
「ベビーカステラを販売するキッチンカーって儲かるんだろうか?」
「どれくらいの人数を集客できれば、何万円の売り上げや利益になるんだろうか?」
「ベビーカステラのキッチンカー開業に必要な初期費用って何万円?」
こんな疑問を持っていませんか?
その気持ちはよく分かります。なぜなら、私がキッチンカーの事業計画を作成していたときにも、自分が販売予定のメニューは儲かるのか?開業には何万円が必要になるのか?など、何度もシミュレーションして、これらの疑問に対する答えを探した経験があるからです。
この記事では、
- ベビーカステラのキッチンカーは儲かるのかを徹底検証した結果
- どれくらいの集客数でどれくらいの売上金額や利益金額が得られるか?
- ベビーカステラのキッチンカー開業に必要な初期費用の内訳と金額
についてお伝えします。
この記事を最後まで読めば、ベビーカステラのキッチンカーはどれくらい儲かるのかを具体的な数字で理解できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。
キッチンカーメニューとしてのベビーカステラの特徴(メリット・デメリット)や成功するコツなどについて、以下の記事で詳細に解説しています。ぜひ、参考にしてください。
ベビーカステラのキッチンカー(移動販売車)は儲かるのかを、具体的な収支シミュレーションで徹底検証します。
週5日営業で年間売り上げ1,216万円、年間利益(=年収=収入)624万円、月収約52万円という試算や、初期費用661万円の内訳、平均原価率21.8%、土日90人・平日70人の集客目安まで解説。
読み終えると、ベビーカステラのキッチンカーがどのくらい儲かるのか、収益の目安が分かります。
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ベビーカステラのキッチンカーが儲かるかを試算

一定の条件を設定し、ベビーカステラのキッチンカーは儲かるのか?その収益性を試算した結果、年間売上金額は1,216万円、年間利益金額は624万円となることが分かりました。この結果から、ベビーカステラのキッチンカーは安定した収入を目指せるビジネスモデルであると考えられます。
今回のシミュレーションでは、売上単価・営業日数・1日あたりの来客数・原価率・メニュー構成といった条件を設定しました。そのうえで、1年間営業した場合の売上金額と、原材料費・出店手数料・人件費・交通費などの経費を算出し、最終的な利益(=年収=収入)を試算しています。
週5日の営業で売上金額は1,216万円

ベビーカステラのキッチンカーについて、あらかじめ設定した条件に基づいて儲かるかを試算したところ、年間売上金額は1,216万円を超える結果となりました。この年間売上金額を算出するために、メニューの構成や平均販売単価、購入割合、営業日数、来客数といった項目の条件を設定しています。シミュレーションに用いた具体的な数値は、以下のとおりです。
- メニューごとの平均単価:ベビーカステラ 600円・ソフトドリンク 300円
- 購入比率:来客者の90%がベビーカステラ、20%がソフトドリンクを購入する
- 営業日数:土日と平日のうち3日(合計で毎週5日間営業)
- 年間営業日数:土日 104日(52週×2日)、平日 156日(52週×3日)
- 来客数:土日 90人・平日 70人
今回のシミュレーションでは、ベビーカステラの販売単価を600円と設定しています。この金額は、プレーン味を始めとしてさまざまな種類(チョコ・カスタード・抹茶・チーズなど)のベビーカステラの販売価格を平均した数値です。
以上の条件に基づき、土日営業と平日営業それぞれの1日あたりの売上金額を計算した結果を以下にまとめました。
- 土日1日の売上金額:ベビーカステラ 600円×81人+ソフトドリンク 300円×18人=5万4千円
