「チュロスのキッチンカーってどうやったら始められるの?」
「チュロスってキッチンカーのメニューとしてどうなの?良いの?悪いの?」
「チュロスのキッチンカーを開業するのにいくら必要になるの?」
こんな疑問を持っていませんか?
その気持ちはよく分かります。なぜなら、私もキッチンカーで販売するメニューとしてチュロスを検討した際に、同じような疑問を感じた経験があるからです。
飲食業の経験ゼロから、自力でキッチンカーを開業した経験のある私が、自分自身で体験して身につけたことも含め、チュロスを販売するキッチンカーを開業するために必要な情報を集めました。
この記事では、
- チュロスのキッチンカーをゼロから開業するまでに必要な手順
- キッチンカーで扱うメニューとしてのチュロスのメリット・デメリット
- チュロスキッチンカー開業に必要な初期費用の金額と内訳
- 売り上げ・利益をしっかり上げて成功するためのコツ
- おすすめの先輩チュロスキッチンカー
をお伝えします。
チュロスを販売するキッチンカーの開業を考えているなら、最初に知っておくべき情報を自分自身の経験も交えてまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
目次
チュロスキッチンカー開業までの6ステップ
チュロスのキッチンカーを開業するまでにやることを6ステップに分けて解説します。キッチンカー初心者の人でも理解できるように、平易な表現を使ってお伝えしています。
1.事業計画と資金計画を立てる
チュロスのキッチンカーを開業するためにまずやるべきは、「事業計画を立てること」です。事業計画で特に大事な数字は「売上金額」「経費金額」「利益金額」です。例えば、「売上金額」を算出するためには、チュロスの単価・1日の販売個数・1カ月の出店日数などの想定が必要になります。事業計画の時点でしっかりと利益が出ることを確認しましょう。
事業計画が出来上がったら、次はその計画を実現するための「資金計画」を立てましょう。チュロスのキッチンカー事業の場合は、開業に必要な「初期費用」と事業を続けるための「運営費用」の両方が必要になります。自己資金・金融機関の融資・補助金・助成金などの手段を使って、事業に必要なお金を集める計画を立てましょう。
キッチンカーを開業するための初期費用として、どのような内容にいくらぐらい必要になるのか、またそれらの資金を集める手段にはどのようなものがあるのか、については以下の記事で詳しく解説しています。
» キッチンカーの開業資金は350万円から!初期費用の金額・内訳・調達方法を紹介!
2.営業許可取得に必要な条件を保健所で確認する
キッチンカー事業を開業するためには、出店地域を管轄する保健所から飲食店の営業許可を取得する必要があります。したがって、チュロスのキッチンカー事業について計画ができたら、次は保健所を訪問して営業許可を取得するために必要な条件を確認しましょう。具体的には、キッチンカーにどのような設備が必要かの確認が欠かせません。
2021年6月の改正食品衛生法施行により、キッチンカーの営業許可を取得するための全国基準が出来上がりました。しかし、細かい部分では未だに地域ごとの違いが残っているので、必ず自分が出店予定の地域にある保健所で確認しましょう。
私の場合は、2021年6月よりも前にキッチンカーを開業したので、地域ごとのルールの違いが大きい時代でした。実際に私が営業許可を取得するために保健所から必要だ、と言われた設備は、他の地域では不要な設備だったようで、実績豊富なキッチンカー製作会社の人に「初めて取り付けた」と言われた経験があります。
2023年8月時点では、私が経験したような地域間での大きな違いは少なくなっていますが、細かいルールの違いが残っているのが現状です。後から思わぬ問題が発覚しないよう、必ず自分自身で保健所への聞き取りをしましょう。一般的にキッチンカーに必要とされる設備については下記の記事にまとめています。
» キッチンカーに必要な設備はコレ!営業許可など6種類の用途別に徹底解説
3.チュロス販売に適したキッチンカーを購入する
保健所で聞き取った情報に基づき、必要な条件を満たしたキッチンカーを発注します。チュロスの調理には、フライヤーが必要になるので、業務用の据え置き型または卓上型のフライヤーを設置するスペースを備えたキッチンカーが必要です。
キッチンカーの大きさは軽トラックサイズ・1.0t普通車トラックサイズ・1.5t普通車トラックサイズの3種類が一般的です。チュロスの場合は、フライヤー以外には目立って大きな調理器具がないので、フライヤーを設置するスペースさえあれば、3種類のいずれの大きさのキッチンカーでも対応可能です。自分の事業計画に合わせた車両を選びましょう。
