【実体験】キッチンカー改造業者の選び方|2026年最新の費用相場と失敗回避7ポイント

【実体験】キッチンカー改造業者の選び方|2026年最新の費用相場と失敗回避7ポイント

「キッチンカーの改造業者ってどうやって選んだらいいのだろうか?」

「自分でDIYするのと改造業者に任せるのと何が違うの?」

「キッチンカーの改造を業者に任せたときの費用感はどれくらい何だろうか?」

こんな疑問を持っていませんか?

その気持ちはよく分かります。なぜなら、私自身もキッチンカーを購入するときに、DIYするか?業者に任せるかを検討しましたし、どうやって改造業者を選んだらいいのか、真剣に悩んだ経験があるからです。

キッチンカーの経験ゼロの状態から、独学でキッチンカーを開業した経験のある私が、自分が体験したことを踏まえて、キッチンカーの改造業者について情報をまとめました。

この記事では、

  • キッチンカー改造を業者に任せることとDIYすることの比較
  • 実際に私が改造業者に決めるまでにやったこと
  • キッチンカーの改造を業者に依頼するときに費用相場
  • 失敗しない改造業者選びのポイント7選
  • キッチンカーの改造を業者に依頼するときの流れ
  • おすすめのキッチンカー改造業者3選

についてお伝えします。

この記事を読めば、キッチンカーの改造を業者に任せる前に知っておくべき情報を学べますので、ぜひ最後までお読みください。

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キッチンカーの改造を業者に依頼するメリットとデメリット

キッチンカーの改造を業者に依頼するメリットとデメリット

キッチンカー改造を業者に依頼する最大のメリットは、設計から各種申請まで一括で任せられて開業までの時間と品質を同時に確保できる点です。反対に、デメリットはキッチンカーをDIYで製作する場合の1.5倍前後にもなる購入費用の高さです。もともとキッチンカーの購入は、数百万円単位の買い物になるので、改造業者に任せるかDIYするかで値段の差もより大きくなります。

DIYでキッチンカー製作を進める場合は、キッチンスペースの設置・床貼り・シンクの設置・配線・構造変更申請まで、あらゆる工程を自分の手で進めることになります。一方で、キッチンカー製作を業者に依頼すれば、設計から製作、各種申請までを一括して任せられるため、製作の時間的・労力的手間が省ける点が最大のメリットといえるでしょう。

ただし、キッチンカーの製作費用はDIYより高くなるケースが一般的です。業者に依頼してキッチンカーを製作した場合の費用の目安は、250万〜800万円です。キッチンカーのベースとなる車種の種類(大きさ)・状態(新車or中古車)によって価格にバラつきがあります。

それに対して、DIYでキッチンカーを製作した場合は、150万〜200万円程度に購入費用を抑えることも可能です。同じ車種(例えば、軽トラックサイズのキッチンカー)同士で比較すると、一般的には購入費用の差は改造業者の方が1.5倍程度高くなると考えられます。

キッチンカーの改造を業者に依頼した際にもう一つ注意したいのが、発注時のやり取り不足が「希望と異なる仕上がり」につながる可能性があることです。レイアウト・調理機材・電源容量など、細部まで業者と合意した上で契約しないと、納車後に作り直しが発生し、結果的に時間とお金の両方を失うことになりかねません。

キッチンカーの値段に関しては、改造業者に任せる場合、DIYで製作する場合を問わず、下記の記事で詳しく解説しています。参考になる情報が満載ですので、満足な選択を実現するためにもぜひご一読ください。

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【2026年最新版】キッチンカーの値段はいくら?車種・入手方法ごとの相場価格の違いを徹底解説!

2022.09.20

【実体験】私がキッチンカー改造業者を決めるまでの3ステップ

【実体験】私がキッチンカー改造業者を決めるまでの3ステップ

私がキッチンカー改造業者を決めるまでの3ステップは下記の通りです。

  1. 保健所で検査合格に必要な車両の仕様を確認
  2. キッチンカーの実車を見学し車種を決定
  3. 価格・納車時期・車両の状態から業者を決定

具体的にどのようにキッチンカー改造業者を決めたら良いか、不安な人も参考になる内容となっていますので、ぜひ一読してください。

保健所で検査合格に必要な車両の仕様を確認

キッチンカーの経験ゼロの状態から開業しようとしていた私は、まずはネットで情報を集めました。その結果、キッチンカーを開業するためには「保健所の許可」が必要なことを知り、まずは営業予定地域にあった保健所に出向きました。

