フライドチキンのキッチンカーは儲かるかを徹底検証!売り上げは1,383万円で初期費用は690万円!

「フライドチキンのキッチンカーは儲かるのだろうか?」

「キッチンカーでフライドチキンを販売したら年間の売り上げや利益はいくらになる?」

「フライドチキンのキッチンカー開業に必要な初期費用は何万円になるのだろうか?」

こんな疑問を持っていませんか?

その気持ちはよく分かります。なぜなら、私自身がキッチンカーの開業準備を進めていたときにも、販売予定のメニューが儲かるのかを何度もシミュレーションした経験があるからです。

キッチンカーの経験ゼロの状態から、独学でキッチンカーを開業した経験のある私が、フライドチキンのキッチンカーが儲かるのかを具体的な数字を使って検証しました。

この記事では、

  • フライドチキンのキッチンカーが儲かるかを検証した結果
  • 生活できるレベルで利益を出すために必要な1日あたりの集客数
  • フライドチキンのキッチンカー開業に必要な初期費用金額と内訳

をお伝えします。

この記事を最後まで読めば、フライドチキンのキッチンカーを1年間営業したときの売上金額・利益金額について具体的な数字を学べますので、ぜひ最後までお読みください。

 

この記事で分かること(要約)

フライドチキンのキッチンカー(移動販売車)は儲かるのかを、具体的な収支シミュレーションで徹底検証します。

週5日営業で年間売り上げ1,383万円、年間利益(=年収=収入)618万円、月収約51万円という試算や、初期費用690万円の内訳、平均原価率29.3%、土日100人・平日60人の集客目安まで解説。

読み終えると、フライドチキンのキッチンカーがどのくらい儲かるのか、収益の目安が分かります。

 

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フライドチキンのキッチンカーが儲かるかを徹底検証

フライドチキンのキッチンカーについて、一定の前提条件を設けて何万円くらい儲かるのかをシミュレーションしたところ、年間売上金額は1,383万円、年間利益金額は618万円という結果になりました。売り上げだけではなく、各種経費を差し引いた後の利益も十分な金額が見込まれるため、フライドチキンのキッチンカーは十分に生活できる業種といえます。

今回の試算では、売上単価・営業日数・1日あたりの来客数・原価率・メニュー構成などを条件として設定しています。そのうえで、1年間営業した場合の売上金額、原材料費・出店手数料・人件費・交通費などの経費金額、そして利益金額(=年収=収入)を算出し、フライドチキンのキッチンカー運営における収益モデルを検証しました。

週5日の営業で年間売上金額は1,383万円

フライドチキンのキッチンカーについて、今回の条件で1年間営業したケースを試算したところ、年間売上金額は1,383万円を超える結果となりました。この売上予測は、メニューの内容や平均販売単価、購入割合、年間の営業日数、来客数といった条件をもとに算出しています。シミュレーションに用いた具体的な数値は、以下のとおりとなります。

  • メニューごとの平均単価:フライドチキン 700円・フライドポテト/オニオンリング 400円・ソフトドリンク 300円・フライドチキン&ドリンクセット(以下、セットメニュー) 900円
  • 購入比率:来客者の50%がフライドチキン、15%がフライドポテト/オニオンリング、5%がソフトドリンク、30%がセットメニューを購入する
  • 営業日数:土日と平日のうち3日(合計で毎週5日間営業)
  • 年間営業日数:土日 104日(52週×2日)、平日 156日(52週×3日)
  • 来客数:土日 100人・平日 60人

今回のフライドチキンのキッチンカーでは、フライドチキンは骨付き・骨無しやさまざまなフレイバーなど、複数の種類を販売することを想定しています。平均単価:700円はさまざまな種類のフライドチキンを販売したときの平均値として設定しました。

