「ロングポテトのキッチンカーってどうやったら開業できるの?」
「キッチンカーでロングポテトを販売するには、どんな設備が必要になる?」
「ロングポテトで儲けるためには、どんな工夫が必要になる?」
こんな疑問を持っていませんか?
その気持ちはよく分かります。なぜなら、私自身がキッチンカーの準備を進めていたときにロングポテトの存在を知り、自分が販売するメニューとして真剣に検討した際に同じような疑問を感じたからです。
キッチンカーに関する知識も経験も0(ゼロ)の状態から、自力でキッチンカーを開業した経験のある私が、実際に開業準備を進めたときに集めた情報と最新の情報をまとめました。
この記事では、
- キッチンカーのメニューとしてのロングポテトのメリットとデメリット
- ロングポテトキッチンカー開業に必要な初期費用金額と内訳
- キッチンカー開業に必要な資格・開業手順
- ロングポテトのキッチンカーを成功させるために欠かせないコツ
- おすすめの先輩ロングポテトキッチンカー
をお伝えします。
ロングポテトのキッチンカー開業を考えている人なら、誰でも参考になる情報ばかりを集めたので、ぜひ最後までお読みください。
目次
キッチンカーメニューとしてのロングポテトのメリット5選
ジャガイモパウダーで作った生地から作るロングポテトには、キッチンカーで扱うメニューに適しているメリットがいくつもあります。代表的なロングポテトをキッチンカーで販売する五つのメリットを紹介します。
1.圧倒的な見た目のインパクトがある
ロングポテト(ラスポテト)の一番の魅力は30cm程度の長さによる見た目のインパクトです。一般的なポテトフライよりも圧倒的に長く、初めて見る人の多くがその長さに驚くこと間違いなしです。実際に私も、動物園のキッチンカーで購入したときに、息子の顔と比べてその長さにビックリした経験があります。
ロングポテトの圧倒的な長さの秘密は、その調理方法にあります。ジャガイモをカットするわけではなく、粉末状にしたジャガイモを水と一緒に練ることで作った生地を専用のロングポテトメーカーで成形し、揚げたものがロングポテトです。一度粉末にしたジャガイモを揚げることにより、一般的なフライドポテトとは異なるモチっとした食感も魅力です。
2.少ない調理器具・冷凍庫不要で初期費用が安い
キッチンカーでは、取り扱うメニューによって必要な調理器具が異なり、メニューによっては調理器具購入により多額の初期費用が必要な場合もあります。ロングポテトの場合は、ジャガイモパウダーから作った生地を成形するための「ロングポテトメーカー」と生地を揚げるための「フライヤー」のみが必要です。したがって、調理器具購入に必要な初期費用は安く抑えられます。
また、一般的なフライドポテトとロングポテトを比較すると、フライドポテトの原料は冷凍ポテトなので、キッチンカーには保管用の冷凍庫が必要になります。一方、ロングポテトは常温保存できる「ジャガイモパウダー」と水が原料なので、保管用の冷凍庫は不要です。この点からも、ロングポテトには初期費用を安く抑えられるメリットがあります。
3.調理スキル不要・短い調理時間で提供できる
キッチンカー運営では、週末のイベントを中心に特に人出が必要なときにアルバイトスタッフを雇う場合があります。調理工程が複雑なメニューや調理スキルが必要なメニューの場合は、アルバイトスタッフに任せられる業務が限られます。
一方、ロングポテトの場合は生地を作り、フライヤーで揚げるだけと特別な調理スキルは不要です。したがって、調理を含めさまざまな種類の業務をアルバイトスタッフに任せることが可能です。
さらに、一般的なフライドポテトの場合は3~4分程度の揚げ時間が必要ですが、ロングポテトの場合は常温の生地を揚げるので、90秒程度の揚げ時間で提供できます。短い調理時間で提供可能なメニューなので、多くの人出でにぎわうイベントなどでも、来客を待たせることなく短時間で多くの売り上げを上げることも可能です。
4.多彩なトッピングで販売価格を高く設定できる
キッチンカーで安定的に売り上げ・利益を獲得するためには、販売価格(客単価)を上げる工夫が欠かせません。販売価格を上げるための代表的な方法の一つは、トッピングメニューを準備して販売することになります。
