ドーナツのキッチンカーは売り上げ1,347万円で儲かる!?開業の初期費用は655万円!

ドーナツのキッチンカーは売り上げ1,347万円で儲かる!?開業の初期費用は655万円!

「ドーナツのキッチンカーを営業して儲かるのだろうか?」

「1年間で何万円ぐらい儲かるの?そのためには何人ぐらい集客する必要があるの?」

「ドーナツのキッチンカーを始めるための開業資金って何万円必要なの?」

こんな疑問を持っていませんか?

その気持ちはよく分かります。なぜなら、私自身がキッチンカーの開業準備を進めていたときにも、自分が販売予定のメニューでいくら儲かるのか?何度もシミュレーションして、数字で判断してきた経験があるからです。

キッチンカーの経験ゼロの状態から、独学で必要な知識を蓄えキッチンカーを開業した経験のある私が、ドーナツのキッチンカーは儲かるのか?を具体的な数字を使って検証しました。

この記事では、

  • ドーナツのキッチンカーを1年間営業したときの売上金額
  • キッチンカーでドーナツを販売すると1年間で何万円儲かる可能性があるのか?
  • ドーナツのキッチンカー開業に必要な初期費用の金額と内訳

をお伝えします。

この記事を最後まで読めば、ドーナツのキッチンカーは儲かるのかを数字から判断することが可能になりますので、ぜひ最後までお読みください。

ドーナツをキッチンカーで販売するメリット・デメリットから、開業手順まで網羅的に学びたい人は、以下の記事を参考にしてください。

» 移動販売(キッチンカー)でドーナツ屋さんを始めるための準備と方法

移動販売(キッチンカー)でドーナツ屋さんを始めるための準備と方法

2017.04.09

 

この記事で分かること(要約)

ドーナツ・生ドーナツのキッチンカー(移動販売車)は儲かるのかを、具体的な収支シミュレーションで徹底検証します。

週5日営業で年間売り上げ1,347万円、年間利益(=年収=収入)673万円、月収56万円という試算や、初期費用655万円の内訳、平均原価率23.8%、土日90人・平日60人という集客の目安まで解説。

読み終えると、ドーナツのキッチンカーがどのくらい儲かるのか、収益の目安が分かります。

 

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ドーナツのキッチンカーが儲かるかを試算

ドーナツ

ドーナツのキッチンカーが儲かるかを具体的な数字で試算した結果、年間売上金額は1,347万円、年間利益金額は673万円の可能性があることが分かりました。この結果から、ドーナツのキッチンカーは安定した収入を目指せるビジネスであることが分かります。

今回の試算では、売上単価・年間営業日数・1日あたりの来客数・原価率・メニュー構成などの条件を設定しています。それらをもとに、1年間営業した際の売上金額、原材料費・出店手数料・人件費・交通費などの経費、そして利益金額(=年収=収入)を算出し、ドーナツのキッチンカー運営が儲かるかをシミュレーションしました。

週休2日の営業で売上金額は1,347万円

週休2日の営業で売上金額は1,347万円

ドーナツのキッチンカーが儲かるかを試算したところ、1年間運営した場合の年間売上金額は1,347万円になる結果になりました。今回のシミュレーションで設定した各条件の数値は、以下のとおりです。

  • メニューごとの平均単価:ドーナツ 700円・生ドーナツ 900円・ソフトドリンク 300円
  • 購入比率:来客者の60%がドーナツ、30%が生ドーナツ、10%がソフトドリンクを購入する
  • 営業日数:土日と平日のうち3日(合計で毎週5日間営業)
  • 年間営業日数:土日 104日(52週×2日)、平日 156日(52週×3日)
  • 来客数:土日 90人・平日 60人

ドーナツの単価(700円)は、さまざまな種類のドーナツを販売した際の平均販売価格として設定しています。また、多くの人が一度に複数個のドーナツを購入することを想定し、1人の来客が単価:350円のドーナツを2個購入すると想定し、平均単価を700円としています。

