フランス料理(フレンチ)トルコ料理、中華料理と並ぶ世界三大料理とされ、世界から人気を誇る代表的な西洋料理。
「高級そう」「お高くて、敷居が高い」「マナーが難しそう」などというイメージの強いフランス料理(フレンチ)ですが、果たしてキッチンカーとの相性はよいのでしょうか?
フランス料理(フレンチ)をキッチンカーで始めるメリット
●キッチンカー=コスパがよく、庶民的で小腹がすいたときやランチに使用するイメージ
●フランス料理=特別な日に、ゆっくりと高級な料理を楽しむイメージ
そう考えると、キッチンカーでフランス料理ってできるの?と不安になる方も多いかと思います。
しかし、フランス料理だからこそ挑戦してほしい多くのメリットがあるのです。
高級というイメージの払拭
「フライドポテト」「ハンバーガー」といえば、どの国の料理だと思いますか?
多くの人が「アメリカ」と答えるかもしれません.
しかし、私達になじみのあるこのメニュー、実はフランス料理が発祥なんです。(諸説あり)
そもそも、フランス人が毎食高級フレンチを食べているわけではありません。私たち日本人も懐石料理を頻繁に食べるわけではないですものね。そうなると、やはり庶民的で家庭的なフランス料理があるわけです。
「ラタトゥイユ」や「ガレット(クレープ)」、「ポトフ」や「キッシュ」など、言われてみれば聞いたことがある料理も数多くあります。
さらに、日本では最近「カジュアルフレンチ」という若者でも気軽に楽しめる雰囲気や価格でフランス料理を提供する店が流行しています。
価格を抑えてフランス料理を提供することで、「フランス料理は高級」というイメージの払拭に一役買うことになるでしょう。
格安で提供できる
突然ですが、原価率ってご存知ですか?
簡単に言えば、販売価格のうち、原価が占める割合のことです。
一般的な飲食店の原価率は約3割と言われています。
そのほかにかかる経費が少なければ少ないほど、営業利益が高くなります。
つまり、人件費や家賃、光熱費、宣伝費などの価格を抑えることができれば、儲かるということです。
こういった価格はキッチンカーにで営業することでぐっと抑えることができますから、美味しいフランス料理を店舗よりも安く提供することができるようになります。
多くの人に自分の味を楽しんでもらえる
高価格でも納得できる商品は、リピーターがつきやすいかもしれませんが、導入段階としては敷居が高く感じてしまい、二の足を踏む人も多いのが現実です。
しかし、「こんなメニューあるんだ」「この値段なら、一度食べてもいいなぁ」と思ってもらえる価格で挑戦できるのが、キッチンカーの最大のメリットではないでしょうか。
多くの人に自分の料理を知ってもらえる、楽しんでもらえる喜びこそ料理人の醍醐味でしょう。
お客様の声がダイレクトに聞ける
固定店舗型の場合は、基本的にホール担当の人がいるため、シェフや作り手がダイレクトに店の雰囲気や、料理の味についてお客様の声を聞くことはあまりありません。
キッチンカーであれば、お客様との距離が近く、直接やりとりすることも多いので、お客様の声はもちろん、顔色や状況を把握することができます。
この距離感が新しいメニューや、世間に求められているものに気づける大きなポイントだと思います。
人のいる所へ行くことができる
キッチンカーと店舗型の大きな違いのひとつに、お客へのアプローチ法があります。
固定店舗の場合は、人の流れのある地域にお店を構え、客の動向を待つ姿勢でになりがちです。
それに比べ、キッチンカーは人が集まるところ、いわゆる「売れる場所」へ移動することができる、すなわち「攻めに姿勢」で営業が可能です。
また、コロナ禍によってビジネス形態の変化を余儀なくされている状況に対応できるのは、人の流れはもちろん、世間の流れにも臨機応変に、かつ柔軟に対応することができるキッチンカーだからこそでしょう。
キッチンカーを始めるのに必要なもの
「よし!キッチンカーで営業してみよう!」
そう思って検索するも、情報が混沌としていて挫折してしまいそうになったことはありませんか?