ロングポテトの場合は、マヨネーズ&ケチャップ・バジルソース・マスタードソースなどのソース類やチーズ・ミートソース・ドライカレーなどボリュームのあるトッピングにより、付加価値を付け販売価格を上げることが可能です。
5.季節・時間帯を問わず安定して売れる
かき氷や焼き芋などは特定の季節のみ(繁忙期)に販売が集中するので、閑散期にはキッチンカーで別のメニューを販売するなどの工夫が必要です。ロングポテトは、暑い季節よりも寒い季節の方が売れやすいですが、極端な季節による販売数の偏りはなく1年を通して安定的に売れます。
また、営業する1日で考えてみても、丼物・弁当類がランチタイムなどの食事の時間帯に販売が集中するのに対して、ロングポテトは時間帯に関係なく1日を通して売れるメリットがあります。極端に来客が集中しないので、最低限の人員でもキッチンカーを運営できる点もメリットです。
キッチンカーメニューとしてのロングポテトのデメリット3選
ロングポテトにはキッチンカーで販売するときにデメリットになる特徴があります。代表的な三つのデメリットを紹介し、それぞれに対してどのような対応ができるかを解説します。
1.単体ではランチ出店に向いていない
キッチンカーの代表的な出店形式の一つにランチタイムの昼食需要に応えるランチ出店があります。ランチ出店に適しているのは、当然ながら食事系メニューです。ロングポテトは多くの人にとって食事メニューではないので、ランチ出店には適していないデメリットがあります。ランチ出店するためには、他の食事系メニューを一緒に販売することが必要です。
2.キッチンスペースが高温になりやすい
キッチンカーのキッチンスペースは、その構造上の特徴や屋外での活動になることから、夏場は温度が高くなりやすいです。ロングポテトを販売するキッチンカーでは、高温の油とフライヤーを扱うので、より一層高温になりやすいデメリットがあります。
キッチンスペースの風通しを良くするために、「販売用窓」「出入口ドア」を常時開放することはもちろん、こまめに水分を補給する・定期的にキッチンスペース外で休憩するなど、キッチンカー運営者自身での対策も必要です。さらに、予算が許すなら「扇風機」「エアコン」を設置することもキッチンスペースの高温対策として有効です。
3.プロパンガスの新規契約が難しい
フライヤーを使う多くのキッチンカーがプロパンガス(LPガス)を燃料に使っています。フライヤー以外の調理器具でもキッチンカーの熱源として広く使われるプロパンガスですが、近年ではキッチンカー運営者がプロパンガス販売事業者から新規契約を断られるケースがあります。
プロパンガス事業者が保安機関認定を受けるためには、緊急時には30分以内に現場に駆けつけて対応することが条件となりますが、毎日のようにプロパンガスの使用場所(出店場所)が変わるキッチンカーでは、この条件を満たせない可能性があることが理由です。
しかし、緊急時のプロパンガスの優位性が認められたことなどによる、国の方針変更があったことで、キッチンカー運営者がプロパンガスを購入しやすい状況に変化しつつあります。現在の詳しい状況については、ELG(イーエルジー)株式会社の公式サイトに掲載された以下の記事で詳しく解説されているので参考にしてください。
【参照】キッチンカー(フードトラック)に「湯沸し器」設備を設置できます|ELG株式会社公式サイト
ロングポテトキッチンカーの初期費用は289万円
ロングポテトを販売するキッチンカーに必要な初期費用は「キッチンカー購入費」「調理器具購入費」に分かれ、合計すると289万円が必要です。「キッチンカー購入費」「調理器具購入費」のそれぞれについて、どのような内容・内訳でいくらの費用が必要になるかを解説します。
キッチンカーは軽トラサイズで十分!265万円~
多くのキッチンカーの大きさは、軽トラックサイズ・1.0t普通車トラックサイズ・1.5t普通車トラックサイズの3種類に分かれます。ロングポテトを販売するキッチンカーに設置する調理器具は、フライヤーとロングポテトメーカーの二つだけなので、軽トラックサイズのキッチンカーで大きさ的には十分です。
ロングポテトを中心に、他の揚げ物メニューや食事系メニューの販売も計画しているなら、1.0t普通車トラックサイズまたは1.5t普通車トラックサイズのキッチンカーの購入をおすすめします。
