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この記事では、キッチンカーでわらびもち(わらび餅)の移動販売に必要なものを、自分で作る場合と仕入れる場合に分けて解説します。
自宅では許可が下りない仕込み場所と月5千円程度からのシェアサービス、きな粉や黒蜜をかけるかで変わる許可区分、100g2千円近い本わらび粉と片栗粉などの代用、わらび餅ドリンクや最中サンドのアレンジ、冷やせればよい車種選びと冬の焼き芋併売まで紹介。
開業前にそろえる許可と、メニューを工夫する方向がわかります。
目次
人気のわらび餅をキッチンカーで!
ひんやりとしてぷるぷるとした食感と、香ばしいきな粉がかかっているわらび餅。冷やして食べれば夏にぴったりのわらび餅は、デザートや小腹がすいている時にピッタリな和菓子です。
優しい甘さと柔らかさのわらび餅は、子供からお年寄りまで楽しむことができますよね。またカロリーも大変低いため、ダイエット中の方や女性には嬉しいスイーツです 。
スーパーや和菓子屋さんでもよく店頭に並んでいますし、ラムネ味やいちごなどのフレーバー付きの物も見かけるようになりました。最近では駅のテナントにも入っており、行列をつくっているのを目にします。
わらび餅の歴史は深く、あの醍醐天皇も愛していたといわれているほどです。
和菓子だから大変かと思いきや、作り方はとても簡単。
わらび粉にお水と砂糖を混ぜて加熱し、冷やしたら完成!
少量を作るだけなら、15分もしないで作れるんですよ。
簡単でおいしいからこそ、長く人々に愛され続けているのかもしれませんね。
さらに巷で大流行のアレのおかげでジワジワとわらび餅人気が来てるんです。
今回はそんな誰からも愛されるわらび餅の移動販売方法を紹介します!
わらび餅の移動販売をはじめたい。必要なことってなんだろう?

作るのはとっても簡単なわらび餅。自分で作るか、仕入れるかにより必要な許可が変わってきます。
自分で作る場合
自分で作ったものを売るには、わらび餅を作るための 工房、移動販売車の手配、施設と車の営業許可、食品衛生責任者の資格が必要です。
工房は自宅の台所では許可がおりませんので、家に新しく専用の台所を作るか、施設を借りるか、設備を作るなどの必要があります。最近では仕込み場所のシェアサービスやレンタルがあり、月5000円程度から借りれるようです。始めは「仕込み場所」のシェアサービスなどを利用して軌道に乗ってから設備を加工するのも手だと思います。
移動販売をする車も、保健所から許可を得る必要があります。
パックに詰められているわらび餅を売るためには「食品移動自動車の食料品等販売」が必要です。
しかし、わらび餅にきなこをかけたり、黒蜜をトッピングするなどの食品の加工をすると、「食品営業自動車の菓子製造業」という別の許可になりますのでご注意ください。
「食品営業自動車の菓子製造業」の許可を得るには、移動販売車内に手洗いができる洗面台や、冷却のための施設、給水のためのタンクが必要になります。
こちらは、各保健所によって条件が異なるため、必ず事前に相談をして条件を確認してくださいね。
食品衛生責任者の資格も移動販売車の許可を取るのと同様に保健所で半日程度の講習会に参加することで取得することができます。
仕入れる場合
パックに入ったわらび餅や、既に小分けされているものを売るには、移動販売車の手配、施設と車の営業許可、食品衛生責任者の資格の他に 、わらび餅の仕入先が必要ですね。
自分で作る場合と、仕入れる場合によって必要な許可や費用、時間なども変わります。
予算やどういった方向で売りたいかを考えてから、必要なものピックアップしていきましょう。
| 販売方法 | 必要なもの・準備 | 記事内のポイント |
|---|---|---|
| 自分で作る場合 | 工房、移動販売車、施設と車の営業許可、食品衛生責任者 | 自宅の台所では工房として許可がおりないため、専用の台所を作る、施設を借りる、設備を作るなどの対応が必要としています。 |
| 自分で作る場合 | 仕込み場所 | 仕込み場所のシェアサービスやレンタルも紹介されており、記事では月5,000円程度から借りられるとしています。 |
| パック詰めされたわらび餅を販売する場合 | 食品移動自動車の食料品等販売 | 記事では、パックに詰められたわらび餅をそのまま販売する場合に必要な許可として説明しています。 |
| きな粉・黒蜜などをトッピングする場合 | 食品営業自動車の菓子製造業 | 記事では、きな粉をかける、黒蜜をトッピングするなど食品を加工する場合は別の許可になると説明しています。 |
| 仕入れて販売する場合 | 移動販売車、施設と車の営業許可、食品衛生責任者、わらび餅の仕入先 | 自作する場合とは必要な許可・費用・時間が変わるため、予算と販売方針を決めてから必要なものを整理することをすすめています。 |
移動販売のわらび餅。こんな工夫したメニューはどう?