- 平日1日の売上金額:ベビーカステラ 600円×63人+ソフトドリンク 300円×14人=4万2千円
今回設定した条件をもとに計算すると、土日の営業日数は年間104日、平日の営業日数は年間156日となり、ベビーカステラのキッチンカーの年間売上金額は以下の結果となります。
- 年間売上金額=5万4千円×104日+4万2千円×156日=1,216万8千円
※平均単価:545円、平均原価:119円、平均原価率:21.8%
ベビーカステラのキッチンカーを実際に運営する場合、平均単価・購入比率・来客数は今回の設定条件とは異なることが考えられます。それでも、土日に90人、平日に70人の集客を実現できれば、年間売上1,200万円超を狙える可能性が十分にあることが今回の試算で明らかになりました。
週5日の営業で年収624万円(月収52万円)

年間売上金額1,216万円と、ベビーカステラのキッチンカー営業で発生する各種経費を反映して試算したところ、年間の利益金額(=年収=収入)は624万円、月収ベースでは52万円という結果になりました。今回のシミュレーションで用いた各経費の条件は、以下のとおりです。
- 原価:ベビーカステラ 132円(平均単価の22%)・ソフトドリンク 60円(平均単価の20%)
- 出店手数料:売上金額の10%
- バイト人件費:土日のみ1名を8千円/日で雇用
- その他雑費:売上金額の10%(車両交通費・通信費・消耗品費など)
上記の条件をもとにシミュレーションを行ったところ、ベビーカステラのキッチンカーを1年間運営した場合の経費総額・利益金額(=年収=収入)・月収は次の結果となりました。
- 原価:265万2千624円
- 出店手数料:121万6千800円
- バイト人件費:83万2千円
- その他雑費:121万6千800円
— - 利益(=年収=収入):624万9千776円(年間売上金額-原価-出店手数料-バイト人件費-その他雑費)
- 月収:52万815円
ベビーカステラのキッチンカーを実際に1年間営業した場合、原価・出店手数料・人件費といった費用は、今回の試算条件と異なる結果になることが考えられます。それでも、ベビーカステラに特化したキッチンカーでも、週休2日の営業スタイルで年間624万円以上の収入を得られる可能性があることが確認できました。
さらに、今回のシミュレーションよりも客単価や来客数、営業日数を増やして売上金額を高めつつ、原価や出店手数料、アルバイト人件費などの経費金額を抑えられれば、年間売上金額・年間利益金額ともにさらに伸ばせる可能性があります。
ベビーカステラに限らず、さまざまなキッチンカーメニューを販売した場合の年収・月収については、下記の記事で詳しく解説しています。他のメニューの収益性も気になる人は、ぜひご覧ください。
» キッチンカー事業者のリアルな年収・月収と売上・収入・利益率アップのコツ10選
ベビーカステラのキッチンカー開業時の初期費用は661万円

ベビーカステラのキッチンカー開業には、初期費用として661万円が必要です。内訳は、キッチンカー車両や調理器具などをそろえるための「設備購入費」と、開業後すぐの時期に使用する「店舗運営費用」の大きく2つに分けられます。
※費用は全て消費税・諸税込の金額を想定して表示しています。
キッチンカー・調理機器一式の購入費:421万円
ベビーカステラのキッチンカーを開業する際、初期費用の中でもキッチンカーや調理器具などの「設備購入費」として、合計421万円が必要となります。「設備購入費」には、「キッチンカー車両」「厨房・調理器具」「販促ツール」「資格・許可取得」「その他雑費(試作費用など)」の購入・取得に必要な費用が含まれます。
軽トラックサイズのキッチンカー:326万円