軽トラックサイズのキッチンカーなら、株式会社フードトラックカンパニーが製造・販売する「キッチンボックス453」がおすすめです。価格は軽トラックサイズキッチンカーの相場価格である265万円ながら、新車の軽トラックをベース車両に使っている高品質な商品です。さらに200L給排水タンクを搭載しているので、軽トラックサイズながらキッチンスペースでの仕込みが可能な特徴を備えています。
» 軽トラサイズなのに仕込みができる!キッチンボックス453の詳細はこちらをクリック
中古キッチンカーには目利きが必須
初期費用を抑えるために中古キッチンカー購入を考える人がいますが、しっかりと目利きができる人以外にはおすすめできません。中古キッチンカーの場合は、車両部分・厨房設備の両方の状態を正確に把握する目利きが必要です。どちらも状態を見誤ると、当初の想定以上に修繕費などの出費が必要になる可能性があります。
思わぬ費用の支払いにより、普通にキッチンカーを購入した方が安かった、という事態を避けるためにも、車両部分・厨房設備の両方に対する目利きに自信がある人または、信頼できるプロの力を借りられる人以外は中古キッチンカーの購入を避けるのが無難です。中古キッチンカー購入の詳細については、以下の記事で解説しています。
ロングポテトメーカーとフライヤーに12万円~
ロングポテトの調理には、ポテトパウダーから作った生地を成形する「ロングポテトメーカー」とロングポテトを揚げるための「フライヤー」が必要です。「ロングポテトメーカー」に加えて、一緒に使うと便利な「フライドポテトバスケット」の両方を合計してAmazonでは2万円程度で購入できます。
「フライヤー」にはキッチンスペースの床に固定する「据え置き型」と調理台(作業台)の上に設置する「卓上型」の2種類があります。調理工程やキッチンスペースの大きさに合わせて選びましょう。また、「フライヤー」の熱源は、「プロパンガス(LPガス)」または「電気」のいずれかです。「プロパンガス」を熱源にするモデルが選ばれるケースが一般的です。
例えば、「卓上型・プロパンガス」モデルを選択すると、10万円(フライヤー:8.5万円・プロパンガス:1.5万円)ほどの購入費用が必要になります。
保冷庫・調理台兼用のコールドテーブルは12万円~
保冷機能と調理台機能を兼務できるコールドテーブルを設置するキッチンカーが少なくありません。限られたキッチンスペースを有効利用するためにも、ロングポテトを販売するキッチンカーにも設置することをおすすめします。軽トラックサイズのキッチンカーには、幅:1,200mm・奥行:450mmサイズの2ドアタイプのコールドテーブルがおすすめです。
2ドアとも冷蔵タイプのコールドテーブルの価格は12万円ほどです。さらにサイズの大きいコールドテーブルや、冷凍機能も備えたコールドテーブルになると、価格は12万円よりも高くなります。キッチンスペースの広さや自分がコールドテーブルに求める機能などに応じて、最適なモデルを選びましょう。
ロングポテトのキッチンカー営業に必要な資格と開業の流れ
キッチンカーでロングポテトを販売するためには、「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」が必要です。これらを取得するための方法と開業までの流れを解説します。
飲食店営業許可・食品衛生責任者資格が必要
ロングポテトのキッチンカーを開業するためには、出店地域を管轄する保健所の検査に合格して「飲食店営業許可」を取得することが必要です。保健所が定める仕様を満たしたキッチンカーと許可申請に必要な書類一式を準備しなければなりません。検査に合格できれば、検査日の翌日からキッチンカーの営業が可能になります。
ロングポテトのキッチンカー開業に必要な資格は「食品衛生責任者資格」のみです。各都道府県で開催される、「食品衛生責任者養成講習会」に参加して必要な講義を受講すれば、即日取得可能な資格です。受講料は都道府県ごとに異なりますが、1万円前後が目安になります。「飲食店営業許可」「食品衛生責任者資格」については、下記の記事で詳しく解説しています。
» キッチンカー(移動販売)を運営するために必要な資格(食品責任者、営業許可など)
キッチンカーの開業を3ステップで紹介
ロングポテトのキッチンカー開業に向けて、事業計画を立て利益が出ることを確認し、資金計画により資金調達のめどがついたら、実際に開業に向けて必要な手続きを進めます。「保健所での情報収集」「キッチンカーの発注」「営業許可取得と開業」の3ステップに分けて、具体的にやるべきことを解説します。