同様の理由で生ドーナツの単価(900円)についても、1人の来客が単価:450円の生ドーナツ2個を購入した金額を平均単価に設定しました。

この条件に基づいて、土日および平日の1日あたりの売上金額を試算した結果は、以下のようになりました。

  • 土日1日の売上金額:ドーナツ 700円×54人+生ドーナツ 900円×27人+ソフトドリンク 300円×9人=6万4千800円
  • 平日1日の売上金額:ドーナツ 700円×36人+生ドーナツ 900円×18人+ソフトドリンク 300円×6人=4万3千200円

今回設定した条件では、1年間の営業日数を土日:104日、平日:156日と想定しています。これらの前提条件に基づいて計算した結果、ドーナツのキッチンカーの年間売上金額は以下のようになりました。

  • 間売上金額=6万4千800円×104日+4万3千200円×156日=1,347万8千400円

※平均単価:720円、平均原価:172円、平均原価率:23.8%

実際にドーナツのキッチンカーを運営する際は、平均単価や購入率、来客数といった条件がシミュレーション結果と異なるケースが一般的です。それでも、土日に90人、平日に60人の来客を確保できれば、年間売上金額:1,300万円超を実現できる可能性があることが、今回の試算で明らかになりました。

週休2日の営業で月収56万円(年収:673万円)

年間売上金額:1,347万円と、ドーナツのキッチンカー運営にかかる各種経費を基に計算したところ、1年間の利益金額(=年収=収入)は673万円、月あたりの利益金額は56万円という結果になりました。今回のシミュレーションで使用した経費に関する条件は以下のとおりです。

  • 原価:ドーナツ 168円(平均単価の24%)・生ドーナツ 216円(平均単価の24%)・ソフトドリンク 60円(平均単価の20%)
  • 出店手数料:売上金額の10%
  • バイト人件費:土日のみ1名を8千円/日で雇用
  • その他雑費:売上金額の10%(車両交通費・通信費・消耗品費など)

今回設定した各条件をもとにシミュレーションした結果、ドーナツのキッチンカーを1年間運営した際の経費総額と、年間利益金額(=年収=収入)、月収は以下のようになりました。

  • 原価:321万2千352円
  • 出店手数料:134万7千840円
  • バイト人件費:83万2千円
  • その他雑費:134万7千840円

  • 利益(=年収=収入):673万8千368円(年間売上金額-原価-出店手数料-バイト人件費-その他雑費)
  • 月収:56万1千531円

ドーナツのキッチンカーを実際に1年間営業した場合、原価・出店手数料・人件費などの金額は、今回のシミュレーション結果と完全には一致しないと考えられます。それでも、ドーナツを専門に扱うキッチンカーでも、週休2日の営業スタイルで年間673万円の利益を得られる可能性があることが今回の試算で明らかになりました。

客単価・来客数・営業日数など売上金額アップに直結する各種条件の数値を増やしつつ、原価・出店手数料・アルバイトスタッフの人件費などの経費金額を抑えられれば、ドーナツのキッチンカー運営において、さらに大きな利益を生み出すことも可能です。

キッチンカー運営者の年収・月収については、ドーナツ以外のメニューも含めて下記の記事で詳しく解説しています。ほかのメニューにも興味がある人は、あわせてチェックしてみてください。

» キッチンカー事業者のリアルな年収・月収と売上・収入・利益率アップのコツ10選

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2022.08.01

儲かるドーナツのキッチンカー|初期費用は655万円

儲かるドーナツのキッチンカー|初期費用は655万円

ドーナツのキッチンカー開業には、合計655万円の初期費用が必要です。内訳は、キッチンカー車両や調理器具などの購入にかかる「設備購入費」と、キッチンカー開業後すぐのタイミングで使用する「店舗運営費用」の大きく2つに分けられます。

※費用は全て消費税・諸税込の金額を想定して表示しています。

キッチンカー・調理機器一式の購入費:394万円

ドーナツのキッチンカー開業に必要な初期費用の中で、キッチンカーや調理器具などの「設備購入費」は、総額394万円となります。その内訳は、「キッチンカー車両」「厨房・調理器具」「販促ツール」「資格・許可取得費用」「その他雑費(試作費用など)」の5項目です。