4.食品衛生責任者の資格を取得する
チュロスのキッチンカーを開業するために、唯一必要な資格が「食品衛生責任者資格」です。「食品衛生責任者資格」は各都道府県の食品衛生協会が開催する「食品衛生責任者養成講習会」に参加すれば、即日取得可能です。講習会の講義内容は「食品衛生学」「公衆衛生学」「食品衛生法」に分かれ、合計6時間の講義になります。
受講料は都道府県によって異なりますが、1万円前後の都道府県が多いです。キッチンカーの営業許可申請書類には、食品衛生責任者に関する情報を記載する欄があるので、検査日までに「食品衛生責任者養成講習会」に参加しなければなりません。「食品衛生責任者資格」取得に関するさらに詳しい情報は、以下の記事でお伝えしています。
» キッチンカー(移動販売)を運営するために必要な資格(食品責任者、営業許可など)
5.販売メニュー・レシピ・運営手順を確定させる
キッチンカーは注文から納車まで、2~3カ月かかるのが一般的なので、この期間を使って、チュロスキッチンカーの開業準備を進めます。具体的には、販売するチュロスのメニューとレシピを確定させたうえで、注文を受けてから調理してお客様に渡すまでの、一連の運営手順も決めましょう。
メニューについては、ベースとなるチュロスに抹茶・チョコレート・シナモンなどさまざまなフレーバーをかけて種類を増やすのが一般的なので、自分のキッチンカーでどのような味のチュロスを販売するかを確定させましょう。その際には、複数回の試作を経てレシピとお客様にチュロスを提供するまでの、調理工程を含めた流れも確定させます。
6.営業許可を取得しチュロスキッチンカーを開業する
キッチンカーが納車されたら、あらかじめ準備しておいた申請書類を添えて保健所の検査を受けます。申請書類は検査前でも内容を保健所で確認してもらえるので、一度は保健所のチェックを受けて検査日当日は修正箇所がない状態で臨みましょう。キッチンカーを購入する前に、十分に聞き取りできていれば検査は問題なく合格できるはずです。
無事に保健所の検査に合格して、飲食店営業許可を取得できれば、検査日の翌日からキッチンカーでのチュロス販売が可能になります。開店直後は計画通りには売り上げ・利益が得られない可能性が高いですが、一つずつ改善して、自分が理想とするキッチンカーライフを実現してください。
キッチンカーでの移動販売を開業するためのより詳しいステップについては、下記の記事で解説しています。
» キッチンカー・移動販売を開業する11step!(完全保存版)
キッチンカーメニューとしてのチュロスのメリット6選
チュロスにはキッチンカーで販売するメニューに適している理由がいくつもあります。その中でも特に把握しておくべき、チュロスが持つ6種類のメリットを解説します。
1.持ち歩きがしやすいのでキッチンカーとの相性が良い
キッチンカーで食べ物を購入した後の行動を考えると、購入してすぐにテーブル・イスに座って食べるよりも、持ち帰って別の場所で食べたり移動しながら食べたりする場合が多くなります。チュロスは片手で簡単に持てるので、持ち歩きにも食べ歩きにもピッタリです。このようにキッチンカーとの相性が良いのはチュロスの持つ大きなメリットの一つです。
2.特別感を演出できるので単価を高く設定しやすい
チュロスは、テーマパーク・遊園地・映画館など非日常空間で食べることをイメージする人が多いメニューです。非日常空間では財布のひもが普段よりも緩くなるので、高価な商品でも売れやすくなります。チュロスは非日常空間で食べる特別感の演出ができるので、単価を高く設定しても違和感なく購入してもらえます。
3.アレンジがしやすくメニューを簡単に増やせる
キッチンカーではメニュー数を増やせれば、興味を持ってもらう間口を増やせるので購入してもらえる可能性を高められます。ただし、メニューを増やすことによりオペレーションが煩雑化すると、提供スピードが遅くなり思うように販売個数を伸ばせなくなる可能性があります。チュロスはオペレーションの手間を増やすことなく簡単なアレンジでメニュー数を増やすことが可能です。
例えば、同じ生地のチュロスでも、後から振りかけるフレーバーの種類を基本の砂糖に加えて、チョコレート・抹茶・キャラメルなどを使えば簡単にメニュー数を増やせます。さらに、生地自体の種類を増やしたり、生クリーム・アイスクリーム・ホットチョコレートなどをトッピングしたメニューを販売したりすることでも、メニュー数を増やすことが可能です。
4.作り置きができるので素早く提供できる
キッチンカーで大きな売り上げを上げるためには、来客時に素早く提供できる調理スピードの観点が欠かせません。チュロスの場合は、キッチンカーの出店場所で行う調理は生地を揚げるだけなので、極端に提供スピードが遅くなることはありません。