総合案内で、担当部署を教えてもらい、窓口で正直に「キッチンカーを開業したいが、何から始めたら良いか分からないので教えてほしい。」と伝えたところ、キッチンカーの許可申請についてまとめた資料をもらいました。資料には、シンクの数・給排水タンクの容量・運転席との仕切り・換気扇の設置など、キッチンカーに必要な設備が記載されていました。

その際は、

  • どんなメニューを販売する予定か?
  • その市町村で営業する予定か?
  • 車両の保管場所や(仕込みを含む)調理工程はどうなっているか?

などもできる限り伝えました。これらの条件によっては、キッチンカーに必要な設備や実際に販売できるメニューの種類が異なるため、実際に相談してさまざまな情報を仕入れられました。

この経験から強く実感したのは、業者と契約する前に、購入者自身が、営業許可取得に必要な条件を把握しておくことの重要さです。業者に丸投げしてしまうと、地域差のある保健所基準に対応しきれないおそれがあります。保健所ごとに細かい条件が異なる場合があるので、キッチンカー購入者自身の事前調査が、結果的に業者との打ち合わせをスムーズにします。

キッチンカーの実車を見学し車種を決定

保健所との相談で自分のキッチンカーに必要な仕様が分かった私は、実際に改造業者探しに着手しました。まずは、ネットの情報を頼りに、近郊のキッチンカー改造業者に1件ずつ電話・メールで問合せ、良さそうな業者をピックアップしました。

業者選びの一環として、株式会社フードトラックカンパニーが主催する「キッチンカー開業セミナー」に参加しました。このセミナーで一番大きな収穫だったのは、実車を間近で見学できたことです。カタログや業者サイトの写真だけではわからない車内の高さ・調理動線・収納量を、自分の目と体で確認できました。

結果として、ここで得た体感が「どの車種を選ぶか」という業者選定の判断軸として機能しました。「キッチンカー開業セミナー」に参加して、軽トラックサイズのキッチンカー、1.0t普通車サイズのキッチンカー、1.5t普通車のキッチンカーを見学・試乗した結果、1.0t普通車サイズのキッチンカーを購入することを決定しました。

購入を前提でないとキッチンカーの実車を見学させてくれない業者が複数いた中で、無料で参加できるフードトラックカンパニー社の「キッチンカー開業セミナー」は、キッチンカー見学の場としてもおすすめです。

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価格・納車時期・車両の状態から業者を決定

購入するキッチンカーの仕様(1.0t普通車サイズのキッチンカー、自分の営業スタイルを実現する厨房設備、保健所の検査に合格する設備一式)が確定したら、同じ条件で複数のキッチンカー改造業者に見積もりをお願いしました。

その際に、単純に見積もり価格が安い業者を選ぶわけではなく、ベース車両の状態(新車または中古車、中古車の場合は走行距離など)などを確認しました。最終的にはキッチンカーの価格・納車が可能な時期・ベース車両の状態から総合的に判断して、1社に発注することを決めました。

キッチンカー改造を業者に依頼するときの費用相場

キッチンカー改造を業者に依頼するときの費用相場

業者にキッチンカー改造を依頼した場合の改造費用の目安となる相場は、下記の通りです。

  • 軽バン・普通車バン:50万〜120万円
  • 軽トラック:50万〜150万円
  • 普通車トラック:100万〜250万円

改造費用にベース車両の購入費用を加えたものが、キッチンカーの購入費用となります。改造費用を含めた価格は、ベース車両の車種・状態(新車or中古車)、外装ラッピングの有無、厨房設備を含めた内装の素材のグレードなどにより上下します。

軽バン・普通車バンの場合

軽バン・普通車バンのキッチンカーの改造費用は、50万〜120万円程度が一般的な相場価格となります。これに100万円程度の中古車両代を加えると総額で、150万〜220万円が軽バン・普通車バンサイズのキッチンカー購入に必要な費用と考えて問題ないでしょう。

基本的には内装や厨房設備に手を加えるほど、改造費用は高くなり、改造業者によっては、価格帯ごとの内装工事プランを公開している場合もあります。情報が十分でない場合は、実際に業者に電話・メール・SNSのDMなどで問い合わせる事が必要です。

