移動店舗・移動販売車でネイルサロンを始めませんか?

移動店舗でネイルサロンを始める方法
移動店舗でネイルサロンを始める方法

今や、コンビニに匹敵するほどの数がある「ネイルサロン」

美容室にある併設型のネイルサロンもあれば、
自宅で施術を行うネイルサロンや、シェアスペースを借りて営業するネイルサロンもあり、活動の仕方に差が出やすい業界なのではないでしょうか?

独立して仕事がしやすい職業なだけに、ライバルが多いのも現実。
それに加えて、自分でネイルを楽しむ「セルフネイル」や、爪にデザインされた「シールタイプ」も人気の一途をたどり、顧客がつきにくくなっているネイル業界。

では、その中でオリジナリティを出していくにはどうしたらいいのでしょうか?

『店舗を持たない花屋』
『店舗を持たないバリスタ』

時代の流れとともに、働き方が変わってきた今、

『店舗を持たないネイルサロン』

という新しいジャンルを切り開いてみてはどうでしょうか?

今回ご紹介するのは移動店舗で営業を行う『移動式のネイルサロン』
店舗を持たなくても活躍されている方が増え、
一気に需要が上がってきている『移動店舗』。

自宅サロンと一緒にするもよし!
新しく独立するのに使ってもよし!
副業として、活用するもよし!

あなたの使い方によって売上の作り方も自由自在です。

移動店舗で『ネイルサロン』をはじめてみませんか?

 

移動店舗の『ネイルサロン』がオススメな理由は?

移動店舗にネイルサロンがおすすめの理由

あまり知られていませんが、移動店舗での営業スタイルは、店舗型のネイルサロンや自宅型のネイルサロンと比較してみるとメリットがたくさんあるんです。
どういった面がメリットになっているのか、また、デメリット面は何なのか、営業形態別で比較してみましょう。

 

店舗型と比較!!移動店舗『ネイルサロン』のメリット・デメリット

移動店舗のネイルサロンのメリット

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《メリット》
   ①資金面での節約が可能
②働き方が無限大

《デメリット》
・空間の狭さ
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ネイルサロンを開業するのに、一番気になるのは資金面ではないでしょうか?
ネイルサロンを経営するのにかかる経費は、
① 開業する時に必要な経費②毎月必要な経費になります。
ここで、一例を出して経費の差を比べてみましょう。

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《店舗型のサロンの一例》

 ①開業する時に必要な経費

・店舗の賃貸費:家賃120~240万円(賃料20万円)
・内装費:約50~200万円
・施術台などの設備代:約20~50万円
・ネイル用品代:約20万円
・通信のための導入費(電話・メール・ネット予約など):約10万円
・広告宣伝費:約15~30万円万円

TOTAL 215~550万円

 ②毎月必要な経費

・店舗の賃貸料:20万円
・電話やインターネット代などの通信費:約2万~3万円
・ネイルの材料費:約2~5万円
・水道光熱費:約2~3万円
・広告宣伝費:約15~30万円
・その他の雑費:約2万~3万

TOTAL 43~64万円

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《移動店舗・移動販売車のネイルサロンの一例》

 ①開業する時に必要な経費

・移動店舗車代:約100~200万円(※小型車の場合)(レンタル:約1~2万円/日)
・ガソリン代:約3000円~8000円
・インテリアや内装費:約2~5万円
・施術台などの設備代:約5万円
・ネイル用品代:約30万円
・広告宣伝費:約5万円

TOTAL 約142~245万円

 ②毎月必要な経費

・ガソリン代:約1000円~3000円
・ネイルの材料費:約2~5万円
・その他の雑費:約2万~3万円

TOTAL 4~8万円

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店舗型のネイルサロンと比較すると、価格に大きな差がでました。
移動式のネイルサロンですと賃貸料がかからない分、初期費用は抑えられますね。
移動式のネイルサロンは1人分の設備があればいいので、店舗型のネイルサロンよりも設備費や内装費などを抑えることができます。

