ラーメンのキッチンカーは儲かるかを徹底検証!売り上げ1,528万円も可能・初期費用は797万円!

ラーメンのキッチンカーは儲かるかを徹底検証!売り上げ1,528万円も可能・初期費用は797万円!

「ラーメンのキッチンカーって、本当に儲かるんだろうか?」

「キッチンカーでラーメンを売ったら、1年間でどれくらいの売り上げになる?」

「ラーメンのキッチンカーを始めるには、開業資金をいくら用意すればいい?」

こんな疑問を持っていませんか?

その気持ちはよく分かります。なぜなら、私自身がキッチンカーの開業準備をしていたときも、どれくらい売れて、どれくらいの利益が残り、開業までにいくら必要なのかを、さまざまな条件で何度も試算した経験があるからです。

飲食業の経験ゼロから独学でキッチンカーを開業した私が、具体的な数値をもとに、ラーメンのキッチンカーが儲かるのか?を検証した結果をまとめました。

この記事では、

  • ラーメンのキッチンカーで見込める1年間の売上金額の検証結果
  • キッチンカーでラーメンを販売したときに期待できる利益金額
  • ラーメンのキッチンカー開業に必要な初期費用の金額と内訳

をお伝えします。

この記事を最後まで読めば、ラーメンのキッチンカーが儲かるのか?に加えて、1年間の売り上げ・年収(収入・利益)・初期費用の具体的な金額が分かるので、ぜひ最後までお読みください。

ラーメンのキッチンカーのメリット・デメリットから、開業手順まで網羅的に学びたい人は、以下の記事を参考にしてください。

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ラーメン屋のキッチンカーを開業する方法

2021.02.21

 

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この記事で分かること(要約)

この記事では、ラーメンのキッチンカーは儲かるのかを、収益シミュレーションで検証した結果をもとに解説します。

週5日営業で年間売上1,528万円・年間利益604万円(月収約50万円)となる試算の前提条件に加え、初期費用797万円の内訳(キッチンカー車両406万円・調理器具一式46万円・開業直後の運営費と生活費321万円など)も順番に紹介。

読み終えると、ラーメンのキッチンカーの売り上げ・収入・開業資金の目安を具体的な数字で把握できます。

 

ラーメンのキッチンカーが儲かるかを検証

ラーメン

ラーメンのキッチンカーについて、一定の条件を設定して収益性を検証したところ、年間売上金額は1,528万円、年間利益金額は各種経費を差し引いて604万円になるという結果になりました。ラーメンのキッチンカーは、生計を維持できるだけの利益を見込めるビジネスであることが分かります。

今回のシミュレーションでは、売上単価、年間販売日数、1日あたりの来客数、原価率、メニュー構成などを条件として設定しました。その条件をもとに、ラーメンのキッチンカーを1年間営業した場合の売上金額や、原材料費・出店手数料・人件費・交通費などの各種経費、さらに利益(=年収=1年間の収入)を算出し、収益性を分析しています。

どれくらいの単価で何人のお客様を集客できれば、いくらの利益を見込めるのかを把握するための参考にしてください。

週5日の営業で売上金額は1,528万円

週5日の営業で売上金額は1,528万円

今回のシミュレーションでは、設定した条件のもとでラーメンのキッチンカーを1年間営業すると、年間売上金額は1,528万円になるという結果になりました。この売上金額は、メニュー構成やメニューごとの平均単価、購入比率、営業日数、来客数などの条件をもとに算出しています。シミュレーションに使用した各条件は、以下をご覧ください。

  • メニューごとの平均単価:ラーメン 1千200円
  • 購入比率:来客者の100%がラーメンを購入する
  • 営業日数:土日と平日のうち3日(合計で毎週5日間営業)
  • 年間営業日数:土日 104日(52週×2日)、平日 156日(52週×3日)
  • 来客数:土日 55人・平日 45人

ラーメンの販売単価は、醤油ラーメン・味噌ラーメン・塩ラーメン・豚骨ラーメンなど、複数のメニューを販売し、チャーシュー・煮卵・のり・ネギなどのトッピングも自由に追加した場合の平均価格として1千200円を設定しています。