軽バン・普通車バンを改造したキッチンカーはコンパクトで運転がしやすく燃費がよく、駐車スペースの確保も容易なメリットがあります。一方で、車内空間が狭く営業時に座ったままの姿勢が必要なことや、レイアウトの自由度が低い点はデメリットとなります。

軽トラックの場合

軽トラックのキッチンカーの改造費用は、50万〜150万円と幅があり、中古車両代80万〜100万円を合わせると総額130万〜250万円が現実的なキッチンカー購入費用の範囲となります。軽トラックを改造したキッチンカーは、特に多くの数が実際に営業しているので対応できる業者の数は多いのが特徴です。

軽トラックをキッチンカーに改造する場合は、荷台の部分にキッチンスペースを新規に設置するため、立って調理・接客作業をすることが可能となり作業効率が高くなります。また、軽バン・普通車バンに比べてキッチンスペースが圧倒的に広いので、キッチンスペースの改造・レイアウトの自由度が高い点も魅力です。

ただし、背の高い成人男性の場合は、キッチンスペースの高さが長時間作業をするには低い可能性がある点にも注意しましょう。実際に著者(身長:177cm)の場合は、キッチンスペースの高さ:180cmの車種では、常に前かがみの姿勢を強いられたため、購入を見送った経験があります。

普通車トラックの場合

普通車トラックのキッチンカーの改造費用は、100万〜250万円程度が相場価格となり、キッチンカー購入費用の目安は200万〜400万円となります。キッチンカーに多く使用される普通車トラックのサイズは、1.0tまたは1.5tがほとんどなので、これらの費用は1.0t普通車トラックまたは1.5t普通車トラックと考えてください。

1.0t普通車トラックサイズのキッチンカーの場合は、軽トラックの場合と同様に荷台の部分にキッチンスペースを新規に設置するのが一般的です。1.5t普通車トラックの場合は、荷台のボックス部分をキッチンスペースに改装する場合がほとんどです。

著者が購入したキッチンカーは、1.0t普通車トラックサイズのものでした。普通車トラックのモデルであれば、身長:177cmの著者でも問題なく調理・接客作業に対応できる広さがありました。内装や厨房設備に手を加えるほど、改造費用は高くなる傾向がある点は、普通車トラックでも同様です。

改造費用が変動する5つの要因

改造費用が変動する5つの要因

キッチンカーの改造費用が変動する主な要因は、以下の5つです。

  1. ベース車両の車種
  2. ベース車両の状態(新車・中古車)
  3. 内装素材の種類やグレード
  4. 厨房設備の種類・数・仕様
  5. 外装ラッピング・看板施工の有無

一般的に、ベース車両のサイズが大きいほど改造にかかる費用は大きくなります。また、ベース車両の状態が悪ければ悪いほど、その修繕にも費用が必要になります。

キッチンスペースの内装の素材(ステンレス・木材など)を品質の高いものを使ったり、搭載する厨房設備をプロ仕様のものを選んだすると、改造費用は高くなるでしょう。さらに、外装ラッピング・看板施工を選ぶと数十万円単位の費用がかかりますので、外装施工の有無も改造費用の総額に大きな影響を与えます。

もちろん、なるべく高品質で自分の理想を100%形にしたキッチンカーを購入したいところですが、実際には自分の購入予算を考慮したうえでの、取捨選択が必要になります。

キッチンカー改造業者の選び方|失敗回避7つのポイント

キッチンカー改造業者の選び方|失敗回避7つのポイント

キッチンカー改造業者の選びに失敗しないためのポイントは以下の7つです。

  1. 車両整備の知識がある
  2. 保健所の営業許可基準に対応している
  3. キッチンカー製作実績が豊富である
  4. 8ナンバーのキッチンカーを製作する
  5. 品質に見合った適正価格で販売する
  6. アフターサポート体制が整っている
  7. 車両製作以外のサポートが充実している

せっかく高い金額を支払って、キッチンカーの改造を業者に頼むのであれば、キッチンカー開業後の運営も含めて絶対に失敗しないためにも、上記の7つのポイントは必ず確認しましょう。

①車両整備の知識がある業者を選ぶ

自動車とキッチンスペースの両方の側面を持つキッチンカーでは、キッチンスペースしか作れない業者では車検や構造変更申請など、自動車として法令遵守しなければいけない点への知識・経験・対応スキルが不十分な可能性があります。このような事態を避けるためにも車両整備の知識がある業者を選ぶことが必要です。特に、自社整備工場を持つ業者なら故障時にもワンストップで対応可能です。

