パンのキッチンカーは売り上げ1,375万円で儲かる!?開業の初期費用は792万円!

パンのキッチンカーは売り上げ1,375万円で儲かる!?開業の初期費用は792万円!

「パンを販売しているキッチンカーって、実際のところ儲かるの?」

「キッチンカーでパンを焼いて売ったら、年間でどれくらいの売り上げと利益が可能?」

「パンのキッチンカーを開業するために必要な初期費用はいくらになる?」

こんな疑問を持っていませんか?

その気持ちはよく分かります。なぜなら、私自身がキッチンカーの開業準備を進めていたときにも、自分が販売するメニューでどれくらいの売り上げと利益を得られるかを何度も検証した経験があるからです。

キッチンカーの経験ゼロの状態から、独学でキッチンカーを開業した経験のある私が、パンのキッチンカーは儲かるのかを経験者だからこその観点から検証しました。

この記事では、

  • パンのキッチンカーは儲かるのかをシミュレーションした結果
  • 1年間パンのキッチンカーを営業したときの売上金額・経費金額・利益金額
  • パンのキッチンカー開業に必要な各種費用の内容と金額

についてお伝えします。

この記事を最後まで読めば、パンのキッチンカーを開業して営業したら儲かるのか?を具体的な数字で理解できますので、ぜひ最後までお読みください。

パンのキッチンカーの営業方法、メリット・デメリット、開業手順、出店場所などを網羅的に学びたい人は、以下の記事を参考にしてください。

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2021.02.14

 

この記事で分かること(要約)
パンのキッチンカー(移動販売車)は儲かるのかを、具体的な収支シミュレーションで徹底検証します。週5日営業で年間売り上げ1,375万円、年間利益(=年収=収入)611万円、月収約50万円という試算や、初期費用792万円の内訳、平均原価率29.5%、土日90人・平日80人の集客目安まで解説。読み終えると、パンのキッチンカーがどのくらい儲かるのか、収益の目安が分かります。

 

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パンのキッチンカーが儲かるかを試算

パン

パンのキッチンカーを1年間営業してどれくらい儲かるのかを、一定の条件を設定してシミュレーションした結果、年間売上金額は1,375万円、年間利益金額は611万円になるという結果が出ました。この結果から、パンのキッチンカーは生活していくために必要な収入を得られる可能性が十分あると考えられます。

今回の試算では、商品単価や年間の営業日数、1日の来客数、原価率、メニュー構成などをシミュレーションの条件として設定しています。この条件に基づいて、1年間営業した場合の売上金額、各種経費(原材料費・出店手数料・アルバイト人件費・交通費など)、年間利益(=年収=収入)を算出し、パンのキッチンカー経営が儲かるかを分析しました。

週休2日の営業で売上金額は1,375万円

週休2日の営業で売上金額は1,375万円

一定の条件を設定してパンのキッチンカーの売り上げを試算したところ、1年間の売上金額は1,375万円を超える結果となりました。この試算では、メニューごとの平均販売単価、購入比率、年間営業日数、来客数といった項目ごとに条件を設定しています。シミュレーションに用いた各条件の数値は、以下をご覧ください。

  • メニューごとの平均単価:パン 600円・ソフトドリンク 300円・パン&ドリンクセット(以下、セットメニュー) 800円
  • 購入比率:来客者の60%がパン、10%がソフトドリンク、30%がセットメニューを購入する
  • 営業日数:土日と平日のうち3日(合計で毎週5日間営業)
  • 年間営業日数:土日 104日(52週×2日)、平日 156日(52週×3日)
  • 来客数:土日 90人・平日 80人

パンの平均単価(600円)は、パン1個の平均単価を300円、1人の来客ごとに平均2個のパンを購入すると仮定して算出しました。また、パン1個の平均単価を300円は、さまざまな種類のパンを取り扱った場合の平均値として設定しています。

以上の前提条件に基づき、土日および平日の1日あたりの売上金額を試算した結果は、次のようになりました。

  • 土日1日の売上金額:パン 600円×54人+ソフトドリンク 300円×9人+セットメニュー 800円×27人=5万6千700円
  • 平日1日の売上金額:パン 600円×48人+ソフトドリンク 300円×8人+セットメニュー 8000円×24人=5万400円