1.営業許可取得の条件を保健所で確認
キッチンカーの営業許可証は、出店場所・地域を管轄する保健所から発行されます。2021年6月の改正食品衛生法施行により、営業許可取得に必要なキッチンカーの仕様には、全国一律の条件が設定されましたが、細かい点では地域ごとの違いが残っている状況です。
したがって、販売予定メニューなどが書かれた事業計画を持参して、地域の保健所を訪問し、自分が予定している営業内容を実現するために必要な設備・条件を把握しましょう。また、仕込み場所に対する認識にも地域ごとの大きな違いがあるので、必ず地域の保健所での確認が必要です。キッチンカーの仕込みについては、以下の記事で詳しくお伝えしています。
» キッチンカーの仕込み場所の準備を徹底解説!無いときの対応策も紹介
2.条件に合致するキッチンカーを発注
保健所での聞き取りを経て、営業許可取得に必要なキッチンカーの仕様(設備)が決まったら、その仕様を実現するための費用をキッチンカー製作会社に見積もりして確認します。見積もりは必ず複数の会社に依頼して、相見積もりをとりましょう。
相見積もりを取る理由は、適正価格を把握することはもちろん、自分と相性の良い(やり取りがしやすい)製作会社を見つけるためです。製作会社の中には、「購入前提でないと見積もりを出さない」など不快に感じるところも実際にありました。価格はもちろん担当者との相性も加味して、製作会社を決めたらキッチンカーを発注します。
3.保健所の検査に合格し営業許可を取得・開業
営業許可取得のために保健所の検査を受けるためには、キッチンカーを保健所に持ち込む必要があるので、検査は納車後に行われます。また、キッチンカーは発注から納車まで2~3カ月程度かかるのが一般的です。検査日より前に検査時に提出する申請書類の内容確認を保健所でしてもらえるので、納車を待つ間に申請書類を完成させましょう。
私の場合は、納車を待つ間に2回保健所を訪ね、申請書類内容を確認してもらいました。1回目で修正点を洗い出し、2回目で内容に不備がないことを確かめました。その結果、検査日に提出した書類は無事に受理され、検査にも合格したので、検査日の翌日にはキッチンカーの営業を開始できる状態になりました。
保健所の検査に合格し、飲食店営業許可が取得できれば、いよいよロングポテトキッチンカーの開業です。最初のうちは思うように売り上げ・利益が上げられないかもしれませんが、自分が理想とするキッチンカーライフを実現するために、試行錯誤を続けましょう。キッチンカーの開業に向けた手順については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
» キッチンカー・移動販売を開業する11step!(完全保存版)
ロングポテトキッチンカーを成功するためのコツ3選
ロングポテトを販売するキッチンカーでは、ちょっとしたコツを積み重ねることが大きな売り上げにつながります。ロングポテトの特徴を生かして、キッチンカーで大きな売り上げ・利益を獲得するためのコツを三つ紹介します。
1.イベント・遊園地・公園を中心に出店場所を確保する
キッチンカー事業を成功させるためには、「出店場所の確保」が何よりも重要です。ロングポテトの場合は、ランチ出店に向いていないので、特に多くの人が集まる「週末のイベント」への出店が欠かせません。ロングポテトの特性上、他のキッチンカーと被ることが少ないので、イベントに出店できれば、大きな売り上げが期待できます。
イベント以外にも親子連れが多く訪れる「遊園地」「公園」などへの出店も、大きな売り上げを達成するために有効です。ロングポテトは子ども受けが抜群のメニューなので、たくさんの親子が集まる場所に出店できれば、多数の来客を獲得することが期待できます。キッチンカーの出店場所の特徴や探し方については、以下の記事で詳細をお伝えしています。
» キッチンカーの出店場所おすすめ11選!出店料と3種類の探し方を解説
2.トッピングメニュー・セットメニューで価格を上げる
キッチンカーで安定期に売り上げと利益を獲得するためには、客単価・販売価格を高くすることが必要です。客単価を上げるための代表的な方法は、トッピングなどにより付加価値をつけることと、ドリンクなどと一緒にセット販売することです。