軽トラックサイズのキッチンカー:326万円

ドーナツを販売するキッチンカーには、軽トラックサイズの車両が適しており、おすすめモデル「キッチンボックス453」の価格は326万円となっています。必要な調理器具はガスフライヤー・ガスコンロ・ショーケースなどが中心で、特別に大きな設備は不要なため、軽トラックサイズのキッチンカーで十分でしょう。

軽トラックタイプの中では、株式会社フードトラックカンパニーの「キッチンボックス453」が圧倒的におすすめモデルです。200Lの給排水タンクを備えているため、車内で仕込み調理が可能な設計になっており、別の仕込み場所を確保する手間がかかりません。また、新車の軽トラックをベース車両として使用していることから、故障が発生するリスクを最小限に抑えることが可能で、維持管理の負担を軽減しやすい点も特長です。

さらに、「キッチンボックス453」には、保健所の営業許可取得に必要な設備である「3槽シンク」「蛇口3個」「給排水用200Lタンク」「換気扇」「照明」「コンセント」「収納棚」などが標準装備としてあらかじめ備わっています。したがって、ドーナッツの調理に必要な器具を追加するだけで、ドーナツのキッチンカー営業を始められます。

ドーナツの調理器具一式:44万円

ドーナツのキッチンカーを開業する際は、キッチンスペースに設置する調理器具や厨房設備の購入費として、44万円を想定しておく必要があります。代表的な調理器具には、「ガスフライヤー」「ガスコンロ」「炊飯ジャー」「ドーナツショーケース」「ボウル」があり、効率よく調理・販売するために、業務用機器を選ぶのがおすすめです。これらの調理器具の購入費用は、30万円が目安となります。

そのほか、調理機器を使用するための「LPガスボンベ(2万円)」や、作業台と冷蔵機としての機能を兼ね備えた「コールドテーブル(12万円)」も必要です。これらをすべて合わせると、ドーナツの調理に必要な器具・設備一式の購入費用は44万円になります。

販促ツール一式(のぼり・看板など):10万円

ドーナツ

のぼりやメニュー表など、ドーナツのキッチンカー営業に必要な販促ツールを購入するために10万円の予算が必要です。キッチンカー出店時には、お見の前を通りがかった人に対して「ドーナツを販売していること」「おいしそうなドーナツの見た目」を視覚的に伝えられる販促ツールを設置し、集客につなげる工夫が欠かせません。特に、「タペストリー」「のぼり」「メニュー看板」は優先して準備しておきましょう。

さらに、「チラシ」や「ショップカード」は必須ではないものの、使い方次第で集客やリピーター獲得に役立ちます。販促ツール一式を購入するために、10万円程度の予算を組んでおくことをおすすめします。

販促ツールの選び方や購入時に確認したいポイントについては、下記の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

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2016.01.30

資格・営業所許可取得費用:4万円

ドーナツのキッチンカーを営業するには、「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の2つが必要となり、両方の取得にかかる費用の目安は4万円です。まず「食品衛生責任者資格」を取得し、その後に営業地域を管轄する保健所へ検査を申し込む流れとなります。検査をクリアすると、「飲食店営業許可」を取得することが可能です。

なお、「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の取得費用は地域によって差がありますが、おおむね4万円程度を想定しておくとよいでしょう。キッチンカーの営業許可取得の流れや必要な手続きについては、下記の記事で詳しく解説していますので、開業準備の参考にしてください。

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2021.01.26

その他(試作原料費・見学時の交通費など):10万円

ドーナツのキッチンカー開業準備では、その他の雑費として10万円前後を初期費用の一部として確保しておくことをおすすめします。設備購入費などのまとまった支出に加えて、試作品づくりにかかる材料費や、先輩キッチンカーの視察・情報収集のための交通費など、細かな費用が発生することも少なくありません。そのため、こうした出費に対応できるよう、「その他雑費(試作費用など)」として10万円を初期費用の一部として見込んでおくとよいでしょう。

キッチンカー開業直後の運営費と生活費:261万円

グレーのキッチンボックス453

ドーナツのキッチンカーを開業する際には、「設備購入費」とは別に「店舗運営費用」として261万円を初期費用として準備しておくことが重要です。開業当初は、計画どおりの売り上げや利益が出ないケースも十分考えられるため、余裕を持って運営できるよう開業資金の一部として確保しておきましょう。