今回の試算では、土日の営業日数を年間104日、平日の営業日数を年間156日と想定しました。その条件をもとに計算したパンキッチンカーの年間売上金額は、次のようになります。

  • 年間売上金額=5万6千700円×104日+5万400円×156日=1,375万9千200円

※平均単価:630円、平均原価:186円、平均原価率:29.5%

パンのキッチンカーを実際に運営する場合、平均単価や購入比率、来客数はシミュレーションの数値と異なることが一般的です。それでも、土日に90人、平日に80人の来客を確保できれば、年間売上金額:1,370万円以上を実現できる可能性があると考えられます。

週休2日の営業で月収50万円(年収611万円)

週休2日の営業で月収50万円(年収611万円)

年間売上1,375万円という試算結果に加え、パンのキッチンカー営業で発生する各種経費を反映して計算したところ、年間利益金額(=年収=収入)は611万円、月あたりでの利益(月収)は50万円となる結果になりました。今回のシミュレーションで使用した各種経費の条件は以下のとおりです。

  • 原価:パン 180円(平均単価の30%)・ソフトドリンク 60円(平均単価の20%)・セットメニュー 240円(平均単価の30%)
  • 出店手数料:売上金額の10%
  • バイト人件費:土日のみ1名を8千円/日で雇用
  • その他雑費:売上金額の10%(車両交通費・通信費・消耗品費など)

これまでに設定した各条件をもとに計算したところ、パンのキッチンカーを1年間運営した際の経費総額と、利益金額(=年収=収入)、月収は以下の結果になりました。

  • 原価:406万2千240円
  • 出店手数料:137万5千920円
  • バイト人件費:83万2千円
  • その他雑費:137万5千920円
  • 利益(=年収=収入):611万3千120円(年間売上金額-原価-出店手数料-バイト人件費-その他雑費)
  • 月収:50万9千427円

パンのキッチンカーを実際に営業すると、原価や出店手数料、人件費などはシミュレーションどおりにならないことが一般的です。それでも、今回のシミュレーション結果からは、パンに特化したキッチンカーでも週休2日の運営方式でも年間611万円を稼げる可能性があることが確認できました。

また、客単価や来客数、稼働日数といった売り上げに関わる数値を高めつつ、原価や出店手数料、アルバイトスタッフの人件費などの各種経費の金額を下げられれば、さらに高い売り上げと利益を目指すことも可能です。

キッチンカー運営者の年収・月収については、パン以外のメニューも含めて下記の記事で詳しく解説しています。他のメニューについても知りたい人は、あわせてご覧ください。

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2022.08.01

儲かるパンのキッチンカー|初期費用は792万円

儲かるパンのキッチンカー|初期費用は792万円

パンのキッチンカー開業には、総額792万円の初期費用が必要です。初期費用を大きく分けると、キッチンカー本体や調理器具などをそろえるための「設備購入費」と、開業後すぐの売り上げが安定しない時期に使うための「店舗運営費用」の二つに分類されます。

※費用は全て消費税・諸税込の金額を想定して表示しています。

キッチンカー・調理機器一式の購入費:510万円

パンのキッチンカーを開業する際の初期費用の中で、キッチンカーや調理器具などの「設備購入費」は510万円となります。「設備購入費」の内訳は、「キッチンカー車両」「厨房・調理器具」「販促ツール」「資格・許可取得」「その他雑費(試作費用など)」が含まれています。

1.0t普通車トラックサイズのキッチンカー:406万円

パンを販売するキッチンカーには、1.0t普通車トラックサイズの車両が向いており、おすすめモデル(キッチンボックス1000)の価格は406万円です。

パンの調理・販売にはコンベクションオーブン・ホイロ(発酵器)・パンショーケースなどを使用します。ある程度の大きさとなる、こうした機材を設置することを考えると、軽トラックサイズよりも1.0t普通車トラックサイズのキッチンカーの方が適しているでしょう。