ベビーカステラのキッチンカーを開業するなら、軽トラックサイズのキッチンカーが適しています。おすすめモデル(キッチンボックス453)の価格は326万円です。必要な調理器具はガスコンロ・ベビーカステラ機・湯煎器などであり、大型設備は不要なため、軽トラックサイズでも十分にベビーカステラを調理できます。
軽トラックサイズキッチンカーのおすすめモデルは、株式会社フードトラックカンパニーが販売する「キッチンボックス453」です。軽トラックサイズながら車内で仕込み作業を行えるため、仕込み専用の場所を別途準備する必要がないので、開業時のコストを抑えられます。さらに、新車の軽トラックをベース車両に採用しているため、故障のリスクが最小限となり、維持管理にかかるコストを抑えられる点もメリットです。
また、「キッチンボックス453」には、営業許可取得に必要な保健所の検査合格に必要な「3槽シンク」「蛇口3個」「給排水用200Lタンク」「換気扇」「照明」「コンセント」「収納棚」などの設備が標準で備わっています。そのため、ベビーカステラの調理に必要な機材を追加するだけで、スムーズに営業を始められます。
ベビーカステラの調理器具一式:71万円
ベビーカステラのキッチンカーに設置する調理器具や設備一式を購入する場合、必要な費用の目安は71万円です。絶対に必要な調理器具には、「ガスコンロ」「ベビーカステラ機」「湯煎器」が挙げられます。来客に対して迅速にベビーカステラを提供できるように、調理器具は業務用モデルを選ぶのがよいでしょう。調理器具一式の購入費用は、おおよそ57万円を見込んでおく必要があります。
加えて、燃料として使用する「LPガスボンベ(2万円)」や、調理台と冷蔵庫機能を兼ね備えた「コールドテーブル(12万円)」も準備が必要です。これらの設備をすべて含めると、ベビーカステラの調理環境を整えるための予算は71万円となります。
販促ツール一式(のぼり・看板など):10万円

ベビーカステラのキッチンカー営業で使用するのぼりやメニュー表などの販促ツールをそろえるために必要な予算の目安は10万円です。出店時には、通行人に対して「ベビーカステラを販売していること」「ベビーカステラがおいしそう」であることを瞬時に伝えられる販促ツールを設置し、集客効果を高めることが欠かせません。まずは、「タペストリー」「のぼり」「メニュー看板」を準備しておくとよいでしょう。
さらに、「チラシ」や「ショップカード」は必須ではないものの、使い方次第で販促活動に役立ちます。これらを含めた販促ツールの購入費用として、10万円を初期費用の一部に見込んでおくのがおすすめです。
販促ツールの詳細や購入時に確認したいポイントについては、下記の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
» キッチンカーの「セールスツール」に関するワンポイントアドバイス!
資格・営業所許可取得費用:4万円
ベビーカステラのキッチンカーを営業するには、「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の取得が必要です。これらを取得するための費用は、4万円を見込んでおきましょう。手続きの流れとしては、先に「食品衛生責任者資格」を取得し、その後に営業地域を管轄する保健所でキッチンカー車体の検査を受ける形になります。保健所の検査に合格すると、「飲食店営業許可」を取得できます。
「食品衛生責任者資格」と「飲食店営業許可」の取得に必要な費用は都道府県ごとに異なるものの、一般的な費用の目安は4万円です。また、ベビーカステラ以外のメニューを扱う場合も含め、キッチンカーの営業許可取得の手順やポイントについては、以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
» 【2026年最新版】キッチンカーの営業許可証取得を申請から4ステップで徹底解説!
