
- ハンバーガーのキッチンカーでは1年間でいくらの売り上げ・利益が見込めるのか?
- ハンバーガーを販売するキッチンカーを開業するための初期費用はいくら必要か?
売り上げ1,000万円!儲かるハンバーガーキッチンカーの収支シミュレーション
ハンバーガーを販売するキッチンカーは儲かるのか?を検証するために、年間の売上金額や年収(利益)をシミュレーションしました。いくらぐらいの客単価で何人くらいに販売すれば、1年間でどれくらいの売り上げになり、いくら儲かるのか?年収・利益はいくらか?を確認してください。年間売り上げ1,000万円は週5日稼働で可能!
ハンバーガーを販売するキッチンカーを運営したときの売り上げと利益をシミュレーションするために、以下の条件を設定しました。- メニューごとの平均単価:ハンバーガー 900円・ソフトドリンク 300円
- 購入比率:来客者の90%がハンバーガー、20%がソフトドリンクを購入する
- 稼働日:土日と平日のうち3日
- 年間稼働日:土日 104日(52週×2日)、平日 156日(52週×3日)
- 来客数:土日 70人・平日 30人
- 土日1日の売上金額:ハンバーガー 900円×63人+ソフトドリンク 300円×14人=6万900円
- 平日1日の売上金額:ハンバーガー 900円×27人+ソフトドリンク 300円×6人=2万6千100円
- 年間売上金額=6万900円×104日+2万6千100円×156日=1,040万5千200円
自分のお店で週休2日で年収444万円(月収37万円)
ここまでに算出したハンバーガーキッチンカーの売り上げを基に、年収と月収を算出するために、キッチンカーの運営に必要な各種経費を下記の条件で求めます。- 原価:ハンバーガー 270円(平均単価の30%)・ソフトドリンク 60円(平均単価の20%)
- 出店料:売上金額の10%
- バイト人件費:土日のみ1名を1日8千円で雇用
- その他雑費:売上金額の10%(車両交通費・通信費など)
- 原価:304万9千800円
- 出店料:104万520円
- バイト人件費:83万2千円
- その他雑費:104万520円 —
- 年収(利益):444万2千360円(年間売上金額-原価-出店料-バイト人件費-その他雑費)
- 月収:37万197円
ハンバーガーのキッチンカーで儲かるための初期費用の内訳
年間1,000万円の売り上げを達成するハンバーガーのキッチンカーを開業するために必要な初期費用は総額で580万円です。「キッチンカーを含めた設備購入費」「開業直後の運営費」に分けて、どのような用途にどれくらいの費用が必要になるかを解説します。 ※費用は全て消費税・諸税込の金額で表示しています。キッチンカーや調理器具など設備購入費用は340万円
ハンバーガーを販売するキッチンカーを開業するためには、設備一式の購入費用として340万円が必要になります。どのような設備にいくらくらいの費用を準備すべきかが分かるように、内訳を解説します。キッチンカー(軽トラックサイズ):298万円
ハンバーガーを調理するために必要な調理器具は「プレス鉄板」と「プロパンガスボンベ」のみです(電気式のグリドルを使う場合にはプロパンガスボンベは不要です)。したがって、キッチンカーのサイズは軽トラックサイズのもので問題ないでしょう。 軽トラックサイズのキッチンカーなら株式会社フードトラックカンパニーの「キッチンボックス453」がおすすめです。軽トラックサイズながら、仕込み調理が可能なことに加えて、ベース車両が新車の軽トラックなので、メンテナンス費用が抑えられる点も魅力です。「キッチンボックス453」の価格は298万円(消費税・諸税込)です。 » キッチンボックス453の詳細はこちらをクリック 保健所の検査に合格して、飲食店の営業許可を取得するためには、「3槽シンク」「蛇口3個」「給排水用200Lタンク」「換気扇」「照明」「コンセント」「収納棚」などの設備を設置しなければなりませんが、これらは全て「キッチンボックス453」の標準設備となっています。調理器具一式:18万円