1.0t普通車トラックサイズのおすすめ車両は、株式会社フードトラックカンパニーが販売する「キッチンボックス1000」です。広めのキッチンスペースでは、車内で仕込み調理も可能なので、別途仕込み場所を確保する手間を減らせます。また、ベース車両には厳選された中古車が採用されているため、故障に対するリスクが最小限である点もメリットです。

さらに、「キッチンボックス1000」には、保健所の営業許可検査に必要な各種設備が標準で備わっています。「3槽シンク」「蛇口3個」「給排水用200Lタンク」「換気扇」「照明」「コンセント」「収納棚」などが設置済みのため、パン作りに必要な調理器具を追加するだけで、パンキッチンカーの営業を始められます。

パンの調理器具一式:80万円

パンのキッチンカーで使用する調理器具や関連設備をそろえるためには、総額で約80万円の費用がかかります。代表的な調理器具としては、「コンベクションオーブン」「ホイロ(発酵器)」「パンショーケース」「電子レンジ」などが挙げられます。一度に多くの量を調理することを考慮すると、いずれも業務用モデルを選ぶのがおすすめです。これらの器具を購入するための予算は、66万円を想定しています。

そのほか、燃料として使用する「LPガスボンベ(2万円)」や、キッチンスペースが限られるキッチンカーでは、調理・作業スペースと冷蔵庫機能を兼ね備えた「コールドテーブル(12万円)」も必要になります。これらの設備を含めると、初期費用の中でパンの調理器具一式を準備するために必要な予算は80万円です。

販促ツール一式(のぼり・看板など):10万円

パン

パンのキッチンカーを運営する際に必要となる、のぼりやメニュー表などの販促ツール一式の購入費用として、10万円の初期費用を準備しましょう。キッチンカーの出店場所では、通行人に対して「パンを販売していること」「商品の魅力」「おいしそうな見た目」を瞬時に伝えられる販促物を設置することが集客のポイントになります。そのため、「タペストリー」「のぼり」「メニュー看板」は少なくとも準備しておきたいアイテムです。

さらに、「チラシ」や「ショップカード」は必須ではないものの、活用方法によっては集客やリピート促進に役立つ可能性があります。こうした販促ツールを一通りそろえるための予算として、10万円を初期費用の一部として確保しておくとよいでしょう。

なお、販促ツールの詳細や購入時に確認したいポイントについては、下記の記事で詳しく紹介していますので、ぜひとも参考にしてください。

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2016.01.30

資格・営業所許可取得費用:4万円

パンのキッチンカーを開業するためには、「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の二つが必要となり、両方を取得するための費用の目安は4万円です。手続きは、まず「食品衛生責任者資格」を取得し、その後に営業地域を管轄する保健所で必要な検査を受けます。検査に合格できれば、「飲食店営業許可」を取得して営業を開始できます。

「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の取得に必要な費用は地域によって差がありますが、一般的には4万円前後を見込んでおくとよいでしょう。また、パンの販売に限らず、キッチンカー営業許可の取得手順や注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。キッチンカーの開業に少しでも興味がある人は、あわせてご確認ください。

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2021.01.26

その他(試作原料費・見学時の交通費など):10万円

パンのキッチンカー開業準備期間中には、雑費として10万円の予算を初期費用の一部として確保しておくと安心です。キッチンカー車両や調理設備などの購入費とは別に、パンの試作品づくりにかかる材料費や、他のキッチンカーを視察する際の交通費など、細かな出費が発生することが考えられます。こうした目的で使用する費用は「その他雑費(試作費用など)」としてまとめ、10万円程度を目安に初期費用に組み込んでおくとよいでしょう。

キッチンカー開業直後の運営費と生活費:282万円

紺色のキッチンボックス1000

パンのキッチンカー開業直後に使用する目的で、「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」として、合計282万円の「店舗運営費用」を初期費用の一部として準備しておきましょう。キッチンカー開業直後は、計画どおりの売り上げや利益を確保できない可能性が低くありません。