具体的な確認方法としては、問い合わせの段階で「自社で整備工場を持っていますか?」「車検は自社対応ですか」と質問してみてください。整備工場を持たない業者の場合、不具合が発生した際にいったん別の整備工場へ持ち込む必要があり、対応に時間がかかってしまいます。

②保健所の営業許可基準に対応している業者を選ぶ

キッチンカーの営業許可取得に必要な要件は、大きな部分では全国共通ですが、出店予定地域ごとに細部の要件が変わるため、地域基準への対応可能な業者を選びましょう。私自身、保健所で営業許可を取得した際も、シンクの数・給排水タンクの容量・換気扇の位置といった細部の要件を、保健所の窓口で一つずつ確認した上で、こちらの希望を叶えてくれる業者を選びました。

保健所への営業許可取得サポートを付帯サービスとして提供している業者であれば、シンク交換や給排水タンク容量の調整など、地域基準に合わせた仕様変更を任せられます。業者選びに失敗しないためにも、業者と契約する前に、出店予定地域の保健所に必要設備を確認しておくことが絶対に必要です。

③キッチンカー製作実績が豊富な業者を選ぶ

キッチンカーの施工実績と事業継続年数は、改造業者の経験値を測る最も実用的な指標で、毎年300台以上のキッチンカーを製作・販売している「株式会社フードトラックカンパニー」のような業者であれば、安心してキッチンカー改造を任せられるでしょう。

反対に、年間でどれくらいのキッチンカー車両を製作しているか、キッチンカー改造事業の継続年数などが、実績が公開されていない業者の場合は、判断材料が乏しく、慎重な見極めが必要です。よっぽどの事情がない限りは、製作実績が豊富であることが明らかな業者を選ぶことが失敗回避の有効な方法です。

④8ナンバーのキッチンカーを製作する業者を選ぶ

焼き鳥調理

キッチンカーには、8ナンバーの車両と1ナンバー・4ナンバーの車両がありますが、必ず「8ナンバーのキッチンカー」を製作する業者を選びましょう。

一番大きな理由は、車検時に8ナンバー車両であれば、そのままの状態で検査を受けられますが、1ナンバー・4ナンバーの車両の場合は、キッチンスペースを下ろさないと検査を受けられず、車検の手間の大小が圧倒的に異なるからです。

キッチンスペースを下ろす・設置する、という工程が加わるため1ナンバー・4ナンバーの車両は、車検にも多くの日数・手間・費用がかかってしまいます。キッチンカー開業後の手間を考えると、「8ナンバーのキッチンカー」を製作する業者を選ぶことは必須です。

⑤品質に見合った適正価格で販売する業者を選ぶ

キッチンカーの改造業者を選びは、安ければ良いというものではありません。下手に品質の低い車両を購入してしまった場合には、購入後の修理・メンテナンス費用が想定以上に必要になる可能性があるからです。このような事態を避けるためにも、品質に見合ったキッチンカーを適正価格で販売する業者を選びましょう。

適正価格を把握する方法としては、3〜4社に相見積もりさせることをおすすめします。相見積もりで3〜4社を比較すべき理由は、1社だけで決めると価格や仕様の妥当性を判断できず、不適切な業者を選ぶ可能性があるからです。

相見積もりで確認したいチェック項目は、基本工事に何が含まれるか(シンク・給排水・電源・内装など)、追加工事になる項目とその費用(外装ラッピング・看板・冷蔵庫など)、保証期間とアフターサポートの範囲の3つです。価格だけでなく、担当者の対応姿勢(レスが早いか?こちらの要望を聞いてくれるか?など)も判断材料に加えると良いでしょう。

⑥アフターサポート体制が整った業者を選ぶ

アフターサポート・メンテナンス体制の確認は、キッチンカーが納車後も長期間使い続ける車両であり何らかのトラブル対応は必ず必要になることを考えると、業者を選びに欠かせない観点になります。契約前に業者のアフターサポート・メンテナンス体制の確認は必須です。

