ドリンクのキッチンカーは売り上げ1,258万円で儲かる!?開業の初期費用は680万円!

ドリンクのキッチンカーは売り上げ1,258万円で儲かる!?開業の初期費用は680万円!

「ドリンクをメインに販売するキッチンカーって、本当に儲かるものなの?」

「キッチンカーでコーヒーやソフトドリンクを売ったら、売り上げはどれくらいになるんだろう?」

「ドリンクのキッチンカーを始めるとしたら、開業資金はいくら準備すればいいの?」

こんな疑問を持っていませんか?

その気持ちはよく分かります。なぜなら、私自身がキッチンカーの開業に向けて準備を進めていたころも、自分が販売予定のメニューが、どれだけ売れるのか、いくら儲かるのか、最初にいくら必要なのか、ということが気になって、何度もシミュレーションした経験があるからです。

飲食業の経験がないところから独学でキッチンカーを開業した経験を持つ私が、現実的な数値を条件に設定して、ドリンクのキッチンカーは儲かるのか?を検証したシミュレーション結果を本記事にまとめました。

この記事では、

  • ドリンクのキッチンカーが1年間の営業で見込める売上金額の試算結果
  • 売り上げから経費を差し引いた年間利益金額(収入)の検証結果
  • ドリンクのキッチンカー開業までに準備しておきたい初期費用の金額と内訳

をお伝えします。

この記事を最後まで読めば、ドリンクのキッチンカーで見込める売り上げ・収入と、開業に必要な初期費用の目安を、試算にもとづく具体的な数字で学べる

ので、ぜひ最後までお読みください。

ドリンク販売のためのキッチンカー営業許可の注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。

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2023.03.01

 

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この記事で分かること(要約)

この記事では、ドリンクのキッチンカー(移動販売車)は儲かるのかを、収益シミュレーションをもとに解説します。

週休2日(週5日)の営業で年間売り上げ1,258万円・収入(年収)615万円という試算結果に加え、初期費用680万円の内訳(車両326万円・調理器具一式78万円・開業直後の「店舗運営費用」252万円など)も取り上げます。

読み終えると、ドリンクのキッチンカーの売り上げ・収入と初期費用の目安を、具体的な数字でつかめます。

 

ドリンクのキッチンカーが儲かるかを試算

ドリンク

ドリンクのキッチンカーについて一定の条件を設定し、収益性(儲かるのか?)を詳しくシミュレーションした結果、年間の売上金額は1,258万円以上、経費を差し引いた年間利益は615万円以上になることが分かりました。この結果から、ドリンクメインのキッチンカーを運営することで、生活を支えるのに十分な収入を得られる可能性があります。

シミュレーションでは、売上単価・年間販売日数・1日あたりの来客数・原価率・メニュー構成などの条件を設定しました。そのうえで、ドリンクのキッチンカーを1年間営業した場合に得られる売上金額と、原材料費・出店手数料・人件費・交通費などの各種経費、さらに経費を差し引いた利益金額(=年収=1年間の収入)を算出し、どれくらい儲かるのかを検証しました。

週休2日の営業で売上金額は1,258万円

週休2日の営業で売上金額は1,258万円

今回の条件をもとにドリンクのキッチンカーを1年間営業した場合、年間の売上金額は1,258万円になるとシミュレーションで算出されました。この年間売上金額を算出するために、メニュー構成やメニューごとの平均単価、購入比率、営業日数、来客数など、さまざまな項目について条件を設定しています。実際に設定した各項目の数値は、以下のとおりです。

  • メニューごとの平均単価:コーヒー類 500円・ジュース類 500円・サイドメニュー 400円・ドリンク&サイドメニューセット(以下、セットメニュー) 800円
  • 購入比率:来客者の35%がコーヒー類、35%がジュース類、10%がサイドメニュー、20%がセットメニューを購入する
  • 営業日数:土日と平日のうち3日(合計で毎週5日間営業)
  • 年間営業日数:土日 104日(52週×2日)、平日 156日(52週×3日)
  • 来客数:土日 100人・平日 80人

コーヒー類の平均単価(500円)は、ホットコーヒー・アイスコーヒー・カフェラテなど復習種類のコーヒーを販売したときの平均単価、ジュース類の平均単価(500円)も複数種類のジュースを販売したときの平均単価になります。サイドメニューは、クッキーやマフィンなどの焼き菓子を中心に、オーナーの希望にあわせて1種類、または複数種類を販売するものとします。