毎月必要な経費もそれほど高い金額ではありませんよね。
店舗型のように賃貸料がいらないので毎月支払う金額も安く済ませることができます。

また、移動店舗車を持っていると、住宅展示場でのイベントに出店したり、結婚式場でのマルシェへ出店することも可能。
いろんなカテゴリーのお店様と楽しい雰囲気で仕事をすることだってできちゃうんです。

若い方から年配の方まで幅広く楽しめますし、価格も抑えられるので、多くの方に『ネイルサロン』の施術を味わっていただけますね。

「ネイルサロンに通いたい!」という方の中には、店舗型の広くてキレイなサロンの空間に「敷居の高さを感じてしまう」という声もあります。
移動店舗車でのデメリットである空間の狭さは、捉えようによってはメリットになりますね。

あなたのセンスでPOPにもラグジュアリーにも変身可能です!
模様替えだって気軽にできちゃいます。

 

自宅型と比較!移動店舗『ネイルサロン』のメリット・デメリット

自宅型と比較!移動店舗『ネイルサロン』のメリット・デメリット
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《メリット》
①比較的集客しやすい
   ②自宅を知られる心配がない

《デメリット》
・移動店舗を入手しなくてはならない
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気軽に開業できることから、多くの方が選択する自宅型ネイルサロン。
移動店舗でのネイルサロンと同様、資金面でもかなり安く開業できるので独立もしやすく人気の営業形態ですね。

しかし、一方でこんなデメリットもあります。
自宅型ネイルサロンは《自分の住んでいる場所》が職場になります。
開業する場所が選べないので、自宅が駅から離れていたり、お客様の駐車場が確保できないと集客が難しいでしょう。

移動店舗ですと、お客様の指定された場所に行って施術を行うので、お客様の負担は少なくなり、自宅型に比べて集客はしやすくなります。

また、自宅型ネイルサロンはお客様が自宅に来られるということで、一緒に住む家族にも理解が必要になります。さらに、自分の自宅が知られてしまうことから、不安に感じることも多くありそうです。

移動式のネイルサロンは、初期投資が少なくて済みます上に、自宅型ネイルサロンのデメリットもクリアできるでしょう。
一方、デメリット面で挙げた移動店舗の入手ですが、あまり難しく考えることはありませんよ。移動店舗の会社に相談することで、適した車を選ぶことができますし、やり方によっては安く手に入れることも可能です。

「新しく職場を作る」という感覚になるので、むしろ楽しそうですよね。

移動店舗の入手方法については後程説明しますね。

 

 

移動店舗で『ネイルサロン』を経営するための資格や届出

移動店舗で『ネイルサロン』を経営するための資格や届出

数年前から、まつげエクステの施術に美容師免許が必要となりましたね。
では、同じ美容業界のネイルサロンでは、どんな『資格』『届出』が必要なのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

 

①ネイルサロンを開業するための資格は?

ネイルサロンを開業するために必要な資格は特にありません。

しかし、お客様からお代をいただいてサービスをさせていただくわけですから、何かしらの検定の認定書があるとお客様は安心して施術を受けられます。

有名な検定試験は主にこの2つです

・JNECネイリスト技能検定試験
・JNAジェルネイル技能検定試験

資格を持っていることは「ネイリストとしてのスキルがある」という証明にもなります。
お客様との信頼関係を築くためにも持っておいた方がいいでしょう。

 

②ネイルサロンを開業するための届出は?

ネイルサロンでは、開業するために保健所などへの届出は特にありません。

その点は美容室やエステサロンと違って開業しやすいですよね。
しかし、移動式のネイルサロンでも立派な開業になりますので、税務署への個人事業の『開業届』は必要になります。
開業届は郵送でも提出すること可能。意外と簡単にできるんですね。

営業の仕方によっても違いがあるので、分からないことがあれば、あなたの地域の税務署に相談しましょう。

 

移動店舗で『ネイルサロン』開業までに決めることは?

移動店舗で『ネイルサロン』開業までに決めることは?

移動店舗でネイルサロンを開業するのに、決めておきたいことは何でしょうか?
新たなスタイルでの開業に、ドキドキワクワクしますね!
それでは一緒に見ていきましょう。

 

どんなコンセプトにするか?

 

どんなコンセプトにするか?