さらに、まとめて揚げたチュロスをホットショーケースに作り置きすることも可能なので、注文が入ってから素早く提供することが可能です。
5.揚げるだけなので調理スキルが不要である
キッチンカーでは曜日によって来客数が変わるので、土日のみ臨時でアルバイトスタッフを雇うこともあります。高い調理スキルが必要なメニューを販売するキッチンカーでは、アルバイトスタッフに任せられる業務は限られますが、調理が簡単なメニューであれば調理から接客まで幅広い業務をアルバイトスタッフに任せられます。
チュロスの場合は、基本的な調理はすでに出来上がった生地を油で揚げるだけです。砂糖・チョコレート・抹茶などのフレーバーをかけたり、生クリームなどをトッピングしたりする調理工程も少し練習すれば誰でもすぐにできるものです。したがって、アルバイトスタッフも働きだしたその日からすぐに重要な戦力となってくれるメリットがあります。
6.午前中から夜まで営業時間を長くとれる
キッチンカーで販売するメニューの中で、カレーや丼物など食事系メニューはどうしても昼食などの食事時に販売が集中します。したがって、営業時間はランチタイムなど1日の中でも数時間になりがちです。それに対して、クレープ・たこ焼きなどの軽食系メニューは時間を問わず1日中安定して売れるので、営業時間を長くとれます。
チュロスは軽食系のメニューなので、極端に売れやすい時間帯はなく1日を通して安定して売れます。したがって、午前10時くらいから午後5~7時くらいまで、長い営業時間を確保することが可能です。
キッチンカーメニューとしてのチュロスのデメリット2選
キッチンカーで販売するときにチュロスが持っているデメリットを二つ紹介します。また、それぞれのデメリットに対して、どのように対応したらよいかについても解説します。
1.ランチ出店には不向きなので出店機会が限られる
キッチンカーの出店方法の中でも主要な方法の一つが、昼食需要に合わせて出店するランチ出店です。出店場所・メニューを間違えなければ、短い出店時間で大きな売り上げが期待できる方法なので、キッチンカー事業でしっかりと利益を得るためには、できるだけ取り組みたい出店方法です。
しかし、チュロスは軽食系メニューの中でもスイーツの一種なので、食事には不向きです。したがって、チュロスを販売するキッチンカーにはランチ出店はできず、出店機会が限られるデメリットがあります。軽食やスイーツ需要がある時間帯の出店や、多くの人出が期待できる週末のイベント・ショッピングセンターへの出店などを徹底して、このデメリットに対処する姿勢が求められます。
2.夏場はキッチンスペースが高温になる
キッチンカーのキッチンスペースは屋外で活動することや構造上、どうしても夏場は高温になりやすい特徴があります。それに加えてチュロスは油で揚げる調理をするので、どうしてもキッチンスペースの温度がかなり高くなってしまいます。
「販売用窓」「出入口ドア」を常時開放して風通しを良くする工夫はもちろん、定期的にキッチンスペース外に出て休憩したり、こまめな水分補給をしたりと運営者自身での対策も欠かせません。また、保健所の検査に合格するために「換気扇」を取り付けているキッチンカーがほとんどですので、予算を確保できるなら「扇風機」「エアコン」を設置することも検討しましょう。
チュロスキッチンカーの初期費用は287万円
チュロスキッチンカーを開業するためには、「キッチンカー車両」「厨房・調理器具」の設備が必要になり、これらを合計すると初期費用は287万円です。金額の内訳と設備を選ぶ際の注意点について解説します。
キッチンカーは軽トラックサイズでOK!265万円~
キッチンカーの代表的な大きさは、軽トラックサイズ・1.0t普通車トラックサイズ・1.5t普通車トラックサイズの3種類です。チュロスを販売するキッチンカーの場合は、目立った調理器具はフライヤーのみなので、軽トラックサイズのキッチンカーで十分です。チュロスの他に食事系メニューなども販売することを考えているなら、1.0t普通車トラックサイズ以上のキッチンカーがおすすめです。
軽トラックサイズのキッチンカーなら、株式会社フードトラックカンパニーが販売する「キッチンボックス453」がおすすめです。販売価格が265万円と、一般的な軽トラックサイズのキッチンカーと変わらない価格ながら、ベース車両に新車の軽トラックを使っている優れものです。
さらに200Lの給排水タンクを搭載しているので、軽トラックサイズであるにもかかわらずキッチンカーでの仕込み調理が可能です。
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プロ以外は中古キッチンカーに手を出すな!