上記の条件を設定したうえで、土日と平日における1日あたりの売上金額をそれぞれ計算すると、結果は次の通りです。

  • 土日1日の売上金額:コーヒー類 500円×35人+ジュース類 500円×35人+サイドメニュー 400円×10人+セットメニュー 800円×20人=5万5千円
  • 平日1日の売上金額:コーヒー類 500円×28人+ジュース類 500円×28人+サイドメニュー 400円×8人+セットメニュー 800円×16人=4万4千円

今回設定した条件では、土日に年間104日、平日に年間156日営業する想定です。この営業日数をもとに計算したドリンクのキッチンカーの1年間の売上金額は、以下の通りです。

  • 年間売上金額=5万5千円×104日+4万4千円×156日=1,258万4千円

※平均単価:550円、平均原価:135円、平均原価率:24.5%

実際のドリンクのキッチンカー営業では、平均単価や購入比率、来客数などが今回のシミュレーションどおりになるとは限りません。しかし、土日に100人、平日に80人を集客できると、年間売上金額1,200万円超も十分に狙える可能性があります。今回のシミュレーションから、ドリンクのキッチンカーには大きな売り上げを目指せる可能性があることが分かります。

週5日の営業で月収51万円(年収:615万円)

週5日の営業で月収51万円(年収:615万円)

年間売上金額1,258万円をもとに、ドリンクのキッチンカー営業で発生する各種経費を考慮して計算したところ、年間の利益金額(=年収=収入)は615万円、月収に換算すると51万円となりました。今回の利益金額を算出するために設定した各種経費の条件は、以下のとおりです。

  • 原価:コーヒー類 100円(平均単価の20%)・ジュース類 125円(平均単価の25%)・サイドメニュー 120円(平均単価の30%)・セットメニュー 220円(平均単価の28%)
  • 出店手数料:売上金額の10%
  • バイト人件費:土日のみ1名を8千円/日で雇用
  • その他雑費:売上金額の10%(車両交通費・通信費・消耗品費など)

これまでに設定した条件から、ドリンクのキッチンカーを1年間営業した場合の経費総額と、年間の利益(=年収=収入)、月収を計算しました。その結果は、以下のとおりです。

  • 原価:308万3千80円
  • 出店手数料:125万8千400円
  • バイト人件費:83万2千円
  • その他雑費:125万8千400円
  • 利益(=年収=収入):615万2千120円(年間売上金額-原価-出店手数料-バイト人件費-その他雑費)
  • 月収:51万2千677円

実際のドリンクのキッチンカー営業では、原価や出店手数料、人件費などが今回のシミュレーションと同じ数値になるとは限りません。しかし、ドリンクを中心に販売するキッチンカーでも、週休2日で営業しながら年間615万円の収入を得られる可能性があることが、今回のシミュレーションから分かります。

また、客単価・来客数・稼働日数などの売上金額に関係する数値をさらに伸ばし、原価・出店手数料・バイト人件費などの経費を抑えられれば、年間の売上金額や利益金額をより大きくすることも期待できます。

ドリンク以外のメニューを扱うキッチンカーについても、運営者の年収・月収を下記の記事で詳しく紹介しています。ほかのメニューでどのくらいの収入を得られるのか気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。

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2022.08.01

儲かるドリンクのキッチンカー|初期費用は680万円

儲かるドリンクのキッチンカー|初期費用は680万円

ドリンクのキッチンカーを開業する場合、初期費用として680万円程度を準備しておく必要があります。初期費用の内訳は、大きく「設備購入費(キッチンカー車両や調理器具など)」と「開業後すぐにかかる運営費用」の2種類に分かれます。

※費用は全て消費税・諸税込の金額を想定して表示しています。

キッチンカー・調理機器一式の購入費:428万円

ドリンクのキッチンカー開業に必要な初期費用のうち、キッチンカーや調理器具などの設備をそろえるために、428万円の予算が必要になります。設備購入費には、「キッチンカー車両」「厨房・調理器具」「販促ツール」「資格・許可取得」「その他雑費(試作費用など)」が含まれます。