この「店舗運営費用」は、「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」の2つで構成されます。どちらも少なくとも3カ月分を目安に用意しておくと安心です。

「キッチンカー運営費」には、原材料費・出店手数料・アルバイトの人件費・各種雑費などの各種経費が含まれます。年間売上金額:1,347万円を想定したシミュレーションでは、月間の運営費は57万円となるため、3カ月分の171万円を見込んでいます。

また、キッチンカー開業直後の売り上げ・利益が安定しない時期のオーナー自身の生活を維持するための「オーナーの生活費」も必要です。特に家族を養っているオーナーの場合は、経済的な負担を家族にかけないためにも、初期費用として「オーナーの生活費」を必ず準備しましょう。月30万円を想定した場合、3カ月分で90万円を準備することになります。

「キッチンカー運営費:171万円」と「オーナーの生活費:90万円」を合計して、ドーナツのキッチンカー開業直後に必要な「店舗運営費用」は261万円となります。あらかじめこの資金を確保しておけば、開業して間もない時期の不測の事態にも対応しやすくなり、キッチンカー事業を安定した軌道へ乗せやすくなるでしょう。

まとめ

シミュレーションの結果、ドーナツのキッチンカーは週5日の営業でも年間売上1,300万円以上、年間利益(年収)670万円超を実現できる可能性があることが分かりました。一方で、開業時にはキッチンカー本体や調理機器の購入費用に加え、開業後の運営資金も必要となるため、合計655万円の初期費用を準備しておく必要があります。

ドーナツのキッチンカーで成功するためには、収益性や開業資金だけでなく、取り扱うメニューの特徴や注意点、おすすめ車両などについても学ぶことが重要です。これらの内容は以下の記事で詳しく解説していますので、開業を検討している人はぜひご覧ください。

» 移動販売(キッチンカー)でドーナツ屋さんを始めるための準備と方法

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2017.04.09

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よくあるご質問(Q&A)

Qドーナツのキッチンカーは儲かりますか?

A.週5日の営業で年間利益673万円(月収約56万円)が見込めます。年間売上は1,347万円と試算されており、ドーナツ専門でも安定した収入を目指せるビジネスです。来客数・単価・原価率などの条件で変動しますが、週休2日を確保しつつ年収673万円程度を目指せる試算です。

Qドーナツのキッチンカーで年間売上はいくら期待できますか?

A.年間売上は約1,347万円が期待できます。土日90人・平日60人の来客を確保し、週5日(土日+平日3日)営業した場合の試算です。1日あたりの売上は、土日が約6万4,800円、平日が約4万3,200円となります。

Qドーナツのキッチンカーの開業にかかる初期費用はいくらですか?

A.初期費用は合計655万円が目安です。内訳は、キッチンカー車両や調理器具などの設備購入費が394万円、開業直後の店舗運営費用(運営費・生活費3カ月分)が261万円です。軽トラックサイズのキッチンカー「キッチンボックス453」が326万円、ドーナツの調理器具一式が44万円、販促ツール10万円、資格・許可4万円、その他雑費10万円が主な内訳になります。

Qドーナツのキッチンカーで儲けるには1日何人集客すればいいですか?

A.土日は90人、平日は60人の来客が目安です。この来客数を週5日(土日2日+平日3日)確保できれば、年間売上1,300万円超に到達します。平均単価は720円で、ドーナツ(700円)・生ドーナツ(900円)・ソフトドリンク(300円)の購入比率も売上に影響します。

Qドーナツのキッチンカーの原価率や主な経費はどれくらいですか?

A.平均原価率は23.8%(平均単価720円・平均原価172円)と低めです。年間の経費は、原価が約321万円、出店手数料(売上の10%)が約135万円、アルバイト人件費が約83万円、その他雑費(交通費・通信費など)が約135万円で、合計約674万円が目安です。売上1,347万円から差し引いて、年間利益は約673万円になります。

ドーナツのキッチンカーは売り上げ1,347万円で儲かる!?開業の初期費用は655万円!

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