他社製キッチンカーでは、修理対応できないというケースもあり、メンテナンス体制を重視する姿勢を打ち出しているなど、長期的に付き合える業者を選ぶことが重要です。

⑦製作以外のサポートが充実した業者を選ぶ

キッチンカー改造業者の中には、単純にキッチンカーを製作するだけはなく、キッチンカーの開業・運営に関わる業務をサポートしてくれる業者もあります。具体的には、開業に向けた申請サポート・出店場所の確保・メニュー開発・集客などがあります。このような支援をしてくれる業者なら、未経験者でも安心して開業準備を進められるでしょう。

私自身、株式会社フードトラックカンパニーの開業セミナーで実車見学を経験したことで、車両選びの判断軸を養えました。業者や主催者によっては、このようなセミナーや勉強会を開いている場合もあり、契約前の情報収集に活用できます。キッチンカー製作と並行して開業サポートやコンサルティングを提供している業者もあります。

4ステップで解説!キッチンカー改造業者への依頼の流れ

4ステップで解説!キッチンカー改造業者への依頼の流れ

キッチンカー改造業者への製作を決めた後、実際に依頼する流れは下記の4ステップです。

  1. ヒアリング・相談
  2. 見積もり・プラン確定・発注
  3. 製作・現車確認
  4. 登録手続き・納車

発注から実際に納車されるまでの期間は、業者の受注状況や改造内容によって異なりますが、目安は1カ月半〜2カ月程度です。

ステップ1:業者へヒアリング・相談

業者へヒアリング・相談

ヒアリング・相談では、キッチンカー購入の予算・販売予定メニュー・希望の開業時期を業者に伝え、レスポンスの早さや相手の知識・経験などから、業者の良し悪しを判断します。

私の経験から強調しておきたいのは、ヒアリング前に保健所の検査に合格するための条件を自分で把握しておくことです。私自身は、事前に保健所で必要設備を確認していたおかげで、業者との打ち合わせで「シンクは何個必要か」「給排水タンクは何リットルか」といった具体的な議論に、すぐ入れました。この事前に情報を整理しておくことが、業者選定の精度を大きく左右するでしょう。

ヒアリング前には、以下の項目を自分側で整理しておくとスムーズです。

  • 想定メニューと必要な調理機材(鉄板・フライヤー・冷蔵庫など)
  • 目標の客単価と1日の販売数
  • 出店予定エリアとその地域の保健所基準
  • 用意できる予算の上限

ステップ2:見積もり・プラン確定・発注

業者がレイアウト図面を作成して「概算見積を提示」し、何度かのやり取りを経て「プランを確定」し、注文する業者を決めて「発注する」までがステップ2です。

複数社の見積を比較する際は、内訳項目を必ず確認してください。業者によって、キッチンカー車両だけの金額の場合もあれば、キッチンスペース内の厨房設備を含めた金額の場合もあるからです。条件を揃えた上で、3〜4社に相談して比較検討することで、失敗なく改造業者を選べる可能性が高まるでしょう。

ステップ3:製作・現車確認

キッチンカーの発注から納車(完成)までの期間は、業者ごと・発注内容ごと・時期(繁忙期or閑散期)などによって前後しますが、1カ月半〜2カ月程度が目安となります。基本的には、この期間は業者に製作をお任せする時期となりますが、場合によっては製作の工程を見学させてくれる場合もあるでしょう。

発注後にキッチンカーの仕様変更が入ると、当然ながら追加費用が発生しますし、納車時期も後ろにズレてしまう可能性があります。プラン確定段階でキッチンカーの仕様をしっかり詰めておくことで、発注後の追加費用を最小限に抑え、1日でも早い納車が可能になります。

ステップ4:登録手続き・納車

登録手続きの内容は、キッチンカーの構造変更申請や車庫証明などです。手続きに必要な一部の書類は、購入者側での準備を依頼されることもありますので、業者とのコミュニケーションを密にして、進めましょう。

納車時には、キッチンスペースのレイアウト・調理機材・シンク・給排水タンク・外装などをしっかり確認してください。納車後の手戻り作業は、再度業者に持ち込む手間と(場合によっては)追加費用がかかってしまうからです。

納車後は、出店地域の保健所で営業許可を取得します。こちらもなるべく事前準備を進めておくことで、1日でも早い営業許可取得が可能になります。私の場合は、納車日が確定した段階で保健所での提出書類の内容確認と検査実施日を確定しておきました。この事前準備のおかげで、納車の翌日には、保健所の検査を受け営業許可を取得できました。