以上の条件にもとづいて、土日と平日の1日あたりの売上金額を試算した結果は、次のとおりです。

  • 土日1日の売上金額:ラーメン 1千200円×55人=6万6千円
  • 平日1日の売上金額:ラーメン 1千200円×45人=5万4千円

今回の試算では、1年間の営業日数を土日104日、平日156日と想定しました。これらの条件にもとづいて計算した、ラーメンのキッチンカーの年間売上金額は次の結果となります。

  • 年間売上金額=6万6千円×104日+5万4千円×156日=1,528万8千円

※平均単価:1千200円、平均原価:420円、平均原価率:35.0%

ラーメンのキッチンカーを実際に運営すると、平均単価や購入比率、来客数は今回のシミュレーションと多少異なる可能性があります。それでも、土日は55人、平日は45人を集客できれば、1,500万円を超える年間売上金額が得られる可能性があることが、このシミュレーションから確認できました。

週5日の営業で年間利益604万円(月収50万円)

週5日の営業で年間利益604万円(月収50万円)

年間売上金額1,528万円と、ラーメンのキッチンカー営業にかかる各種経費をもとにシミュレーションしたところ、1年間の利益金額(=年収=収入)は604万円、月収では約50万円という結果になりました。シミュレーションで使用した各種経費の条件は、以下をご覧ください。

  • 原価:ラーメン 420円(平均単価の35%)
  • 出店手数料:売上金額の10%
  • バイト人件費:土日のみ1名を8千円/日で雇用
  • その他雑費:売上金額の10%(車両交通費・通信費・消耗品費など)

ここまで設定した条件をもとに試算した、ラーメンのキッチンカーを1年間営業した際の経費総額と、利益金額(=年収=収入)、月収のシミュレーション結果は以下のとおりです。

  • 原価:535万800円
  • 出店手数料:152万8千800円
  • バイト人件費:83万2千円
  • その他雑費:152万8千800円
  • 利益(=年収=収入):604万7千600円(年間売上金額-原価-出店手数料-バイト人件費-その他雑費)
  • 月収:50万3千967円

実際のラーメンのキッチンカー営業では、原価や出店手数料、人件費などは今回のシミュレーションとは異なる数値になることが一般的です。それでも、ラーメン専門のキッチンカーであっても、週5日営業で年間604万円程度の利益を得られる可能性があることが確認できました。

客単価や来客数、営業日数をさらに増やしつつ、原価や出店手数料、アルバイト人件費などのコストを抑えられれば、より高い売り上げと利益を実現できる可能性があります。

なお、ラーメンだけでなく、さまざまなメニューを扱うキッチンカー運営者の年収・月収についても、以下の記事で詳しく解説しています。興味のある人は、あわせてご覧ください。

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キッチンカー事業者のリアルな年収・月収と売上・収入・利益率アップのコツ10選

2022.08.01

ラーメンのキッチンカー初期費用は797万円

ラーメンのキッチンカー初期費用は797万円

ラーメンのキッチンカーを開業する際には、初期費用として797万円が必要です。この費用は、大きく分けるとキッチンカー車両や調理器具などの「設備購入費」と、開業後すぐに必要となる「店舗運営費用」の2項目で構成されています。どのような用途にいくら必要になるのか、それぞれの内訳を解説します。

※費用は全て消費税・諸税込の金額を想定して表示しています。

キッチンカー・調理機器一式の購入費:476万円

ラーメンのキッチンカー開業では、初期費用の中でも「設備購入費」として476万円の予算を見込む必要があります。この設備購入費には、「キッチンカー車両」「厨房・調理器具」「販促ツール」「資格・許可取得」「その他雑費(試作費用など)」が含まれています。

1.0t普通車トラックサイズのキッチンカー:406万円

ラーメンのキッチンカーには、1.0t普通車トラックサイズの車両が適しており、おすすめモデル(キッチンボックス1000)の価格は406万円です。必要となる調理器具は、コンロ・ゆで麺機・寸胴鍋などが中心です。