軽トラックサイズのキッチンカー:326万円

ドリンクをメインに扱うキッチンカーなら、軽トラックサイズの車両がおすすめです。おすすめモデル(キッチンボックス453)の価格は326万円で、ドリンクの調理に必要となる業務用エスプレッソマシン・コーヒーグラインダー・ショーケースなどを設置できます。大型の調理器具は必要ないため、軽トラックサイズでも十分に営業できるでしょう。

軽トラックサイズのキッチンカーを選ぶなら、株式会社フードトラックカンパニーの「キッチンボックス453」がおすすめです。車両内で仕込み調理まで行えるため、別の場所に仕込み用のスペースを用意する必要がありません。さらに、ベース車両には新車の軽トラックを採用しているため、メンテナンス費用を抑えられる点もメリットです。

キッチンボックス453」には、「3槽シンク」「蛇口3個」「給排水用200Lタンク」「換気扇」「照明」「コンセント」「収納棚」など、保健所の飲食店営業許可取得検査に必要な設備が標準で備わっています。そのため、ドリンクの調理に必要な設備を追加することで、キッチンカーの開業に必要な準備を進められます。

ドリンクの調理器具一式:78万円

ドリンクを調理するためにキッチンスペースへ設置する器具一式には、78万円ほどの費用を見込んでおく必要があります。

主な調理器具は、「業務用エスプレッソマシン」「コーヒーグラインダー」「ショーケース」「電気ケトル・電子レンジなど」です。効率よくドリンクを調理するためにも、一度に調理できる量を考えて、業務用の器具をそろえることをおすすめします。これらの調理器具の購入費用は、66万円程度が目安です。

さらに、調理台と保冷庫を兼ねた「コールドテーブル(12万円)」も用意しましょう。調理器具一式にこれらを含めると、購入費用は合計で78万円になります。

販促ツール一式(のぼり・看板など):10万円

ドリンク

キッチンカーの営業時に使用する「のぼり」「メニュー表」などの販促ツールは、10万円ほどの購入予算を見込んでおくとよいでしょう。キッチンカーを出店した際、通りがかった人にドリンクを販売していることや商品の魅力、おいしそうなドリンクであることを分かりやすく伝えるためにも、販促ツールの設置は欠かせません。まずは「タペストリー」「のぼり」「メニュー看板」を準備しましょう。

「チラシ」や「ショップカード」は必須ではありませんが、使い方次第では集客に役立つ販促ツールになります。店舗に合わせて必要な販促ツールをそろえるためにも、10万円程度を購入予算として確保しておくことをおすすめします。

販促ツールを購入する際のチェックポイントなどについては、下記の記事で詳しく紹介しています。購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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2016.01.30

資格・営業所許可取得費用:4万円

ドリンクのキッチンカーを開業して営業するためには、「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の2つが必要です。これらを取得するための費用は、合計で4万円程度が目安となります。取得の流れは、まず「食品衛生責任者資格」を取得し、次に営業エリアを管轄する保健所へ検査を申し込みます。検査に合格すると、「飲食店営業許可」を取得できます。

「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の取得に必要な費用は都道府県によって異なりますが、およそ4万円を想定しておくとよいでしょう。キッチンカーの営業許可を取得するための詳しい方法や手順は、以下の記事で紹介しています。ドリンク以外のメニューで開業する場合にも、ぜひ参考にしてください。

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2021.01.26

その他(試作原料費・見学時の交通費など):10万円

ドリンクのキッチンカーを開業する際には、まとまった費用だけでなく、細かな雑費も発生するため、10万円程度を予算として確保しておきましょう。たとえば、ドリンクの試作に必要な材料費や、キッチンカーの見学・情報収集にかかる交通費など、少額ながらさまざまな費用が発生します。

これらの費用は「その他雑費(試作費用など)」として、あらかじめ10万円程度を見込んでおくと安心です。

キッチンカー開業直後の運営費と生活費:252万円

グレーのキッチンボックス453

ドリンクのキッチンカーを開業した直後の「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」として、252万円を「店舗運営費用」として初期費用に含めて準備しておきましょう。開業当初は、計画していた売り上げや利益をすぐに確保できるとは限りません。

売り上げが安定するまでの期間も安心して営業を続けられるよう、開業資金の中に「店舗運営費用」をあらかじめ確保しておくことが大切です。「店舗運営費用」は、「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」で構成されます。それぞれ最低でも3カ月分を準備しておくとよいでしょう。