わらび餅といえば透明のわらび餅ときなこ、お好みで黒蜜というイメージがあります。まずはそこをどうアレンジするかということを考えていきましょう。
わらび餅は、本格的な物から簡単なものまで様々です。
本来のわらび餅は、本わらびという粉を使いますが、こちらの粉は100g2,000円近くする高級品。わらび粉の 原材料である蕨(わらび)という植物が貴重であり、またわらび粉にする過程も複雑で、「黒い宝石」と言う銘柄も存在するほど高級で希少なんです。
この本わらび粉を使うとかなり値段が高くなってしまうので、片栗粉や葛粉、わらび餅粉を使うのが一般的です。他にも、米粉をつかったものがあります。でんぷん質のものでなら大体は作ることができるので、色々な種類の粉で作ってみてもいいかもしれませんね。
わらび餅にかけるきな粉は、普通の黄色いきな粉、黒豆きな粉があります。抹茶を混ぜて、抹茶きな粉にするのもおいしそうですね。砂糖は、上白糖、黒糖、和三盆糖あたりをうまく組み合わせていきましょう。
上にかける蜜は、黒蜜、もしくはかけなくてもいいかもしれません。
材料の組み合わせはかなりたくさんあるので、その中から予算や価格に合わせて作るのも良さそうですね。
また、わらび餅は和菓子ですが、洋風にアレンジするのも良いですね。コーヒーわらび餅、ミルクわらび餅、フルーツのピューレを混ぜ込んで苺わらび餅やマンゴーわらび餅も美味しそうです。トッピングとしてソフトクリームなどに合わせるのも面白いです。蜜の代わりに生クリームやメープルシロップを組み合わせるのもおいしそう。
そして先ほど触れましたが、最近流行のアレと言えば、そうタピオカドリンクですが、実はわらび餅がタピオカに食感が似ていると、タピオカドリンクならぬわらび餅ドリンクが密かに流行中なのはご存知でしょうか。
タピオカの原材料はキャッサバという芋から取れるでんぷん質なので、わらび餅と主成分が同じ。和風にほうじ茶や、抹茶、黒蜜コーヒーと一緒に味わえるわらび餅も人気間違いなしです。
これまた最近流行りの「ワンハンドスイーツ」を意識して、最中にはさんだわらび餅というのはどうでしょうか。
和三盆糖を使った上品なもの、食べるときに手が汚れないもの、美容成分を練りこんだお肌に優しいもの等、個性を出すとリピーターの方が増えるかもしれませんね。
わらび餅以外には、きな粉や黒蜜単体で売るのもいいでしょう。おいしいきな粉や黒蜜なら、それだけで売れる可能性もありますね。
- 竿わらび餅
- わらび餅ソフト
| 検討項目 | 記事内の例 | 商品展開のポイント |
|---|---|---|
| 使用する粉 | 本わらび粉、片栗粉、葛粉、わらび餅粉、米粉 | 本わらび粉は高価なため、価格や予算に合わせてさまざまな粉を使い分ける方法を紹介しています。 |
| きな粉 | 黄色いきな粉、黒豆きな粉、抹茶きな粉 | きな粉の種類を変えることで味や見た目に変化を付けられます。 |
| 砂糖 | 上白糖、黒糖、和三盆糖 | 複数の砂糖を組み合わせるアレンジも紹介されています。 |
| 蜜・ソース | 黒蜜、生クリーム、メープルシロップ | 和風だけでなく洋風の味付けにも展開できます。 |
| 洋風アレンジ | コーヒーわらび餅、ミルクわらび餅、苺わらび餅、マンゴーわらび餅 | コーヒー・ミルク・フルーツピューレなどを使って、従来の和菓子とは異なる商品にできます。 |
| トッピング | ソフトクリーム | わらび餅単体ではなく、他のスイーツと組み合わせる方法が紹介されています。 |
| ドリンク | ほうじ茶、抹茶、黒蜜コーヒーを使ったわらび餅ドリンク | タピオカドリンクのように、わらび餅の食感を活かしたドリンク商品として展開できます。 |
| ワンハンドスイーツ | 最中に挟んだわらび餅 | 片手で食べられる商品にするアイデアとして紹介されています。 |
| その他の商品展開 | 竿わらび餅、わらび餅ソフト、きな粉、黒蜜 | わらび餅そのものだけでなく、関連商品を単体で販売する方法も紹介されています。 |
わらび餅におすすめの移動販売車ってどんなもの?

