販売しているのがわかりますね。また、イラストも特徴的でかわいらしいですね。
| 名称 | リルオービッツワゴン |
|---|---|
| 主な活動エリア | 関東 |
| 主力商品 | ミニドーナツ |
| 調理方法 | その場で作り、揚げたてを提供しています。 |
| アレンジメニュー | ドーナツの上にアイスをトッピングした「アイスドーナツ」 |
| 季節への対応 | アイスドーナツによって、夏などの暑い季節にも食べやすい商品を展開しています。 |
| 車両デザイン | 車体後方にドーナツの写真をプリントし、後ろから見てもドーナツ販売車だと分かるようにしています。 |
| 記事内の特徴 | 特徴的でかわいらしいイラストも使用し、車体そのものから販売商品が伝わる工夫をしています。 |
最後に
ドーナツの移動販売を始める方法、いかがでしたか?
ドーナツは、揚げているものから、生ドーナツ、焼きドーナツなどがあり、生地や材料、トッピングによって特徴を出すことができます。
ドーナツ屋さんの移動販売でわからないこと、車種などの悩み、その他にもご質問がありましたらこちらまでご相談くださいね。
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キッチンカーの開業・運営について無料で学べます
Qキッチンカーでドーナツ屋さんを開業するまでに、どんな手順をどの順番で進めればよいですか?
A.保健所への条件確認を一番最初に行い、そこから車の設備手配、車検、食品衛生責任者の取得、保健所での車の検査、仕込み場所の検査という6つの手順で進めます。給水タンクの容量や換気の設備といった基準は地域ごとに違い、先に車を整えてしまうと基準に合わなかった場合に整備のやり直しになるため、車を手配する前に保健所へ聞くのが順番の決め手です。車の設備には2〜3か月以上、車検には1か月以上かかると言われているので、急ぐ人ほど早めに動き始めてください。
Qドーナツのキッチンカーには、どんな設備が必要で、どのくらいの大きさの車がよいですか?
A.生地を混ぜる機械、揚げるためのフライヤー、揚げたドーナツを冷ます場所、トッピング用の台の4つが基本で、卵や牛乳を保管する冷蔵庫と、見せて売るならショーケースも加わります。油を使うので、使用中の油と取り換え用の油を置く場所がいり、夏場は車内がかなり暑くなるためエアコンなどの空調も必要です。これらを載せるにはある程度の広さが求められるので、軽トラック以上の大きさの車種が向いており、記事ではスズキのキャリィを例に挙げています。
Qほかのドーナツ屋さんと差をつけるには、どこを変えればよいですか?
A.揚げ油・粉・膨らませ方・トッピング・ドーナツの種類という5つの要素の組み合わせで、味も食感も見た目も変えられます。油はサラダ油やショートニング、オリーブオイル、ココナッツオイル、ラード、粉は小麦粉・米粉・ホットケーキミックス、膨らませ方はベーキングパウダーかイーストと、油や粉を変えるだけでも仕上がりは大きく違います。ドーナツは茶色や黒の印象が強いので、チョコレートやグレーズ、フルーツ、生クリームなどのトッピングでカラフルにしたり、イースターのひよこやたまごの形のような期間限定品を出したりすると、お土産として買う人も増えやすくなります。
Qカロリーが気になる人やダイエット中の人にも売れるドーナツはありますか?
A.あります。ココナッツオイルで揚げたドーナツやおからを混ぜたドーナツ、グルテンが気になる人向けの米粉を使ったグルテンフリーのドーナツが記事で挙げられています。揚げるものだけでなく、焼きドーナツや揚げないドーナツ、生ドーナツといった種類もあるので、食べても罪悪感が少ないドーナツを考案しておくと、健康に気を遣うお客さんにも手に取ってもらいやすくなります。
Qいくつかの地域を回ってドーナツを販売したい場合、許可はどうなりますか?
A.販売したい地域ごとに、その地域を管轄する保健所の許可が必要です。車の設備の基準は保健所によって異なるため、出店を考えている地域それぞれに電話や相談で条件を聞き、車の検査も地域ごとに予約して受けます。生地を仕込む場所も保健所の検査と許可の対象で、新しく手配するなら車の条件を聞くときに設備の条件も一緒に確認しておきましょう。あわせて必要な食品衛生責任者は6時間の講義とテストで取得でき、費用は東京都で1万円ほどですが、予約が1か月先まで埋まることや月3回しか開講されない地域もあるので、車の整備や車検を待つ間に済ませておくと待ち時間を無駄にしません。









