「キッチンカー運営費」には、ドリンクの原材料費や出店手数料、アルバイトスタッフの人件費、その他雑費などが含まれます。年間売上1,258万円のシミュレーションでは、月々の運営費を54万円と想定しているため、3カ月分として「162万円(54万円/月×3カ月)」を用意します。

また、開業直後は「オーナーの生活費」も必要です。特に家族がいる場合は、事業の売り上げが安定するまでの期間も、家族を経済的に苦しめることが無いように生活費を確保しておく必要があります。1カ月30万円として、3カ月分の「90万円(30万円/月×3カ月)」を準備しましょう。

「キッチンカー運営費:162万円」と「オーナーの生活費:90万円」を合計すると、開業直後に必要な「店舗運営費用」は252万円となります。開業前にこの金額を確保しておくことで、予想外の事態にも対応しやすくなり、ドリンクのキッチンカー経営を早く安定させることにつながります。

まとめ

ドリンクを扱うキッチンカーは、週5日営業した場合でも、年間1,200万円を超える売り上げと610万円超の利益(年収)を目指せる可能性があります。一方で、開業時にはキッチンカー本体や調理設備などの購入費用だけでなく、営業を始めた直後の店舗運営費も必要です。これらを合わせると、開業に必要な初期費用は680万円となります。

さらに、ドリンクのキッチンカーを始める前に知っておきたい、ドリンク販売に特化した営業許可取得に関する情報を以下の記事にまとめました。ドリンクのキッチンカーを開業したい人や興味がある人は、ぜひあわせて参考にしてください。

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2023.03.01

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よくあるご質問(Q&A)

Qドリンクのキッチンカーは儲かる?収入(年収・月収)はどのくらいになる?

A.今回のシミュレーションでは、年間の利益(=年収)が615万2千120円、月収に直すと51万2千677円という結果になりました。コーヒー類・ジュース類などを平均単価550円で販売し、土日100人・平日80人を集客しながら週休2日(週5日)で1年間営業する条件です。実際の営業が試算どおりに進むとは限らないものの、ドリンク専門のキッチンカーでも本業として生計を立てられる水準の収入を目指せる可能性があります。

Qドリンクのキッチンカーを開業するのに初期費用はいくら用意すればいい?

A.総額でおよそ680万円を見込んでおきましょう。設備購入費428万円(キッチンカー車両326万円・調理器具一式78万円・販促ツール10万円・資格・許可取得4万円・その他雑費10万円)に、開業直後の営業と生活を支える「店舗運営費用」252万円を合わせた金額です。

Q年間売り上げ1,258万円という試算にはどのような根拠があるの?

A.コーヒー類500円・ジュース類500円・サイドメニュー400円・セットメニュー800円という単価で、来客者の35%がコーヒー類、35%がジュース類、10%がサイドメニュー、20%がセットメニューを購入すると想定した計算です。土日104日は1日100人、平日156日は1日80人を集客する条件で、年間売上金額は1,258万4千円になります。来客数や購入比率は出店場所や天候に左右されるため、あくまで一つの目安として捉えてください。

Qドリンクのキッチンカーに必要な車両・調理器具・資格を教えて

A.車両は軽トラックサイズのキッチンカー(326万円)が候補です。「業務用エスプレッソマシン」「コーヒーグラインダー」「ショーケース」などの器具に、「LPガスボンベ(2万円)」と「コールドテーブル(12万円)」を加えた調理器具一式78万円をそろえましょう。資格・許可の面では、「食品衛生責任者資格」を取得したうえで保健所の検査に合格し、「飲食店営業許可」を得る必要があり、費用は合計4万円ほどが目安です。

Q開業してすぐの時期に備える運営資金はいくら確保しておくべき?

A.「キッチンカー運営費:162万円」(54万円/月×3カ月)と「オーナーの生活費:90万円」(30万円/月×3カ月)を合計した「店舗運営費用」252万円が目安です。開業したての時期は売り上げが計画に届かないことも多いため、この資金を初期費用の一部に組み込んでおくと、売り上げが安定するまで腰を据えて営業を続けられます。

ドリンクのキッチンカーは売り上げ1,258万円で儲かる!?開業の初期費用は680万円!

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