初期費用を抑えるために中古キッチンカーの購入を検討する人がいますが、プロ以外は手出ししないことをおすすめします。なぜなら、キッチンカーを中古で買う際には、車両・厨房機器の両方に対する目利きが必要になるからです。
車両の目利きができなければ、想定以上に修繕費用がかかり、結果的に初期費用が高くなる可能性が否定できません。また、厨房機器の目利きができなければ、買い直しが発生してこちらでも計画以上の出費が必要になる可能性があります。
自分でしっかり目利きできる人、または信頼できるプロの力を借りられる人のみ、中古キッチンカーの購入を検討しましょう。中古キッチンカーの購入に関する注意点は、以下の記事で詳しく解説しています。
調理器具はフライヤーが必須!10万円~
チュロスを販売するキッチンカーに欠かせない調理器具は、チュロスを揚げるフライヤーです。フライヤーには、床に固定する「据え置き型」と調理台などの上に設置する「卓上型」の2種類があります。キッチンスペースの広さなどに合わせて好みの機種を選びましょう。
また、フライヤーの熱源は「プロパンガス」または「電気」です。一般的には、「プロパンガス」モデルが選ばれることが多くなっています。仮に「卓上型」の「プロパンガス」モデルを購入する場合には、10万円(フライヤー:8.5万円・プロパンガス:1.5万円)ほどの費用が必要になります。
1台2役のコールドテーブルは12万円~
キッチンスペースの広さが限られるキッチンカーでは、保冷庫(冷蔵庫・冷凍庫)と作業台(調理台)の両方の役割を果たすコールドテーブルを設置することをおすすめします。軽トラックサイズのキッチンカーにピッタリな、幅:1,200mm・奥行:450mmサイズの2ドア冷蔵タイプのコールドテーブルの価格は12万円程度です。
もっと大きいサイズのコールドテーブルや、冷蔵機能に加えて冷凍機能も備えたコールドテーブルになると、購入価格はさらに高くなります。自分がコールドテーブルに求める用途・機能とキッチンスペースの広さに合わせて、適切なモデルを選びましょう。
チュロスのキッチンカーで成功するコツ3選
キッチンカーでチュロスを販売する際には、ちょっとしたコツを意識することで大きな売り上げにつながる可能性があります。チュロスの特性を生かした上で、キッチンカーの成功につながるコツの中から特に重要な三つを紹介します。
1.アレンジメニューやセットメニューで単価を上げる
キッチンカーで安定的に売り上げ・利益を確保するためには、販売単価を上げる創意工夫が欠かせません。販売単価を上げるために基本的な施策の中に、「アレンジメニューの販売」「セットメニューの販売」があります。チュロスの場合は、どちらにも対応しやすいので、キッチンカーを開業したらぜひ両方の施策に取り組みましょう。
チュロスでアレンジメニューを作る場合は、基本的な砂糖(プレーン)に加えて、シナモン・チョコレート・抹茶・キャラメル・イチゴミルクなどフレーバーの種類を変えるだけで、簡単にメニューを増やせます。さらに、生クリーム・アイスクリーム・ホットチョコレートなどをトッピングすることでもアレンジメニューを作れます。
セットメニュー作りについては、チュロスの場合はコーヒー・ソフトドリンクなど飲み物とセットで販売することが可能です。さらに、異なるフレーバーのチュロスを組み合わせて、食べ比べセットとして販売することも可能です。
アレンジメニュー・セットメニューのアイデアは、他のチュロスはもちろんスイーツ類を扱う店舗のメニューが参考になります。調査対象をキッチンカーにとどまらず、固定店舗まで広げれば、かなりたくさんのアイデアや考えるヒントを見つけられるでしょう。
2.SNSへの投稿を積極的に行い認知を広げる
出店の様子やメニューなど写真・動画との相性が良いキッチンカーでは、InstagramなどのSNSを使って集客する店舗が少なくありません。チュロスは見た目の華やかさもあるので、メニューとしてもSNSとの相性が良いでしょう。