キッチンカー改造業者おすすめ3社

キッチンカー改造業者おすすめ3社

キッチンカー改造業者として、以下の3社をおすすめします。

  1. 株式会社フードトラックカンパニー
  2. 眞空株式会社
  3. 株式会社ゼック

それぞれこれまでの実績(製作台数・事業年数など)・対応エリア・製作するキッチンカーのサイズなどが異なります。各社の特徴をまとめましたので、比較・検討時の参考にしてください。

株式会社フードトラックカンパニー|年間300台以上を製作する国内大手

フードトラックカンパニー公式ホームページ
引用元:フードトラックカンパニー|公式ホームページ

株式会社フードトラックカンパニー(本社:東京都目黒区)は、複数年にわたって年間300台以上を納品する国内最大手のキッチンカー製作会社です。3車種(軽トラック・1.0t普通車トラック・1.5t普通車トラック)をベースに6タイプのキッチンカーを製作・販売しています。

いずれのタイプも全国で営業許可取得に必要な設備を標準搭載し、購入者の希望に合わせて厨房設備・ラッピングなどのカスタマイズできるセミオーダー方式を採用しています。前述通り複数年年間300台以上を製作・納車してきた実績抜群で信頼性も非常に高いキッチンカー製作会社です。

「フードトラックカンパニー」で販売するキッチンカーのベース車両は、いずれも新車またはプロの目で厳選した高品質な中古車をベース車両に使用しているので、購入後のメンテナンスの手間が少ないメリットがあります。競合他社と比較しても、高品質なキッチンカーを相場価格または相場価格以下で販売しており、価格と品質のバランスが圧倒的に優れたキッチンカーを販売する製造会社です。

「フードトラックカンパニー」のホームページでは、販売するキッチンカーの詳細情報が掲載されており、車両サイズ・設置設備、さらに販売価格まで明記されています。同社のホームページを閲覧するだけで、購入の判断に必要な豊富な情報を得られます。

また、「フードトラックカンパニー」ではグループ会社の行政書士事務所を通して、キッチンカーに関する法改正や規制変更の最新情報を常に把握しています。したがって、時代のニーズ・法令に合致した最適なスペックのキッチンカーをいつでも購入できます。これらの特徴から、「フードトラックカンパニー」は多くのキッチンカー開業検討者にとって、最適な選択肢でしょう。

信頼性を裏付け情報発信・セミナー開催が魅力

「フードトラックカンパニー」は、公式ホームページや各種SNSを通じて豊富な情報を積極的に発信していることからも、高い信頼性を感じられるキッチンカー製作会社です。同社の発信内容には、購入者のインタビュー記事・キッチンカー運営に関する役立つ情報・新製品情報などが含まれます。

また、株式会社日本投資ファンドと戦略的資本提携関係にあることや、さまざまなメデイアで取り上げられている客観的な事実からも、「フードトラックカンパニー」の信頼性の高さは明白です。

東京・大阪・名古屋・福岡の本社・各営業所を始め全国各地のセミナー会場で毎月無料で「キッチンカー開業セミナー」を開催しています。私も実際にセミナーに参加した経験がありますが、非常に有益な情報をたくさん学べ、具体的なキッチンカー開業までの行動計画を立てることに大いに役立ちました。

セミナー内容が充実しているにもかかわらず、セミナー後にしつこい営業電話がない点も、「フードトラックカンパニー」の信頼性をさらに高めていると考えられます。

営業許可申請代行からローンサポートまで充実

「フードトラックカンパニー」では、同社でのキッチンカー購入者を対象に全国47都道府県の保健所への営業許可申請代行を含む、さまざまなサポートを無料で提供しています。キッチンカー購入にとどまらず、プロによるさまざまなサポートを受けられることは大きな安心材料になるでしょう。車両購入に伴う陸運局での手続きも同様に無料でサポートしてくれます。

「フードトラックカンパニー」は株式会社オリエントコーポレーションとの提携により、キッチンカー購入時のローン利用についても万全のサポート体制が整っています。車両購入・ローン申し込みの窓口を一元化することで、書類提出の手間が省けることに加えて、同社が販売するキッチンカーの高い評価がローン承認率を高める要因にもなっています。

まくう(眞空)|累計2,000件超えの老舗

まくう(眞空)は累計2,000件超の製作実績を持ち、軽自動車から1.5t普通車トラックまでの複数車種に対応する、内部構造の堅牢性を強みとするキッチンカー製作の老舗業者です。自社で6台のキッチンカーを運営した経験があり、製造業者であると同時に事業者の視点も持っている点が大きな特徴です。