そのため、事業が軌道に乗るまでの運転資金を「店舗運営費用」として、初期費用の一部として準備しておくことをおすすめします。「店舗運営費用」には、「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」が含まれ、どちらも最低3カ月分を目安に確保しておくと安心です。

「キッチンカー運営費」には、パンの材料費をはじめ、出店手数料やアルバイトの人件費、各種雑費などが含まれます。年間売上金額:1,375万円を想定したシミュレーションでは、毎月の運営費は64万円となるため、3カ月分で192万円を準備しましょう。

日々のキッチンカーの利益から「オーナーの生活費」を捻出しますが、開業直後は思うように売り上げ・利益が確保できず、「オーナーの生活費」を確保できない可能性があります。このような事態に備えて、初期費用の一部として「オーナーの生活費」も確保しておきましょう。月30万円を想定した場合、3カ月分で90万円が必要になります。

「キッチンカー運営費:192万円」と「オーナーの生活費:90万円」を合わせると、開業直後に必要な「店舗運営費用」は282万円となります。経営状況が不安定なキッチンカー開業直後の運営に使用する十分な資金を確保しておくことで、売り上げが安定するまでの期間も余裕を持って経営を進められるでしょう。

まとめ

パンのキッチンカー営業が儲かるかをシミュレーションした結果、週5日営業でも年間売上金額:1,375万円、年間利益金額:611万円を目指せる可能性があることが確認できました。パンのキッチンカー開業にはキッチンカー車両や調理機材の購入費だけでなく、開業後の運営資金も必要となるため、初期費用として合計792万円を準備しておく必要があります。

パンのキッチンカーについては、儲かるかや開業資金に関する内容だけでなく、取り扱うメニューの特徴やメリット・デメリット、おすすめのキッチンカー車両、成功につながるポイントなどについて以下の記事で詳しく紹介しています。開業を検討している人は、ぜひあわせてご覧ください。

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2021.02.14

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よくあるご質問(Q&A)

Qパンのキッチンカーは儲かりますか?

A.週5日の営業で年間利益611万円(月収約50万円)が見込めます。年間売上は1,375万円と試算されており、パン専門のキッチンカーでも生計を支える収入源として成立する可能性があります。来客数・単価・原価率などの条件で変動しますが、週休2日を確保しつつ年収611万円程度を目指せる試算です。

Qパンのキッチンカーで年間売上はいくら期待できますか?

A.年間売上は約1,375万円が期待できます。土日90人・平日80人の来客を確保し、週5日(土日+平日3日)営業した場合の試算です。1日あたりの売上は、土日が約5万6,700円、平日が約5万400円となります。

Qパンのキッチンカーの開業にかかる初期費用はいくらですか?

A.初期費用は合計792万円が目安です。内訳は、キッチンカー車両や調理器具などの設備購入費が510万円、開業直後の運営費・生活費(3カ月分)が282万円です。1.0t普通車トラックサイズのキッチンカー「キッチンボックス1000」が406万円、パンの調理器具一式が80万円、販促ツール10万円、資格・許可4万円、その他雑費10万円が主な内訳になります。

Qパンのキッチンカーで儲けるには1日何人集客すればいいですか?

A.土日は90人、平日は80人の来客が目安です。この来客数を週5日(土日2日+平日3日)確保できれば、年間売上1,370万円超に到達します。パン1個の平均単価は300円で、1人あたり平均2個購入する想定です。ソフトドリンク(300円)やパン&ドリンクセット(800円)の購入比率も売上に影響します。

Qパンのキッチンカーの原価率や主な経費はどれくらいですか?

A.平均原価率は29.5%(平均単価630円・平均原価186円)です。年間の経費は、原価が約406万円、出店手数料(売上の10%)が約137万円、アルバイト人件費が約83万円、その他雑費(交通費・通信費など)が約137万円で、合計約764万円が目安です。売上1,375万円から差し引いて、年間利益は約611万円になります。

パンのキッチンカーは売り上げ1,375万円で儲かる!?開業の初期費用は792万円!

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  • 2026年7月16日(木)13時~15時30分@名古屋②(12席 残9席)
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