以上の前提条件に基づいて、土日および平日の1日あたりの売上金額を試算した結果を以下にまとめました。

  • 土日1日の売上金額:フライドチキン 700円×50人+フライドポテト/オニオンリング 400円×15人+ソフトドリンク 300円×5人+セットメニュー 900円×30人=7万円
  • 平日1日の売上金額:フライドチキン 700円×30人+フライドポテト/オニオンリング 400円×9人+ソフトドリンク 300円×3人+セットメニュー 900円×18人=4万2千円

今回の試算では、1年間の営業日数を土日104日、平日156日と設定しました。この条件をもとに算出した、フライドチキンのキッチンカーの年間売上金額は以下の通りです。

  • 年間売上金額=7万円×104日+4万2千円×156日=1,383万2千円

※平均単価:700円、平均原価:205円、平均原価率:29.3%

実際の営業では、平均単価や購入率、来客数はシミュレーションで設定した数値と完全には一致しないでしょう。それでも、土日100人・平日60人程度の集客ができれば、フライドチキンのキッチンカーでは年間売上1,300万円超を実現できる可能性があることが分かりました。

週5日の営業で年収618万円(月収51万円)

年間売上金額:1,383万円と、フライドチキンのキッチンカー運営にかかる各種経費をもとに年間収支を試算したところ、1年間の利益金額(=年収=収入)は618万円、月あたりの利益は51万円という結果になりました。なお、シミュレーションに用いた経費の条件は以下の通りです。

  • 原価:フライドチキン 210円(平均単価の30%)・フライドポテト/オニオンリング 100円(平均単価の25%)・ソフトドリンク 60円(平均単価の20%)・セットメニュー 270円(平均単価の30%)
  • 出店手数料:売上金額の10%
  • バイト人件費:土日のみ1名を8千円/日で雇用
  • その他雑費:売上金額の10%(車両交通費・通信費・消耗品費など)

これまでに示した条件に基づいて試算したところ、フライドチキンのキッチンカーを1年間運営した際の経費総額、および利益金額(=年収=収入)と月収は次のような結果になりました。

  • 原価:405万800円
  • 出店手数料:138万3千200円
  • バイト人件費:83万2千円
  • その他雑費:138万3千200円
  • 利益(=年収=収入):618万2千800円(年間売上金額-原価-出店手数料-バイト人件費-その他雑費)
  • 月収:51万5千233円

実際のフライドチキンのキッチンカー営業では、原価や出店手数料、人件費などがシミュレーション通りになるとは限りません。それでも、今回の試算結果からは、週休2日の営業スタイルでも年間618万円の利益を狙える可能性があることが分かりました。

また、客単価や来客数、稼働日数を増やして売り上げを高める一方で、原価や出店手数料、アルバイト人件費などのコストを抑えることを実現できれば、年間収益をさらに増やせる可能性があります。

フライドチキンに限らず、他のメニューを扱うキッチンカーの年収・月収については、下記の記事で詳しく解説しています。幅広いメニューの情報を知りたい人は、あわせてご覧ください。

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フライドチキンのキッチンカー|初期費用は690万円

フライドチキンのキッチンカー開業には、合計690万円の初期資金が必要です。初期費用の内訳は、キッチンカー車両や調理器具などを揃えるための「設備購入費」と、開業直後の営業を支えるための「店舗運営費用」の2項目に分かれます。

※費用は全て消費税・諸税込の金額を想定して表示しています。

キッチンカー・調理機器一式の購入費:408万円

フライドチキンのキッチンカーを開業する際、「設備購入費」として408万円が必要になります。「設備購入費」の内訳は、「キッチンカー車両」「厨房設備・調理器具」「販促ツール」「資格・許可の取得費用」「その他雑費(試作費用など)」の5項目に分かれます。

軽トラックサイズのキッチンカー:326万円

フライドチキンを販売するキッチンカーには、軽トラックサイズの車両が適しており、おすすめのモデル(キッチンボックス453)の価格は326万円です。フライドチキンの調理には、ガスコンロ・フライヤー・ホットショーケースなどがあれば十分で、大型設備を必要としないため、軽トラックサイズのキッチンカーで問題なく営業できるでしょう。