「見た目ではなく、内部の質を重視する」姿勢を打ち出しており、雨漏れや漏電の修理対応を含めた構造の堅牢性を強みとしています。複数の企業のキッチンカーを製作するなどの大型案件も手がけており、信頼性を測る指標は豊富です。

対応車両は軽バン・軽トラック・1.0t普通車トラック・1.5普通車tトラックなど幅広く、対応エリアや詳しい料金は、要問い合わせとなります。

  • 会社名:眞空株式会社
  • 住所:〒451-6040 愛知県名古屋市西区牛島町6番1号 名古屋ルーセントタワー40F
  • 電話番号:052-612-8400
  • 公式ホームページ:https://www.makuwcompany.com/

ZECC(ゼック)|中型〜大型に強み

ZECC(ゼック)はキッチンカー製作36年の実績を掲げる老舗業者で、中型〜大型トラックの完全カスタマイズに強みを持ち、地域おこしや災害対策キッチンカーなどの特殊用途車両も製作しています。

中型から大型トラックを完全カスタマイズしたキッチンカーは、フェスやイベント向けの本格仕様となっています。一台一台を全工程自社スタッフが手作業で仕上げる品質方針を打ち出しており、丁寧な製作工程が魅力です。地域おこしキッチンカーや災害対策キッチンカーといった特殊用途車両も製作しており、自治体や企業案件の実績も豊富です。

対応エリアは全国納品実績あり、対応車両は中型から大型トラック中心となります。料金は公式サイトに目安価格の掲載がなく、要問い合わせです。

  • 会社名:株式会社ゼック
  • 住所:〒921-8806 石川県野々市市三日市二丁目60
  • 電話番号:076-294-2000
  • 公式ホームページ:https://www.zecc.co.jp/

まとめ

失敗しないキッチンカー改造業者を選ぶためには、製作実績が豊富で許可申請周りの情報も把握している企業を選ぶことが重要です。複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格が分かるようになるでしょう。DIYする場合に比べると、費用が高くなることが一般的ですが、高品質なキッチンカーが短期間で手に入ることを考えると改造業者に頼むことをおすすめします。

キッチンカーの改造を業者に任せたときの費用は、ベース車両の車種や改造内容によってバラバラですが、軽バン・普通車バンで50万〜120万円、軽トラックで50万〜150万円、普通車トラックで100万〜250万円が目安の価格となっています。

キッチンカーの改造・製作も含めて、キッチンカーの開業・運営に関する知識を身に着けたい人には、株式会社フードトラックカンパニーが主催する「キッチンカー開業セミナー」への参加がおすすめです。年間300台以上のキッチンカーを製作・納車しているキッチンカーのプロから、営業許可取得に必要な条件など、幅広い内容を学べます。

参加費は無料ながら、充実した内容の「キッチンカー開業セミナー」は、北海道から沖縄県まで全国各地のセミナー会場で毎日のように継続開催されています。セミナー会場まで出向くことが難しい人には、「動画セミナー」も用意されていますので、全国のどこにいても気軽に参加可能です!

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よくあるご質問(Q&A)

Qキッチンカー改造を業者に依頼すると費用はいくらですか?

A.業者に依頼する場合の改造費用は、軽バン・普通車バンで50万〜120万円、軽トラックで50万〜150万円、普通車トラックで100万〜250万円が相場です。これにベース車両代を加えた総額は150万〜400万円が目安となります。DIYで製作する場合(150万〜200万円)と比べて約1.5倍が一般的ですが、設計から構造変更申請までを一括で任せられる点が大きなメリットです。

Q失敗しないキッチンカー改造業者の選び方は?

A.失敗を避けるには7つのポイントを契約前に確認しましょう。①車両整備の知識がある(自社整備工場の有無)、②保健所の営業許可基準に対応している、③製作実績が豊富、④8ナンバーでキッチンカーを製作する、⑤品質に見合った適正価格で販売(3〜4社の相見積もり推奨)、⑥アフターサポート体制が整っている、⑦製作以外の開業サポート(申請代行・出店場所確保等)が充実している、の7点です。

Q飲食業未経験でもキッチンカー改造業者に依頼できる?