ロングポテトの場合は、他のメニューと競合する機会が少ないので、もともと高めの価格設定でも問題ありません。マヨネーズ&ケチャップ・マスタードソース・チーズ・ミートソース・ドライカレーなどのトッピングを加えることで、さらに高い価格での販売が可能になります。
ロングポテトは、各種ドリンクとの相性も抜群なので、セットメニューの販売も簡単に行えます。コーラやオレンジジュースなどのソフトドリンクはもちろん、ウーロン茶やアイスコーヒーなどとの相性も良いので、さまざまな層にセットで購入してもらうことが期待できるでしょう。
3.積極的なSNS投稿で認知を広げる
多くのキッチンカー運営者が、InstagramなどのSNS上でメニューや出店の様子を写真・動画で投稿し、集客に役立てています。ロングポテトは、一目で分かるインパクトを持ったビジュアルなので、SNSとの相性が良い点が特徴です。
静岡県静岡市を拠点にチュロスを販売する、キッチンカー「CHURROS AVENUE」では、調理工程を投稿した動画がTikTokでバズり、多くの集客を集めています。チュロス同様に、調理工程に特徴があるロングポテトも、同様の方法で集客できる可能性があります。ぜひとも定番のInstagramだけではなく、TikTokにも取り組んでみましょう。
【参照】売上は1日9万円。22歳大学生カップルが開業した「移動式チュロス屋」が流行る訳|bizSPA!フレッシュ
ロングポテトのキッチンカーおすすめ3店舗を紹介
ロングポテトを販売している参考にしたい先輩キッチンカーを3店舗紹介します。各キッチンカーの活動エリア・メニューの内容・定番の出店場所などについてお伝えします。
1.Ras
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「Ras(ラス)」は、北海道札幌市を中心に道内で活動するロングポテト専門のキッチンカーです。道の駅(道の駅三笠・道の駅マオイの丘公園)・商業施設(アリオ札幌)・週末のイベントを中心に出店しています。ロングポテトはケチャマヨ・バター醤油・チーズ・塩バター・マヨネーズとさまざまな味を楽しめます。
2.Food truck Olive
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「Food truck Olive(フードトラック オリーブ)」は、女川町・気仙沼市・富谷市など宮城県内で活動するロングポテトを販売するキッチンカーです。各地で開催される週末のイベントを中心に出店しています。ケチャマヨ・チーズを始めとするさまざまな味のロングポテトを楽しむことが可能です。ロングポテトの他にもチュロスやドリンク類も販売しています。
3.ZEROSTA CAFE
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「ZEROSTA CAFE(ゼロスタ カフェ)」は、東海地方(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)を中心に出店するキッチンカーです。週末や祝日に開催されるイベントを中心に活動しています。ロングポテトの他に、ロングチュロス・抹茶ラテ・ほうじ茶ラテ・アイスコーヒーなどを販売しています。
まとめ
ロングポテトのキッチンカーは「食品衛生責任者資格」を取得し、出店地域の保健所で「飲食店営業許可」を取得すれば開業できます。キッチンカー開業に必要な調理器具は、「ロングポテトメーカー」と「フライヤー」のみです。ロングポテトのキッチンカーで儲けるためには、週末のイベント中心に「出店場所の確保」と付加価値を付けたメニューで「販売単価を上げる工夫」が必須です。
ロングポテトはもちろん、他のメニューでのキッチンカー開業を考えているなら、株式会社フードトラックカンパニーが主催する「キッチンカー開業セミナー」への参加をおすすめします。キッチンカー運営に関して、情報収集から開業までに必要な流れを把握することが可能です。私もこのセミナーに参加して学んだおかげで、スムーズにキッチンカーを開業できました。
「キッチンカー開業セミナー」は全国4カ所(東京都・大阪府・愛知県・福岡県)に加えてオンラインでも開催しています。毎月複数回開催している上に参加費無料なので、どなたでも気軽に参加することが可能です。