スープを仕込む寸胴鍋や麺をゆでるゆで麺機を安定して設置し、調理の作業スペースにも余裕を持たせることを考えると、軽トラックサイズでは手狭になるため、1.0t普通車トラックサイズを選ぶのがおすすめです。

おすすめの車両は、株式会社フードトラックカンパニーが販売している「キッチンボックス1000」です。広い車内スペースを活かして仕込み作業まで行えるため、別に仕込み場所を確保する必要がありません。さらに、ベース車両には厳選された中古車のみを使用しているため、故障のリスクを抑えながら安心して営業できます。

また、「キッチンボックス1000」には、「3槽シンク」「蛇口3個」「給排水用200Lタンク」「換気扇」「照明」「コンセント」「収納棚」など、飲食店営業許可の取得に必要な設備が標準で備わっています。そのため、ラーメン用の調理器具を準備すれば、すぐにキッチンカー営業を始められます。

ラーメンの調理器具一式:46万円

ラーメンのキッチンカーで使用する調理器具や設備一式を準備するには、46万円の予算が必要です。主な調理器具は、「コンロ」「ゆで麺機」「寸胴鍋」で、効率よく調理を行うためにも業務用の製品を選ぶことをおすすめします。これらの調理器具の購入費用は、32万円が目安です。

そのほか、燃料として使用する「LPガスボンベ(2万円)」や、調理台と保冷庫を兼ねる「コールドテーブル(12万円)」も準備しておきましょう。これらすべてを合わせると、ラーメンの調理器具一式に必要な費用は46万円となります。

販促ツール一式(のぼり・看板など):10万円

ラーメン

キッチンカーでラーメンを販売する際に必要な、のぼりやメニュー表などの販促ツール一式は、約10万円で準備できます。出店時には、通行中のお客様へ「ラーメンを販売していること」や「ラーメンのおいしさ・魅力」をひと目で伝えられる販促ツールを設置することが、集客を成功させるポイントです。「タペストリー」「のぼり」「メニュー看板」は、最低限そろえておきましょう。

さらに、「チラシ」や「ショップカード」も必須ではありませんが、リピーター獲得や認知度向上に役立つ販促ツールとして活用できます。これらを含めた販促ツールの準備費用として、10万円程度を確保しておくと安心です。

販促ツールの詳細や購入時のポイントについては、下記の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。

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2016.01.30

資格・営業所許可取得費用:4万円

ラーメンのキッチンカーを営業するためには、「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の2つが必要です。これらを取得するための費用は、およそ4万円を見込んでおきましょう。手続きは、最初に「食品衛生責任者資格」を取得し、その後に営業エリアを担当する保健所へ検査を申し込みます。検査に合格すれば、「飲食店営業許可」を取得できます。

なお、「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の取得費用は都道府県ごとに異なりますが、目安は約4万円です。キッチンカーの営業許可の取得方法や具体的な流れについては、ラーメン以外のメニューにも共通する内容として、以下の記事で詳しく解説しています。

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2021.01.26

その他(試作原料費・見学時の交通費など):10万円

ラーメンのキッチンカー開業では、設備購入費などとは別に、細かな雑費として10万円を準備しておくと安心です。例えば、ラーメンの試作品を作るための材料費や、他のキッチンカーを見学して情報収集する際の交通費など、開業準備中には細かな出費が発生します。

こうした用途で使用する資金は「その他雑費(試作費用など)」として10万円程度を予算に組み込んでおくことをおすすめします。

キッチンカー開業直後の運営費と生活費:321万円

紺色のキッチンボックス1000

ラーメンのキッチンカーを開業する場合は、設備購入費だけでなく、開業後に必要となる「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」として321万円の「店舗運営費用」も初期費用に含めておきましょう。

キッチンカー開業当初は、想定どおりの売り上げや利益をすぐに確保できないことも少なくありません。そのため、余裕を持って営業を続けられるよう、開業直後の運営資金を事前に準備しておくことが重要です。

「店舗運営費用」には、「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」が含まれており、どちらも最低3カ月分を確保することをおすすめします。