A.はい、依頼できます。私自身、飲食業の経験がまったくない状態から開業しました。ただし、業者はあくまで車両改造の専門であり、飲食ノウハウまでカバーしてくれるわけではありません。コンサルティングを提供している業者もありますが、メニュー開発、原価管理、接客などは別途学ぶ必要があります。未経験者には、株式会社フードトラックカンパニーのような開業セミナーへの参加もおすすめです。私もセミナー参加で実車見学と開業の全体像を学び、業者選定の判断軸を養えました。「車両は業者」「開業ノウハウはセミナーや書籍」と分けて学ぶと、効率的に開業準備を進められます。

Q改造期間はどのくらいかかる?

A.改造期間はスタンダード仕様で数週間、オーダーメイドの場合は数週間〜数ヶ月が目安で、開業希望時期から3〜6ヶ月前に業者へ相談を始めるとスケジュールに余裕が生まれます。軽タイプや1tボックスタイプなどのスタンダードモデルは、短納期・低価格で即営業開始できる業者もあります。オーダーメイドの場合は、内装の作り込み具合で製作期間が変動します。開業希望時期から逆算して、3〜6ヶ月前には業者への相談を始めると、スケジュールに余裕が生まれます。

Q手持ちの車両を改造してもらえる?

A.手持ちの車両は、既有車両の改装に対応する業者なら改造してもらえ、所有車両を活用すれば初期費用を削減できますが、車種によっては改造ができない場合もあります。製作方法の1つとして「既有車両の改装」を選択肢に加えている業者なら、所有車両を活用することで初期費用を削減できます。ただし、車種によっては改造ができない場合もあります。車両ごとに保健所基準や構造変更可否が異なりますので、手持ち車両の改装可否は、業者に車両情報を伝えて事前に確認してください。

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  • 2026年6月4日(木)13時~15時30分名古屋②(12席 残5席)
  • 2026年6月4日(木)13時~15時30分大阪(12席 残6席)
  • 2026年6月5日(金)11時~13時30分神奈川(12席 残7席)
  • 2026年6月5日(金)11時~13時30分長崎(12席 残7席)
  • 2026年6月6日(土)10時~12時30分東京(12席 残6席)
  • 2026年6月9日(火)10時~12時30分東京(12席 残8席)
  • 2026年6月10日(水)10時~12時30分東京(12席 残7席)
  • 2026年6月10日(水)10時~12時30分福岡(12席 残8席)
  • 2026年6月11日(木)13時~15時30分名古屋②(12席 残7席)
  • 2026年6月11日(木)13時~15時30分大阪(12席 残8席)
  • 2026年6月12日(金)10時~12時30分仙台(12席 残6席)
  • 2026年6月12日(金)14時~16時30分仙台(12席 残7席)
  • 2026年6月16日(火)10時~12時30分東京(12席 残9席)
  • 2026年6月17日(水)10時~12時30分東京(12席 残8席)
  • 2026年6月18日(木)13時~15時30分大阪(12席 残9席)
  • 2026年6月18日(木)13時~15時30分名古屋②(12席 残8席)
  • 2026年6月20日(土)10時~12時30分東京(12席 残9席)
  • 2026年6月20日(土)13時~15時30分札幌(12席 残10席)
  • 2026年6月20日(土)13時~15時30分沖縄(12席 残10席)
  • 2026年6月23日(火)10時~12時30分東京(12席 残10席)
  • 2026年6月23日(火)10時~12時30分福岡(12席 残10席)
  • 2026年6月24日(水)10時~12時30分東京(12席 残10席)
  • 2026年6月24日(水)13時~15時30分名古屋②(12席 残10席)



キッチンカー個別見学

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【キッチンカーの動画セミナーの開催日程】

  • 2026年5月28日(木)10時~12時30分(10席 残2席)
  • 2026年6月2日(火)10時~12時30分(10席 残5席)
  • 2026年6月6日(土)10時~12時30分(10席 残5席)
  • 2026年6月9日(火)10時~12時30分(10席 残8席)



コロナの影響でキッチンカーの需要は下がるのか?上がるのか?

2019年に中国の武漢で発生した「新型コロナウイルス」がキッチンカー業界に与える影響についてまとめました。

コロナがキッチンカーに与える影響

人々がオフィス外からベッドタウンに移ったことと、巣篭もりをしていることでキッチンカーの役割に変化が起こっています。