ここでは、キッチンカーの開業に必要な最低限の情報をお伝えしたいと思います。
開業に必要な資格
本来なら、一番初めにに知りたい情報はキッチンカーかもしれません。
しかし、まず確認してほしいのが開業に必要な2つの資格です。
必要な資格その①「営業許可証」
取得場所:販売地域を管轄している保健所
取得条件:各保健所によって許可が下りる設備条件は異なるため、必ず確認すること
取得方法:保健所にて、キッチンカーの立会い検査を予約する
ポイント:キッチンカーの納車時期をふまえて予約すること
必要な資格その②「食品衛生責任者証」
取得場所:各自治体の食品衛生協会のHPで確認すること
取得方法:「食品衛生責任者養成講習会」を受講し、簡単なテストを受ける
取得条件:17歳以上であること。(現役高校生は不可)
ポイント:一度資格を取得できれば、他の自治体でも使用可能
講習会は予約がすぐ埋まる可能性があるため、早めに予約すること
キッチンカー
保健所で「営業許可」を取得するために必要な設備を確認したら、次はいよいよキッチンカーの購入です。主なポイントは以下の通り。
購入方法:新車・中古車の購入や、手元にある車を改造してもらう事で手に入れる
平均価格:中古車であれば100万円以下の場合も!
納車までの期間:平均期間は半年程度~それ以上かかる場合もある
ポイント:車検を忘れずに予約すること
ざっくりとまとめましたが、これを1人でより詳細に調べるのはなかなか大変かもしれません。
そんな場合は、キッチンカー専門会社に相談するのがおすすめです。
必要な資格やキッチンカーの取得条件はもちろん、あなたにとってベストなキッチンカーを一緒に探してくれるでしょう。
お悩みなら、ぜひフードトラックカンパニーへ
弊社は、キッチンカー専門会社です。
もちろん、開業のノウハウや、先輩のアドバイス、ローンまでお手伝いします。
キッチンカーの開業セミナーは、東京を始め、大阪、名古屋でも開催中です。
キッチンカーの初期費用を抑えたい方はこちら
おすすめフランス料理(フレンチ)キッチンカー4選
◎東京會舘
大正9年に創業した東京会館。 その歴史ある門外不出の味が、なんとキッチンカーで楽しむことができます。
メニューは、東京會舘カレー(1日30食限定)1,100円とビストロ煮込みご飯。
家では真似のできない本格な味をあなたもキッチンカーで格安に試してみませんか?
そしてなんと、こちらのキッチンカー、実は弊社が製作させていただきました。
◎HOME TOWN foodtruck deri
京都エリア(亀岡)中心にキッチンカーで営業しているブルーの軽トラが目印の「HOME TOWN foodtruck deri」さん。
元フランス料理のシェフが作るこだわりのビストロフレンチと低温調理のおいしさに舌鼓をうつのはもちろんですが、フード類は紙製容器を使用し、手提げ袋も紙製と環境にやさしいスタイルにも感動です。
SNS:https://www.instagram.com/hometown.foodtruck.deri/
◎Sea Breeze
平日のオフィス街、週末の世田谷公園他、東京各地のイベントなどにキッチンカーで出店されています。
おすすめは、年間4000個以上が売れるという超人気商品の煮込みハンバーグ。他にも、季節野菜のキッシュや、サラダデリ付きのワンプレートランチ、欧風カレーなど胸が躍るようなメニューがたくさんあります。
HP:http://seabreeze.wpblog.jp/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC/
◎フレンチ居酒屋えとね
「フレンチ居酒屋えとね」さんは大阪や奈良を拠点に営業しており、なんとミシュランガイドでビブグルマンを獲得した有名店のキッチンカーなんです。
フランス料理がハレの日だけでなく日常の1つになれればという想いがこもった極上フレンチサンドで、あなたもフランスの香りを感じてみませんか?
HP:https://kitchen.etonner.nara.jp/