軽トラックサイズのキッチンカーなら、株式会社フードトラックカンパニーの「キッチンボックス453」が圧倒的におすすめです。同モデルは200Lの給排水タンクを備え、軽トラックサイズながら車内で仕込み作業まで行えるため、別に仕込み場所を準備する手間を省けます。さらに、新車の軽トラックをベース車両に使用して製作されているため、維持管理の経済的な負担を軽減できる点もメリットです。

キッチンボックス453」は標準装備として、「3槽シンク」「蛇口3個」「給排水用200Lタンク」「換気扇」「照明」「コンセント」「収納棚」などを備えており、保健所の営業許可取得に必要な条件に対応しています。フライドチキン調理に必要な器具を追加すれば、すぐにフライドチキンのキッチンカーを開業できます。

フライドチキンの調理器具一式:58万円

フライドチキンのキッチンカーで使用する調理器具・設備の購入費用として、合計で58万円の予算を確保しておく必要があります。代表的な調理器具としては、「ガスコンロ」「ガスフライヤー」「卓上フライヤー」「ホットショーケース」が挙げられます。限られた時間内で迅速に料理を提供するためには、これらの調理器具は業務用モデルを選ぶ必要があり、購入費用の目安は合計44万円です。

この他にも、燃料として使用する「LPガスボンベ」に2万円、限られたキッチンスペースを有効に利用するために作業台・冷蔵庫機能を兼ね備えた「コールドテーブル」に12万円の購入予算が必要となります。これらを合計すると、調理器具・設備一式の購入予算として58万円を初期費用に含めておきましょう。

販促ツール一式(のぼり・看板など):10万円

キッチンカー営業に必要なのぼりやメニュー看板などの販促ツールを準備するための予算は10万円を見込んでおくとよいでしょう。キッチンカー出店時には、店舗の前を通る人に対して「フライドチキンを販売していること」「フライドチキンの魅力」「おいしそうな見た目」を一目で視覚的に伝えられる販促物を設置することが、集客のために欠かせません。

特に、「タペストリー」「のぼり」「メニュー看板」は優先的に準備しておきたいアイテムです。さらに、「チラシ」や「ショップカード」は必須ではないものの、上手く利用できれば販促効果を高めることも可能です。

こうした「販促ツール一式」を揃える費用として、10万円を初期費用の一部として予算に組みこんでおくと安心でしょう。販促ツールの詳細や購入・選定のポイントについては、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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2016.01.30

資格・営業所許可取得費用:4万円

フライドチキンのキッチンカーを始めるには、「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の2つが必要となり、取得費用の目安は合計で4万円です。開業に向けた手続きの流れは、最初に「食品衛生責任者資格」を取得し、その後に営業地域を管轄する保健所へ検査を申し込みます。検査に合格すると、「飲食店営業許可」を取得することが可能になります。

「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の取得に必要な費用は都道府県ごとに異なるものの、一般的には4万円前後を想定しておけば良いでしょう。また、フライドチキン以外のメニューを扱う場合も含め、キッチンカーの営業許可取得に関する流れやポイントを以下の記事で詳しく紹介しています。キッチンカーの開業を検討している人は、ぜひご覧ください。

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その他(試作原料費・見学時の交通費など):10万円

フライドチキンのキッチンカー開業準備段階では、各種設備購入費や許可取得費以外にも細かな費用が発生するため、雑費として10万円程度の予算を確保しておくと安心です。具体的には、メニュー開発のための試作材料費や、他の先輩キッチンカーを視察する際の交通費など、少額ながら積み重なる支出が考えられます。

そのため、こうした費用を「その他雑費(試作費用など)」としてまとめ、あらかじめ10万円程度の予算を見込んでおくことをおすすめします。

キッチンカー開業直後の運営費と生活費:282万円

キッチンボックス453

フライドチキンのキッチンカーを開業する場合は、「設備購入費」だけでなく、開業後の運営を支える「店舗運営費用」として282万円も準備しておく必要があります。「店舗運営費用」は「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」に充てるためのもので、初期費用の一部として準備しておきましょう。