今回の年間売上金額1,528万円のシミュレーションでは、「キッチンカー運営費」は月77万円となるため、3カ月分で231万円を見込みます。この費用には、ラーメンの原材料費や出店手数料、アルバイトスタッフの人件費、その他雑費が含まれています。

オーナー自身と家族の生活を支える「オーナーの生活費」も必要です。ラーメンのキッチンカー開業直後は、思うような売り上げ・利益を得られない可能性が高いため、開業直後の「オーナー生活費」を初期費用の一部として準備することは、特に家族を持つ場合には必須です。月30万円を目安とし、3カ月分の90万円(30万円/月×3カ月)を準備しておきましょう。

「キッチンカー運営費:231万円」と「オーナーの生活費:90万円」を合わせると、開業直後に必要な「店舗運営費用」は321万円になります。十分な運転資金を確保しておくことで、予期せぬ出費や売り上げの変動にも対応しやすくなり、安定したスタートを切れるでしょう。

まとめ

ラーメンのキッチンカーは儲かるかをシミュレーションした結果、週5日営業でも年間1,500万円以上の売り上げと、600万円超の利益(年収)を得られる可能性があることが分かりました。また、開業にはキッチンカー車両や調理設備の購入費に加え、開業直後の運営資金も含めて797万円の初期費用を見込んでおく必要があります。

ラーメンのキッチンカーに関するメニューの特徴やメリット・デメリット、おすすめの車両、成功につながるポイントなどについては、以下の記事で詳しく解説しています。これから開業を検討している人は、あわせてご覧ください。

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ラーメン屋のキッチンカーを開業する方法

2021.02.21

ラーメンのキッチンカーで成功するためのノウハウをさらに身につけたい人は、株式会社フードトラックカンパニーが主催する「キッチンカー開業セミナー」に参加してみてはいかがでしょうか。年間300台以上のキッチンカーを販売している実績をもとに、ラーメンのキッチンカー運営に役立つ知識や実践的な情報を学べます。

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よくあるご質問(Q&A)

Qラーメンのキッチンカーは儲かるの?年収はどのくらい?

A.ラーメンのキッチンカーは年収604万円(月収約50万円)を稼げる可能性があります。週5日営業(土日+平日3日)で土日55人・平日45人を集客し、ラーメンを1千200円で販売した場合のシミュレーション結果です。客単価・来客数・営業日数を増やし、経費を抑えられれば、さらに高い収入も期待できます。

Qラーメンのキッチンカーの初期費用はいくら必要?

A.ラーメンのキッチンカー開業に必要な初期費用は合計797万円です。内訳は、キッチンカー車両406万円・調理器具一式46万円・販促ツール10万円・資格取得費4万円・その他10万円からなる設備購入費476万円と、開業直後の「店舗運営費用」321万円です。

Qラーメンのキッチンカーで年間売り上げ1,528万円は本当に可能?

A.週5日営業(土日+平日3日)で年間売り上げ1,528万8千円を達成できる可能性があります。条件はラーメン1千200円を来客者の100%が購入し、土日55人・平日45人を集客した場合で、年間営業日数は土日104日・平日156日です。ただし、実際の営業では来客数や単価が試算と異なる可能性がある点には注意しましょう。

Qラーメンのキッチンカーを開業するにはどんな車両や資格が必要?

A.1.0t普通車トラックサイズのキッチンカー車両(406万円)に、コンロ・ゆで麺機・寸胴鍋などの業務用調理器具、LPガスボンベ、コールドテーブルをそろえる必要があります。資格面では「食品衛生責任者資格」と、保健所の検査に合格して交付される「飲食店営業許可」が必須で、取得費用は両方合わせて約4万円です。

Qラーメンのキッチンカー開業直後の運営資金はいくら用意すべき?

A.開業直後の「店舗運営費用」として321万円を初期費用に含めておきましょう。内訳は、原材料費・出店手数料・人件費などの「キッチンカー運営費」3カ月分の231万円(77万円/月×3カ月)と、「オーナーの生活費」3カ月分の90万円(30万円/月×3カ月)です。開業当初は売り上げが安定しないことも多いため、この備えが経営の安定につながります。

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