その他(試作原料費・見学時の交通費など):10万円
ベビーカステラのキッチンカー開業の初期費用の中には、その他の雑費として10万円の予算確保も欠かせません。設備購入費などのまとまった支出以外にも、試作品を作るための材料費や、キッチンカーの見学・情報収集にかかる交通費など、細かな費用が発生することが考えられます。こうした出費に対応できるよう、「その他雑費(試作費用など)」として10万円程度の予算を準備しておきましょう。
キッチンカー開業直後の運営費と生活費:240万円

ベビーカステラのキッチンカーを開業する場合、開業後の運営に使う予算として「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」を合わせた240万円を初期費用として用意しておくことが大切です。開業当初は、計画どおりの売り上げや利益が得られないケースも少なくありません。
そのため、経営が安定するまでの期間を支える「店舗運営費用」をあらかじめ準備しておくと安心です。「店舗運営費用」は、「キッチンカー運営費」と「オーナーの生活費」の2つに分けられ、どちらも最低3カ月分を目安に確保しておきましょう。
「キッチンカー運営費」には、原材料費・出店手数料・アルバイトスタッフの人件費・その他雑費などが含まれます。年間売上1,216万円のシミュレーションでは、月間運営費を50万円と想定しているため、3カ月分の150万円を準備します。
本来、「オーナーの生活費」は、ベビーカステラのキッチンカー運営で得られた利益から賄われるべきです。しかし、キッチンカー開業直後は思うように売り上げ・利益が上がらない可能性が高いので、この期間の「オーナーの生活費」を初期費用の一部として準備することをおすすめします。月30万円の生活費を想定すると、3カ月分で90万円が必要になります。
このように、「キッチンカー運営費:150万円」と「オーナーの生活費:90万円」を合わせた240万円を「店舗運営費用」として、初期費用の一部として確保しましょう。この資金があれば、ベビーカステラのキッチンカー開業後の想定外の出来事にも対応しやすくなり、1日でも早い経営の安定化につながることが期待できます。
まとめ
今回のシミュレーションから、ベビーカステラのキッチンカーは週5日営業でも年間1,216万円の売り上げと、624万円の年間利益(=年収=収入)を得られる可能性があることが確認できました。開業にはキッチンカー本体や調理設備の購入費に加え、開業後の運営資金も必要となるため、初期費用として合計661万円を準備しておく必要があります。
キッチンカーでベビーカステラを販売するメリット・デメリットや、おすすめの車両、営業を成功させるためのコツなどについては、以下の記事で詳しく紹介しています。これからベビーカステラのキッチンカー開業を検討している人は、ぜひチェックしてみてください。
» ベビーカステラのキッチンカー開業を徹底解説!メニューの特徴や儲かるコツ5選も紹介!
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よくあるご質問(Q&A)
Qベビーカステラのキッチンカーは儲かりますか?
A.週5日の営業で年間利益624万円(月収約52万円)が見込めます。年間売上は1,216万円と試算されており、ベビーカステラ専門のキッチンカーでも生計を支える収入源として成立する可能性があります。来客数・単価・原価率などの条件で変動しますが、週休2日を確保しつつ年収624万円程度を目指せる試算です。
Qベビーカステラのキッチンカーで年間売上はいくら期待できますか?
A.年間売上は約1,216万円が期待できます。土日90人・平日70人の来客を確保し、週5日(土日+平日3日)営業した場合の試算です。1日あたりの売上は、土日が約5万4,000円、平日が約4万2,000円となります。
Qベビーカステラのキッチンカーの開業にかかる初期費用はいくらですか?
A.初期費用は合計661万円が目安です。内訳は、キッチンカー車両や調理器具などの設備購入費が421万円、開業直後の運営費・生活費(3カ月分)が240万円です。軽トラックサイズのキッチンカー「キッチンボックス453」が326万円、ベビーカステラの調理器具一式(ガスコンロ・ベビーカステラ機・湯煎器・LPガス・コールドテーブル含む)が71万円、販促ツール10万円、資格・許可4万円、その他雑費10万円が主な内訳になります。
Qベビーカステラのキッチンカーで儲けるには1日何人集客すればいいですか?
A.土日は90人、平日は70人の来客が目安です。この来客数を週5日(土日2日+平日3日)確保できれば、年間売上1,200万円超に到達します。平均単価は545円で、ベビーカステラ(600円)・ソフトドリンク(300円)の購入比率も売上に影響します。
Qベビーカステラのキッチンカーの原価率や主な経費はどれくらいですか?
A.平均原価率は21.8%(平均単価545円・平均原価119円)です。年間の経費は、原価が約265万円、出店手数料(売上の10%)が約122万円、アルバイト人件費が約83万円、その他雑費(交通費・通信費など)が約122万円で、合計約592万円が目安です。売上1,216万円から差し引いて、年間利益は約624万円になります。












