キッチンカー事業は、開業直後から安定した売り上げや利益を確保できるとは限りません。そのため、売り上げが想定を下回った場合でも事業を安心して継続できるよう、最低3カ月分の「店舗運営費用」を確保しておくことが重要です。

「キッチンカー運営費」には、フライドチキンの材料費、出店手数料、アルバイトの人件費、その他の諸経費が含まれます。年間売上金額:1,383万円のシミュレーションでは、月々の運営費を64万円と見込んでいるため、3カ月分として192万円を用意します。

また、「オーナーの生活費」についても忘れてはいけません。特に家族を養っている場合は、開業直後の売り上げ・利益が安定しない時期の重要な生活費の資金となるため、月30万円を目安に3カ月分の90万円を確保しておきましょう。

「キッチンカー運営費:192万円」と「オーナーの生活費:90万円」を合計すると282万円になります。この資金を事前に準備しておけば、フライドチキンのキッチンカー開業後に予想外の出来事が起きた場合でも余裕を持って対応でき、安定した経営につなげやすくなります。

まとめ

今回のシミュレーションから、フライドチキンのキッチンカーは週5日営業でも年間売上金額1,383万円、年間利益金額618万円を目指せる可能性があることが分かりました。また、開業時にはキッチンカー本体や調理設備の設備購入費に加え、開業後の運営資金も必要となるため、初期費用として合計690万円を準備しておく必要があります。

フライドチキンのキッチンカーで成功するためのポイントをより深く学びたい場合は、株式会社フードトラックカンパニーが主催する「キッチンカー開業セミナー」への参加をおすすめします。年間300台以上のキッチンカーの製造・販売実績を持つ同社ならではのノウハウを学べるため、開業準備や運営に大いに参考になるでしょう。

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よくあるご質問(Q&A)

Qフライドチキンのキッチンカーは儲かりますか?

A.週5日の営業で年間利益618万円(月収約51万円)が見込めます。年間売上は1,383万円と試算されており、フライドチキン専門でも生計を支える収入源として成立する可能性があります。来客数・単価・原価率などの条件で変動しますが、週休2日を確保しつつ年収618万円程度を目指せる試算です。

Qフライドチキンのキッチンカーで年間売上はいくら期待できますか?

A.年間売上は約1,383万円が期待できます。土日100人・平日60人の来客を確保し、週5日(土日+平日3日)営業した場合の試算です。1日あたりの売上は、土日が約7万円、平日が約4万2,000円となります。

Qフライドチキンのキッチンカーの開業にかかる初期費用はいくらですか?

A.初期費用は合計690万円が目安です。内訳は、キッチンカー車両や調理器具などの設備購入費が408万円、開業直後の運営費・生活費(3カ月分)が282万円です。軽トラックサイズのキッチンカー「キッチンボックス453」が326万円、フライドチキンの調理器具一式が58万円、販促ツール10万円、資格・許可4万円、その他雑費10万円が主な内訳になります。

Qフライドチキンのキッチンカーで儲けるには1日何人集客すればいいですか?

A.土日は100人、平日は60人の来客が目安です。この来客数を週5日(土日2日+平日3日)確保できれば、年間売上1,300万円超に到達します。平均単価は700円で、フライドチキン(700円)・フライドポテト/オニオンリング(400円)・ソフトドリンク(300円)・セットメニュー(900円)の購入比率も売上に影響します。

Qフライドチキンのキッチンカーの原価率や主な経費はどれくらいですか?

A.平均原価率は29.3%(平均単価700円・平均原価205円)です。年間の経費は、原価が約405万円、出店手数料(売上の10%)が約138万円、アルバイト人件費が約83万円、その他雑費(交通費・通信費など)が約138万円で、合計約765万円が目安です。売上1,383万円から差し引いて、年間利益は約618万円になります。

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