ネイルサロンを開業しようとしたとき、大事になってくるのがお店のコンセプト。
ここをしっかり抑えておかなくてはお客様もリピートしにくくなってきます。

・どんな営業スタイルにするのか
・どのくらいの収入を見込んで営業するのか
・どんな顧客をターゲットとするのか

このあたりはしっかり決めておきましょう。

例えば営業スタイルですと、
「イベント出店可能」「ポリッシュネイル(マニキュア)の施術も可」「夜〇〇時まで施術可能」のように、どのようなお店にしたいのかを決めておきましょう。

移動店舗で移動できる範囲も「〇〇市まで」「〇〇Km圏内」などのように決めて提示しておくと、お客様に分かりやすく伝えることができます。

移動店舗の強みは《お客様のもとに行くことができる》という点ですね。
あなたがメインの収入源としてネイルサロンを営業したいのか、副業としてネイルサロンをしたいのかでは働き方が違います。
顧客のターゲット層も考えながら営業の仕方を決めるとイメージしやすくなりますよ。

 

どんな移動店舗でネイルサロンを運営にするか?

どんな移動店舗でネイルサロンを運営にするか?

コンセプトが固まったら、移動店舗を入手しましょう。
移動店舗を入手するのには、いくつか決めなければならないことがあります。

その一つは大きさです。
移動店舗にはいろんな大きさのものがあります。

移動式のネイルサロンですと、ネイリスト1人にお客様1人。お友達を連れて来たとしても計3人ぐらいでしょう。

そう考えると、小型のタイプの移動店舗で十分でしょう。

そしてもう一つは入手方法についてです。

移動店舗を入手するには

 ①レンタルする
 ②中古で購入する
 ③新車で購入する

の3つのパターンがあります。

もし、あなたが副業としてイベントなどに出店する営業スタイルならスポット的な使い方ができる『①レンタル』がいいでしょう。

また、本業として自分のお店を構えるのであれば、中古で購入したり新車で購入するのがいいでしょう。

移動店舗車にはいろんな車種があります。
分からないこともたくさんあると思いますので、是非、移動販売車の会社の方に相談して、実際に車を見て、あなたにふさわしい移動店舗車を入手しましょう。

▶キッチンカー(移動店舗車)を中古で買う時の費用
キッチンカー(移動店舗車)のレンタル

 

移動店舗でネイルサロンをしている先輩をご紹介

では、ここで、実際に移動店舗・移動店舗を使ってネイルサロンを営業されている先輩をご紹介します。
たくさんの「ステキ」が詰まった、素晴らしい『ネイルサロン』です。

 

serinail(セリネイル)

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2020年7月に移動式のネイルサロンをオープンされたserinailさん。
ネイリストのyumiさんは、ネイリスト歴15年以上の大ベテラン。
サロン勤務後美容学校やネイルスクールの講師の経験もあるそうです。
移動店舗・移動販売車の中はまるで車の中とは思えないほどリラックスできる空間に施されており、リラックスできるBGMをかけてくれたり、お子様連れも可という環境がさらに人気を集めています。

▶DATE
【 serinail(セリネイル) 】

 HP          https://www.serinail.com/
 資格       JNECネイリスト技能検定1級

移動可能エリア 神奈川県横浜市(都筑区、港北区、緑区、青葉区)、川崎市(高津区、宮前区)
        横浜市都筑区にある北山田駅から車で30分程度の希望の場所。
        自宅駐車場や有料駐車場など車を2〜3時間ほど駐車できる場所。
営業時間    10:00〜17:00(最終施術開始時間は14:00です)

        ※上記時間以外も可能なときもあるそうなので、HPでチェック。

 店休日    土日祝日、年末年始(12月30日〜1月3日)
        ※土日祝でも営業している日があります。

 

移動式のネイルサロンのまとめ

移動式のネイルサロンのまとめ

いかができしたでしょうか?『移動式のネイルサロン』という働き方も面白そうですよね!

ネイリストの仕事をしていて一番嬉しいこと。

それはやはり『お客様に喜んでいただけること』だと思います。

お客様にも自分にも嬉しいことがたくさんある『移動式のネイルサロン』。
あなたにしかできないオリジナリティで、平凡な毎日に彩りを与えてみてはいかが?