わらび餅の移動販売は、既にできているものを売るため、冷やすことができればいいのです。大きな設備は必要ありません。
そのため、車種は自由といってよいでしょう。
しかし、夏場にぴったりなわらび餅は、冬にはちょっと売れ行きが怪しいなる可能性も。その場合は冬でも食べられるようなわらび餅を作ったり、焼き芋や他のものを販売するなど、方向をいくつか考えておく必要があるかもしれません。
冬場に焼き芋を売る場合やわらび餅以外も売る場合は、車種を軽自動車以外にする事が必要です。
軽自動車では単一品目の物しか売ることができないので、二品目以上を売る場合は車種を考える必要があります。
こちらは規制緩和が入り、軽自動車でも二品目以上売れる地域がありますので、こちらも保健所で確認されてみてくださいね。
| 条件 | 記事内の考え方 | 対応例 |
|---|---|---|
| わらび餅のみを販売する場合 | 完成した商品を冷やして販売できればよく、大きな設備は必要ないとしています。 | 車種は比較的自由に選べます。 |
| 夏場 | 冷たいわらび餅と相性の良い季節として紹介されています。 | わらび餅を中心に販売します。 |
| 冬場 | わらび餅の売れ行きが悪くなる可能性があるため、季節に合わせた商品展開を検討します。 | 冬でも食べやすいわらび餅、焼き芋などを販売します。 |
| わらび餅以外も販売する場合 | 複数の商品を扱うため、必要な設備や車両サイズも変わる可能性があります。 | 焼き芋など別の商品を扱う場合は、車種を検討します。 |
| 軽自動車で複数品目を販売する場合 | 記事では、従来は単一品目としていた一方、規制緩和によって複数品目を販売できる地域もあると説明しています。 | 販売地域を管轄する保健所へ事前に確認します。 |
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Qキッチンカーでわらびもち(わらび餅)を売るには、何を用意すればいいですか?
A.自分で作って売るなら、わらび餅を作る工房(仕込み場所)、移動販売車、施設と車それぞれの保健所の営業許可、食品衛生責任者の資格の4つが必要です。工房は自宅の台所では許可が下りないため、専用の台所を新設するか施設を借りることになりますが、月5000円程度から使える仕込み場所のシェアサービスもあるので、軌道に乗るまではそうしたサービスを利用する方法もあります。パック入りや小分け済みの商品を仕入れて売る場合は、工房の代わりにわらび餅の仕入先を確保します。どちらの形で売るかで必要な許可・費用・準備期間が変わるので、予算と売り方の方向性を先に決めてから準備に入りましょう。
Qパックのまま売る場合と、車内できな粉や黒蜜をかけて売る場合で、許可は変わりますか?
A.変わります。パックに詰めたわらび餅をそのまま販売するだけの許可と、車内できな粉をかけたり黒蜜をトッピングしたりする「食品の加工」を伴う許可は別の区分になります。加工を伴う許可を取るには、移動販売車の中に手洗いができる洗面台、冷却のための設備、給水用のタンクを備える必要があります。求められる条件は保健所ごとに異なるため、車を用意する前に必ず出店予定地の保健所へ相談してください。食品衛生責任者の資格は、講習会を受講すれば取得できます。
Qわらび餅の材料の粉は何を使えばよいですか?原価はどのくらい違いますか?
A.本来は本わらび粉を使いますが、100gで2,000円近くする高級品のため、片栗粉・葛粉・わらび餅粉を使うのが一般的で、米粉で作る方法もあります。でんぷん質の粉ならおおむね作れるので、粉の種類を変えて食感や価格帯の違う商品を試すこともできます。作り方自体は粉に水と砂糖を混ぜて加熱し、冷やすだけで、少量なら15分もかからずに完成します。きな粉は黄色いきな粉のほか黒豆きな粉や抹茶入り、砂糖は上白糖・黒糖・和三盆糖と組み合わせの幅が広いので、予算と販売価格に合わせて材料を選びましょう。
Q定番のきな粉と黒蜜以外に、どんなアレンジメニューが考えられますか?
A.洋風のアレンジ、ドリンク化、ワンハンド化の3つの方向があります。洋風では、コーヒーわらび餅やミルクわらび餅、フルーツのピューレを混ぜ込んだ苺・マンゴーのわらび餅、ソフトクリームへのトッピング、黒蜜の代わりに生クリームやメープルシロップを合わせる組み合わせが挙げられます。ドリンクでは、タピオカと食感が似ていることから、ほうじ茶・抹茶・黒蜜コーヒーと一緒に味わうわらび餅ドリンクが人気を集めています。ワンハンドスイーツとして最中にはさんだわらび餅や、美容成分を練り込んだもの、おいしいきな粉や黒蜜を単体で売る方法も、個性を出してリピーターを増やす手です。
Qわらび餅のキッチンカーはどんな車種を選べばよいですか?冬はどうしますか?
A.出来上がったわらび餅を冷やして売る商売なので大きな設備はいらず、車種は基本的に自由です。ただし夏向きのわらび餅は冬に売れ行きが落ちる可能性があるため、冬向けのわらび餅を作るか、焼き芋など別の商品を売るかといった方向をいくつか考えておく必要があります。焼き芋のように別の品目も売るなら、軽自動車で扱える品目数を制限している地域があるため、車種を決める前に保健所へ確認してください。











