ハンバーガーの調理工程は「パティを焼く」「バンズを温める」「バンズにパティなどの具材と各種ソース・トッピングを挟む」の三つに分かれます。これらの調理に必要な器具は「プレス鉄板」と熱源の「プロパンガスボンベ」です。「プレス鉄板」は4万円、「プロパンガスボンベ」は2万円ほどで購入可能です。 また、キッチンカーはキッチンスペースに限界があるため、食材の冷蔵・冷凍保存機能と調理台・作業台の両方の役割を担う「コールドテーブル」を設置する運営者が少なくありません。幅:1,200mm・奥行:450mmサイズの2ドアタイプのコールドテーブルが、軽トラックサイズのキッチンカーにはピッタリで、価格は12万円ほどです。調理器具一式を購入するために18万円ほど必要になります。販促ツール一式:10万円
キッチンカーを出店したときには、車両の前を通りがかった人に「△△(メニュー名)を売っているんだ!」「商品が魅力的でおいしそう!」と一目で伝えられる販促ツールの設置が欠かせません。一般的には、「看板」「のぼり」「タペストリー」の三つをそろえているキッチンカーが多いです。 その他の販促ツールとしては、お店の「チラシ」「ショップカード」などを準備する場合もあります。販促ツール一式としては、10万円の予算を準備しましょう。キッチンカーの集客に欠かせない販促ツールについては、下記の記事で詳しく解説しています。 » キッチンカーの「セールスツール」に関するワンポイントアドバイス!食品衛生責任者資格・営業許可取得費用:4万円
ハンバーガーのキッチンカーを開業するためには、「食品衛生責任者資格」が必要です。各都道府県で開催される講習会に参加すれば、その日のうちに取得できます。また、キッチンカーの開業には、出店地域を管轄する保健所から「飲食業の営業許可」を取得することも必要です。 食品衛生責任者資格の取得と営業許可の取得のために、合計で4万円ほどの費用が必要です。ただし、これらの金額は都道府県によって異なるので、正確な金額が知りたい人は自分が出店予定の地域の保健所に確認してください。キッチンカーの営業許可取得に必要な手順については、下記の記事で詳しくお伝えしています。 » 【2022年8月更新】キッチンカーの営業許可取得マニュアル5ステップ!その他費用(試作費用など):10万円
ハンバーガーのキッチンカーを開業するまでには、一つ一つの金額は大きくないものの、合計するとそれなりの金額になる費用があります。例えば、ハンバーガーのレシピを固めるまでの試作費用や、他のキッチンカーの見学に必要な交通費・商品購入費などがこれにあたります。あらかじめ、その他費用として10万円の予算を組んでおくと良いでしょう。開業直後のキッチンカー運営費用は240万円
ハンバーガーのキッチンカー開業当初は、売り上げや利益が思うように上がらない可能性が高いです。このような状況になることをあらかじめ予想し、「開業直後の運営費用」と「オーナーの生活費」を、開業資金として確保することをおすすめします。開業直後は想定していない事態が何かと起こるタイミングなので、焦らず取り組むためにもこれらの資金を準備しましょう。 「開業直後の運営費用」には、ハンバーガーの原料となる食材の購入用・出店費用・アルバイトの人件費などが含まれます。先ほど紹介した年間1,000万円を売り上げる収支シミュレーションでは、毎月の運営費用は50万円になります。最低でも3カ月分にあたる150万円(50万円/月 × 3カ月)は初期費用として準備しましょう。 開業直後は計画通りには収益が上がらない可能性が高いので、「オーナーの生活費」も確保しておくことが望ましいです。特に家庭を持つ人は、万が一の状況でも家族を支えられるように、生活費も事業計画を立てる時点で予算に含めるべきです。生活費としては、1カ月あたり30万円とすると、3カ月で90万円(30万円/月 × 3カ月)を準備すると良いでしょう。 「キッチンカーの運営費用(150万円)」と「オーナーの生活費(90万円)」を合計すると、開業直後に必要な運営費用は240万円(150万円 + 90万円)となります。精神的に安定した状態で開業直後の困難に対処するためにも、これらの費用をしっかりと準備しておくことをおすすめします。












