静岡県静岡市を拠点に活動するキッチンカー「CHURROS AVENUE」では、Instagramに加えてTikTokにも動画を投稿していました。調理工程を投稿した動画がTikTokでバズり、多くの集客につながっています。
【参照】売上は1日9万円。22歳大学生カップルが開業した「移動式チュロス屋」が流行る訳|bizSPA!フレッシュ
3.生地作りからこだわり単価と購入者の満足度を上げる
キッチンカーで販売するメニューを差別化し、競合店と異なる価値を提供することは、購入者の満足度を上げることと客単価を上げることの両方につながります。チュロスを販売する店舗の多くは、既に成形・冷凍された生地を仕入れ、店舗では揚げた商品を販売しています。
もちろん、同じように既製品の生地を仕入れ・販売する場合でも、アレンジメニューなどで差別化できますが、生地作りからこだわれば、より一層明確に差別化が可能です。材料の種類・配合からこだわった自家製生地を使ったチュロスであれば、競合店にはない食感・風味を提供できます。開業直後は難しいかもしれませんが、いずれはチュロスの生地作りにもこだわることをおすすめします。
チュロスを販売するキッチンカーおすすめ3選
チュロスを販売する先輩キッチンカーを3店舗紹介します。それぞれの店舗の活動エリア・メニューの特徴・出店場所の種類について解説します。
1.THE DISH
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「THE DISH(ザ・ディッシュ)」は、大阪府内・兵庫県内を中心に活動するキッチンカーです。冷めてもおいしいサクサク感が特徴のチュロスに加えて、大型キッチンカーの特性を生かして、ローストビーフ丼や牛すじカレーなどの複数種類を販売しています。平日は商業施設や病院などでのランチ営業を中心に出店し、土日は各地のイベントに出店しています。
2.Rico Cafe
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「Rico Cafe(リコ カフェ)」は、東京都内・神奈川県内を中心に出店するキッチンカーです。シナモンシュガー・ココアシュガーなど6種類のチュロスと彩り鮮やかな3種類のクリームソーダが基本メニューです。出店場所・時期に応じて、かき氷やアルコール飲料を販売することもあります。週末のみの出店となり、商業施設やイベントに出店しています。
3.OREGA26
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「OREGA26(オレガニジュウロク)」は、徳島県内を始めとする四国を中心に出店するキッチンカーです。複数のフレーバーを楽しめる米粉チュロスの他、ひと口サイズの阿波和三盆カステラなどを販売しています。各地で開催される週末のイベントを中心に出店しています。
まとめ
キッチンカーでのチュロス販売は、事業計画作り・キッチンカーの購入・飲食店営業許可取得などを経ることで開業できます。チュロスには、食事向きでないなどのデメリットがあるものの、食べ歩きしやすい・販売単価を高くしやすいなど、キッチンカーのメニューとして適しているメリットがいくつもあります。開業するためには、キッチンカーの車両・厨房器具の購入費として287万円が必要です。
チュロスキッチンカーの開業についてさらに詳しく学びたい人には、株式会社フードトラックカンパニーが開催する「キッチンカー開業セミナー」に参加することをおすすめします。私自身もこのセミナーに参加して、開業に向けて自分の現在地を再認識するとともに、今後やるべきことを明確にできました。
「キッチンカー開業セミナー」は参加費無料で、全国4カ所(東京・大阪・名古屋・福岡)のセミナー会場とオンラインで随時開催しています。セミナー後には、キッチンカーの実車を見学できる時間もあるので、見て・聞いて・触れて学べる貴重な機会になること間違いなしです。